ザ・グレート・展開予測ショー

ちょこれーと。


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/12/17)

これは誤解と繋がってます。


二月十四日バレンタイン当日朝。
SAIDあげるひと。
意中の相手に甘いチョコレートと共にその思いを伝える日。
女性が堂々と告白できる日である。
そして、まあなんとか恋人同士(?)というものをもつ美神は、チョコレート専門店で大量の女性にまぎれチョコレートを選んでいた。
次々にチョコレートを手にとる。
(ああこれは―うーんあの馬鹿には味もわからなでしょ…かと言ってこんな安物渡すのも
…でも、……うーんってなに?)
はたと
そうして自分が真剣に悩んでいることに気付いてぶんぶんっと首を左右に振る。
(別に、チョコレートを私が買いたいって思ってるわけじゃなくて、あの馬鹿が…欲しいっていうからでっ!!!!!!)
自分にいいきかせるかのように美神。
相手に言われて仕方なく買うのならば適当に買って渡せばいいのだろう。
だが、美神はうんうんと悩みつつだが、楽しそうにチョコレートを選んでいた。


SAIDもらうひと
「ああっいきてるって素晴らしいっ!!!なんて爽やかな空なんだっ!」
と叫び空を仰ぎながら両手を空に広げている馬鹿がいた。
今日は曇り空でここは街中である。
ちなみにその馬鹿はバンダナをまきジーンズにジーパンといういでたち
そう横島であった。
昨日はどさくさまぎれにちゅーまでできてソノ上今日は、チョコレートまでもらえるのだ
嬉しくないわけが無い。
もう今日は朝から顔中の筋肉ゆるみっぱなしである。
(しかもしかもっ)
夕食までいっしょにできる
しかも二人っきりで(ここが重要らしい)!!
「…俺みたいにつつましやかに、人生真面目にいきてればいい事もあるんだなああ…」
と本当に真面目に生きている人から飛びげりをくらいそうなことを考えつつ横島は、歩いていた。
もちろん、事務所に向かってである。

SAIDどっちも。
「これ」
ぶっきらぼうな口調とは裏腹に頬を桜色にそめ美神。
手には綺麗にラッピングされた箱がある。
「ありがとーございます」
もう解けるんじゃなかろうかと思えるほど顔の筋肉を緩め横島。
美神が渡した箱を両手で大事にそうに受け取り
「開けていいですか?」
と聞く。
ソノ顔はほしかったおもちゃを待ちわびる子供のようだ。
そんな横島の表情をみて
「いいわよ」
という。
実の所自分が送ったチョコレートを横島が気に入るのかどうか心配だったりもするのだ。
がさがさがさ
と包み紙を開く音。
そしてだされたチョコレートはっ
「…あれ?」
気が抜けたような横島の声である。
「なによ」
ぴくりとソノ声に美神が反応する。
包装紙や箱の見事さにくらべいびつでお世辞にも美味しそうとはいえないショコラがごろごろと並んであったのだ。
「…いやこれずいぶん不恰好ですね…って味もちょっと…て、もしかしたら」
と、口を開いた瞬間アル仮定に頭がいきつきがばっとチョコレートから美神へと顔をあげる
すると視線の先には―
顔中まっかになった美神がいた。

「仕方ないでしょ?気に入ったチョコレートなかったんだから」
あんたにつくってあげたいわけじゃないのよ

おわり

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