ザ・グレート・展開予測ショー

石川五右衛門推参!!(3)


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(01/12/16)

翌日
「本当に石川五右衛門が現れるんだろうな。署内の人間をほとんど集めて配備させといていたずらだったじゃ済まないからな!!」
「あら、それは困りましたね〜。」
「な・・・何!!」
「だ・・・大丈夫です署長!絶対現れます!!]
「本当だろうな・・・困りましたねとか言ってるぞ!」
「五右衛門対策課に送られた予告状と同じ物が稲葉さんの所にも送られてきました。なぜ五右衛門対策課に送られたかはわかりませんが、予告状が二つ存在するいじょういたずらの可能性は少ないと思います。」
「しかし、手の込んだいたずらをしているとしたらどうだ?」
「署長は稲葉さんの噂を知ってますか?」
「噂?」
「私が聞いた話だと、稲葉さんは竜の掛け軸を無理矢理騙し取ったそうなんです。」
「何ー!!」
「稲葉さんは否定してますが本当のところどうだかわかりません。」
「ちょっと待て、それでなぜ石川五右衛門が来ると・・・」
「前回の五右衛門が行った一件と似ている点があるんです。」
「似ている点?」
「盗んだ物を別の人から無理矢理取ったという点です。前回の一件も以前からそういった噂がありました。だから五右衛門はそういった所で盗みを行うのではないかという推測ができます。」
「まあ、そろそろ子の刻だし油断はしないよう気を付けよう。」
警備に手を緩めていないのは本当である。稲葉家周辺には多くの奉行所の人間が警備をしている。そして当然、竜の掛け軸の見張りも多く存在していた。志乃や霞、署長、その他がすいったことをしている。
子の刻・稲葉家の外
「子の刻だ・・・」
「やっぱり現れないか。」
すると大きな音がした。」
「な・・・なんだ?今の音は?」
「花火のようです。」
「花火?」
大きな音の正体は花火であった。そしてさらに・・・
「!?花びら?」
花火の後空から花びらが降ってきた。
「夢の中より現れて幻の如く闇に去る。呼ぶは幾千浮き世の嘆き石川五右衛門推参!!」
「き・・・来たー!!」
「取り囲めー!!」
さて、五右衛門の潜入の仕方を説明しよう。まず、五右衛門は花火で周囲の警備の人間の視線を上空に向けさせた。そして、稲葉家の手前の家の屋根から稲葉家の堀に飛び移る。
次に、五右衛門は花びらを風にのせて警備の人間の視界を封じる。そのすきに五右衛門は稲葉家の庭に移った。これが彼の潜入方法である。
五右衛門が現在立っている位置は自分の背中に壁がくる位置である。
ちょうどその壁の中はというと・・・
壁の中
「まさか・・・外から壁ごと外に・・・!?」
「何ーっ!?」
五右衛門が立っている壁の裏にはちょうど竜の掛け軸が飾ってあった。
そこの壁を五右衛門は刀で斬る。すると壁ごと竜の掛け軸は五右衛門の正面に現れた。
五右衛門の足元からカチッという音がした。すると今度は竜巻のような風が吹いた。そのため先程、参上するのに使った花びらが人々の視界を封じる。その間五右衛門は手前の屋根に移る。その瞬間を志乃だけが見ていた。
「逃がさないわよ五右衛門!」
志乃は稲葉家を出て五右衛門を追いかけた。








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