ザ・グレート・展開予測ショー

あの日の君に…(2)  →横島×美神派の方に捧げます


投稿者名:ニコのり。
投稿日時:(01/12/19)

***あの日の君に…(2)***
 時、すでに19時20分。
「ごめんッッ」
 待ち合わせ場所の前で一人で待っていた令子に手を合わせて謝る忠夫。
「遅いッッッ夜こんなに美女を一人で待たせるなんてッッッ」
 そう怒鳴ると、とっとと一人で店に入っていってしまった。
 その後ろ姿を見て、令子がおしゃれをしているという事に気がつく忠夫。
 何万円するかわからないが、はじめて見る真っ白なワンピース。
 手触りがよさそうだ。
胸元も大きく開いていて、しかもミニスカート。
あの容姿にあのスタイル。
いくら三十路を迎えたとはいえ、令子に振り向かない男はいないだろう。
「…令子ぉぉぉぉぉぉ!!」
 自分のためにめかし込んでくれていると思うと、嬉しくて本能のままに令子に飛び掛る忠夫。
 それをいつものように叩きのめす令子。
 せっかくの高級レストランも、この二人にかかればムードもなにもない。

「…ったく。恥ずかしいったらありゃしない」
「…スンマセン」
 食事を終え、二人は行き先もなく歩いていた。
忠夫は令子の一歩後ろをしょげながら歩く。
しょげながらも目線は令子のミニスカートのあたりにあった。
「…どうする?帰る?」
 振り向いた令子に忠夫は一言。
「…ホテルぅ(自粛)」
 これもまた本能のままであった。
「は?」
 令子の顔がひきつる。
 しかしそのときの忠夫の顔はいつもと違っていやらしい顔ではなかった。
「たまにはさー…家事とか全部忘れて二人っきりでいちゃいちゃしたいなーとか思って…」
 その言葉に令子の顔は真っ赤になった。
『いちゃいちゃ』という言葉に反応したらしい。
 令子は無言で入り用の時によく利用するグランドホテルへと歩き出した。
 徒歩でもここからなら4、5分。
 それに無言でついていく忠夫。
 照れているせいか速足の令子の後ろ姿が、かわいいなと思いつつ。

 ホテルにつくと、令子はフロントに部屋を頼みに行った。
 近くのソファーに腰をかけ、あたりを見回す忠夫。
 すると、さっき見た顔が入り口に立っていた。
「…蛍」
 忠夫は思わずつぶやいた。
 ルシオラ瓜二つの少女、蛍。
 その横には、街でひっかけたのか、スーツ姿のサラリーマンだと思われる男が立っていた。
「蛍!!」
 咄嗟に忠夫は飛び出して、蛍にかけよる。
「オジサン!?こんなとこでなにしてんの?」
 驚く蛍。
「俺は…」
 照れながら後ろ指でフロントにいる令子を指差す。
「…なるほどね。今からラブするわけね」
 あきれたようにいう蛍の腕をつかみ、少し離れたところに連れて行った。
「お前、まさかホントに体売るつもりなのか??」
「だってお金必要なんだもん」
「金が必要だからって……」
 ルシオラ似のこの少女を、忠夫はなんとなくほっておけなかった。
「じゃあオジサンくれるの?お金」
 蛍の目は真剣だった。
 あ、いや…と困った忠夫は背後に殺気を感じた。
「アンタ!!今度は何!?こんなとこに妻を連れ込んでおきながらロリコン!??」
「あ、あなたが美神令子さんね」
「え、え……?あなた……」
 さすがの令子もこの少女の顔に驚きを隠せなかった。
 とりあえず少女についてきた男をなんとか追い返し(どうやったかは、ご想像で…)、 50階建ての最上階にある最高級のスイートルームで話し合うことになった。

******つづく******
一話目の設定はお酒を飲みに行く、なのにいきなり食事になってます(スイマセン)。
しかもこの後の展開がなんにも決まってないのですー!

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