世界樹の暇つぶし!!(その9)
投稿者名:S・R
投稿日時:(01/12/17)
いやあ、辞書機能って便利ですね。今まで「せかいじゅ」で「世界中」って出てくるんですもん。PCにドラクエやらしたくなりましたよ。
これからはちゃっちゃと進めますよー。戦闘だけですけどね。 進めたいですよー……
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「がああああああぁぁぁぁっぁぁ!!」
横島がビームサーベルを力に任せて、めちゃくちゃに振り回す。刃の部分に重みが
ないため、まあ造作もないことであった。
『無駄ァ!!』
対するカイエンは、それらをすべてビームシールドで防ぐ。特に考えもなしに振り
回される凶器をさばき切るには十分な大きさと強度を備えていた。
「ぐ、ぬ、ぬ……」
攻撃をすべて防がれ、早くも横島の表情には焦りが見える。その焦り故か、大上段
に構え、一撃必殺に転じた。
『フン』
その隙を見逃すほど相手も甘くはない。ジャベリンで心臓あたりを貫き、そのまま振り上げた。
「ッ!!」
横島がくず折れる……外傷はないのだが、痛覚だけは残っているようだ。カイエン
は追撃するでもなく、唇の端をゆがめて笑っている。
(の野郎……)
無理やり体を起こし、叫ぶように相手に向けて口をあける。そして、
閃光。 爆音。
……相手に声はなかった。しかし、確かな手ごたえを感じる。早速痛みが引いてきた
──痛覚が完全に麻痺したのかもしれない──体を起こし、反撃に控え、今度は2,
30メートルほどジャンプして距離をとる。
「へっ……どこぞの漫画に『ナッ波』なんて技があったっけな。」
かっ! ぼんっ!
……相手に声はなかった。当然だ。光線を放ったのだから、相手には光速で届く。
『こんな技だったかな?』
粉塵の中、カイエンが笑っていた。横島は、倒れない。
「……上等!!」
今度は上空に舞い上がり、ナパーム弾とデイジーカッターとギャリック砲とV.S.B.Rとトマホークとアトミックアローと……
とにかく全力で攻撃した。相手はこっちに突っ込んでくることでそれをかわす。
あっという間に間合いを詰められた。ビームライフルで狙撃する。カイエンは重力
を無視するような急な方向転換でかわし、同じ武器でこちらを狙う。ひねってかわし、狙いを定める。かわされるのを覚悟で三連発。さっきのようにかわしながら突っ
込んでくる。
(しめた!!刺せる!!)
実はまだビームサーベルを持っていたのだ。相手のほうに向け、最大まで伸ばす。
さすがにこれはかわせまい。
『ぐっ!』
手応えを感じ、振りぬこうとした瞬間。何か飛んでくる球のようなものが見え、視
界が白に染まった。
……そこからの戦闘は、熾烈なものだった。いや、不毛、のほうが近いかもしれない。
ギャラクティカなパンチが。
スタンド能力が。
惑星をも両断する剣が。
目から、手から、口から出る怪光線が。
北斗や南斗の暗殺拳が。
ゼロシステムが。
キン肉バスターが。
相手の体力を削ったり削らなかったりした。
不毛なのは、各能力がことごとく矛盾しているためだ。
一撃で死ぬ攻撃。まったく傷を負わない防御。絶対に当てる能力。絶対にかわす能力。
その他もろもろのこう言った能力が、勝負に決定打をなくしていた。
しかし。
何でも使えるということは、これとまったく逆の状況も作り出す。
横島の頭の中には、起死回生となるかもしれない一手があった。それは……
依然として終わりが見えない戦いで、平坦であったそこはとても起伏に富んでいた。
横島はあるクレーターの淵に立ち、──まだ煙が立ち込めていて見えない──相手に向かって、こう言った。
「やっぱ、持つべきものは友だよな?」
カイエンは出てこない。様子見か。横島は口に入った土煙とともにつばを吐きながら、一人ごちた。
「お前にゃ分からんかも知れんが、俺はこう見えてもダチ……この場合は戦える奴だけだけど、が、結構居てな。そいつらと戦うと、何故だか勝負がひっくり返せちまうんだ。」
たった今出現させた巨大な装置──きのこのような、高さ数十メートルはあろうか
というものだ──の、根元にある鍵盤に手をかけた。叫ぶ。
「『俺の味方』を新規出力!!」
途端、塵煙から光弾が幾つも飛んでくる。予想通りだ。それらは、ここに届く前に
すべて掻き消えた。……経験則から言って、「絶対防御」は「絶対攻撃」に勝る。
(まあいつまで持つか分かったもんじゃねえけどな。しかし、そうこうしてる間に……)
「ん?あたしなんでこんなとこに……」
「え?ここどこ!?横島さん!?」
「…………」
「あれ?先生?」
「「ん〜……」」
「ぼ……僕は一体……」
『ポチ!久しぶりでちゅ!』
『ヨコ……シマ?』
『俺の味方』が沸いて出た。
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あ、出てきたのは同じようで違う世界の人たちです。念のため。
今までの
コメント:
- この二人って……只のマンガヲタク?(苦笑)
或る意味文珠以上にアレなこの戦闘スィステムの最終手段とも云えるこの戦術。対するカイエンの出方は……ひょっとして(謎)。 (Iholi)
- >この二人って……只のマンガヲタク?(苦笑)
ぬはは。だって・・・「暇つぶし」ですもの!!(きわめて力強く)
そんなシリアスに戦闘してもねえ。しかもHP制。普通にやったら一体何度死ぬことか。
あ、それと横島君には「ミニ四駆にはまった後ちょっとガンプラにも惹かれた」と言う設定になってもらいました。
いいの。それでいいの。横島だもの(意味不明)。 (S・R)
- あ、「ジャンプ」はもう・・・デフォルトってことで(コラ)。 (S・R)
- ↑↑「重力に魂を惹かれた」とも謂いますな(笑)。 (Iholi)
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