ザ・グレート・展開予測ショー

犯罪組織「シロバニア」


投稿者名:NGK
投稿日時:(01/12/15)

第八話:終演

シロバニアアジト跡
エネルギーを必要以上に使い果たしてしまい、眠り(?)についたマリア。
そして、そのマリアを調べている美神令子。
「マリアが洗脳された原因がわかったっすか。」
横島が必死になって、マリアを調べている妻に向かってそう聞いた。
「・・・うーん、あれがこうなって、
これがああなっているから・・・¥¥¥わかったわ!」
美神は仲間を呼び寄せた。
「つまり、このチップよ。」
美神はマリアの頭脳回路の一部分を指している。
「このチップがカオスに忠誠を誓っている部分ね。」
「へー」
「で、これは今、他の部分には繋がっていないでしょ。
だから、カオスうんぬんの記憶はないわけ。」
「ふーん」
「たぶん、以前ヌルが操っていたときもこの部分をはずしたと思う。
それなら、マリア姫のどつき一発で回路が繋がったと考えられるからね。」
「すごいですねぇ美神さん。」
「だから、この回路を外しておけば操ることが出来るけど元に戻る危険性もあるわけ。」
「ほうほう。」
「だから・・・」
と言うと、美神は回路からチップを取り出した。
そして・・・投げ捨てた。
「な、なんて事をするんですか!」
「なにって、マリアを自分のものにするためじゃない。」
・・・・・・
「そして、新たに、自分に忠誠を誓うチップを入れ込めば・・・完璧!!」
「美神さんって・・・」
「何も言うなおキヌちゃん。俺達はあの人に逆らえない・・・」
こうして、マリアは美神令子が亡くなるまで美神除霊事務所にいることになる。

「ふっ!手も足も出ないようだな。」
バビッチが ぴょんぴょん 跳ねながら言った。
確かに炎を撃ちだしてもあっさりとかわされ、強烈なキックを喰らってしまう。
しかし・・・
それよりもきついのはバビッチの姿がどんどん愛らしい格好になっていくことであった。
「(うぅ・・・可愛いウサギちゃん・・・だめよ、ひのめ。
あれは、敵・・・敵なのよ・・・)」

バビッチはひのめと戦いながら、
「(人の時より運動力が全然違う。これなら、実用化できるな・・・)」
と考えていた。

美神除霊事務所
「おそいわよ!」
日須持桐子はさえない男に向かって怒鳴り散らした。
男は動転しているようだが我に返ったようである。
「なんですか、その、裸の男達は・・・?」
日須持の周りには確かに裸の男達の姿がある。
「ん?これ?」
言い終わらない内に男達は動物に姿を変えた。
「ふふふ・・・すごいでしょ。これは動物を人に変える新薬。
その名も”かわーる”よ。」
「そのままじゃないですか・・・でも、動物に姿が変えられるのは便利ですよね。
鳥とかに、姿を変えたら空を飛べますし。」
ちっちっち
日須持は指を左右に振りながら、
「これは、あくまでも動物用。
それに、その動物それぞれに合わせて作っているから
どんな副作用があるか分からないわよ・・・」
薬を飲もうとした男はそれを聞いて、あわてて日須持に返した。
「そ、そうですか・・・(汗)」
「さ、ここから、出るわよ。この薬で復帰できると思うし。」
それはどうだろうと、思いながら男は黙っていた。

「な、なんだ!?」
バビッチは驚愕した。
すでに体はウサギそのものとなってしまっている。
元に戻れ・・・
そう念じても戻らない。
「・・・ふーん。ずっとそのままなんだー」
ひのめの残酷な一言がバビッチの心を傷つける。
逃げるしかない。
一旦逃げて、日須持に解毒剤を作ってもらう。
全てはそれからだ。
だが・・・
「私をあんまりなめない方がいいわよ!」
ウサギの身ではあっさりと追いつかれてしまう。
「はなせー」
声帯も変わってしまったのか声も違う。
「可愛い声ね・・・うちの学校で飼おっか。」
一条理絵はいつの間に復活したのかそう、ひのめに提案した。
「そうね!愛子先生も喜ぶわ!!」
学校で飼っていたウサギが一匹死んでしまい、新しいのを飼おうとしていたのだ。
こうして、バビッチの野望は潰えたのであった・・・

「・・・で、それが、バビッチ佐野と言う訳か・・・」
十字警部とピートはある学校へと来ていた。
そこには、ひのめの姿がある。
「奴を逮捕したかったんだがこれではな・・・」
「結局、シロバニアの主要メンバーは全て、逮捕できずか・・・」
カオス、日須持は、姿を消し、首領であるバビッチは、ウサギになった。
その上には謎の少女がいたらしいが謎と言うだけあって
下っ端にはその名前はおろか顔も見たものはない。
「おい、バビッチ。何か知ってるか。」
十字や、ピートが呼びかけてもバビッチは答えない。答えられないのだ。
人の言葉はすでに発することができない。
「じゃあ、ひのめちゃん。これで行くよ。来週のGS試験がんばって。」
ひのめには才能があるはずだ。
あの変な癖さえなければ勝ち進める・・・と思う。
「(がんばれ。ひのめちゃん。)」

学校の屋上
「ふふふこれで終わったと思うなよ・・・いずれ、第二・第三のシロバニアが・・・」
少女は風に吹かれながら帰りゆくGメンと学校に入っていくひのめを見つめながら
誰に言うでもなく・・・呟いた。
資金は全て失ったがこの熱意と信念だけは失われていない。
とりあえず・・・
「ひのめの奴に仕返しをしなきゃね。」
ウサギの世話役は自分になってしまった。
借りを返したと言えば返したが気が収まらない。
「小笠原エミ・・・か。」
”呪い何でも受け付けます”と書かれたチラシを手に少女は携帯電話を手に取った。

犯罪組織「シロバニア」 完

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