ザ・グレート・展開予測ショー

大々々々銀河宝樹


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/12/ 7)

どぐおおおん!
地球防衛軍は、『ウッチンダー∞【インフィニット】』に乗り込んで「奴」へ向けて
『スーパーハイパーミラクルマグナムスクロールアルファーバキバキミサイル』
という長ったらしい名前のミサイルを打ち込んで爆発させている。
今までに受けたことのない物理攻撃だけに、「奴」はうろたえている。

そう、奴は小竜姫を倒したあと、妙神山から人間界へと再び次元を突き破って戻って行き、
人間を襲い始めた。
しかし、「奴」は地球防衛軍のようなタイプの敵が存在しようなどと考えてはいなく、以外に苦戦していた。

「よおーし、次は『バキュームレーザー』をお見舞いだー!」

地球防衛軍隊長は、コックピットの中でレバーを引く。
同時、レーザーがれざざざざ・・・と「奴」に命中していくが効果はない・・・
というか、気乱技であることに察して触手がレーザーの威力を喰らいつくのだ。

「なにぃ!?」

    ☆            ☆             ☆

場面は変わって、天界の会議室。
激しい展開だけに、冒頭からのウッチンダー∞との戦いを異界チャンネルのモニターに移すヒャクメの姿がある。
その周りには、ジークフリートとワルキューレ、キーやんなどの残された天竜界面子が集合して弱点を探っている
最中だったのだ。

「この光景を見る限りでは、今のところ何も発見できません。」
と、ヒャクメ。こんな敵は今までに見たことないと、魔と神の両最高権力者は首を横に振る。
はっきり言って、到底これだけでは「奴」を葬る手段など見つからない。
重苦しい緊迫感が漂うなかで、誰もが考え込んでいる。

「少なくとも今分かっているのは、闇雲に飛び込めば小竜姫のように全生気を吸われて二の舞になるだけじゃな。」
そこまで言い切るハヌマンは、その事実を確認するや、ひとつ提案を促す。
「奴」から今までの生気を吸われた部分だけの記憶を抜き出して再生することは出来るかどうかである。
ヒャクメは危険な行動だと察知している行為だけに好意は抱けなかったが、やるしかない。
新たなる突破口が見えるかもしれない、というわずかな可能性を見出す以外にない。

・・・このままでは、世界殲滅・・・・。
例え我々上層部たちが居なくなったとしても、その任務を続けて遂行できる人物がいればそのものたちに引き継がせる。

そう踏まえ、「奴」に焦点を合わせつつ、すべての記憶を異界モニターのディスプレイへ
映し出して行く。
まず一人目は・・・魔性宝樹である。
0.0000000000000000000000001秒の僅かで、宝樹が絡みついた瞬間には全てを吸い尽くす。
その一瞬に、触手が膨らんだかと思うと、付け根へ向かってふくらみと同時に気が流れて行く。
これが「奴」の吸い込むという行為である。
続いて、空海に取り付くや同様に触手に膨らみが生じ、付け根へ向かって喉を鳴らすかのように吸い込んだ音がする。
記録されている時間年代は、615年と出ている。

ヒャクメはさらにキーボードを叩いて、次の被害者へとディスプレイに転送させる。
キヌと横島だ。
キヌのもだえる顔と、その横で触手を離そうとする横島の姿が映る。
しかし、この場面についてふと気づき、ハヌマンが一時停止しろと指示する。
その通りに、画面だけをストップさせると、二人の移っている姿が二重、三重・・・いや、五重に重なる。
画面がぶれている訳でもないのに、その映り方は、左横斜めに体が浮き出ているかのように見える。

「まさか!?」

ワルキューレは、このブラウン管・・・いや、異界モニターのディスプレイを通し見て立ち上がる。
・・・・・七次元生物。
通常、人間界は幅、高さ、奥行きの三次元で構成され、それを一次元だけ超えたものを異界と呼ぶ。
その異界とは、魔界、天界、地獄・・・それらの空間のことだが、それを倍の三次元分も超えている。

「何故、人間界にこのようなインターフェイスが!?」

ジークフリートは思わず叫びをあげる・・・が、5分たったので、自動的に再生状態に戻される。
ジークフリートは勿論、ハヌマンも思わず
「シビビーン、シビビン、シビビン、シビビンビィ〜〜ン!」
ズッコケのジルバを踊り尽くす。ビデオかいこれは!?
さらに、その今映っているシーンはそのまま通常にされる。
ヒャクメは不思議に思っていたが、とうとうヒャクメまでそのズッコケのジルバを踊ったのだ!
何故なら・・・・

ディスプレイの中で進行する物語は、佳境に入る。
美神がついにディスプレイの中の更なるブラウン管から突如と出てきた触手につかまれ身動きできない。
辛うじて横島が、美神からコードレスホンの子機を受け取ることに成功して、思わず浮かんだ番号をかける。
その番号は、ヒャクメには隣のICPOだと分かったのだが、そのICPOが出ない。
受付嬢もたまたま席を離れていたらしく、呼び出し音が5回6回7回・・・となり、ついに9回目が
なり終え掛けたとき、何かが出た。
その何かとは、あまりに信じられないものだった。
普通なら、「こちらICPOです・・・・」云々が受話口に聞こえるはずだったのに、
「留守番電話サービスに接続します」
と「奴」がジャミングしたかのように真似つつ触手を伸ばしてきていたのだ!
これには、ヒャクメもズッコケのジルバを踊るしかなかったのだ。

しかし、その場にいる一同はこのディスプレイを通し、何かを発見した。
・・・・はずだったのに・・・・・・

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


!!!!!!!!!

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0.000000000000000000000000000089542136637787995127秒もの瞬間にディスプレイから「奴」の触手が伸びだして
ワルキューレ、ジークフリート、ハヌマン、魔・神の両最高権力者をがっしりと捕らえる。
あまりの唐突な天界に、避け切れるなど不可能であった。
せっかく、事実をつかみかけたところを、「奴」がディスプレイを通して察知するなど誰が想像し得ただろうか。
私、ナレーター 兼 創作者にも到底理解できなかった。

    ☆            ☆             ☆

この「奴」を無から作りあげた奴がいる。
タイミングが良すぎる。
それも、この「一つの宇宙の卵」という世界の外に、操るものが存在する・・・・。

    ☆            ☆             ☆

『ふふふふふふ・・・・・・』
??????????の不気味な光景が、ディスプレイの中から天界の会議室へとインターフェイスを超えて、
なお暴れる「奴」のバックに見え隠れする。
その光景を前に、ジークフリートは、ギリギリと歯軋りを立てながら苦し紛れに叫びをあげる。
??????????とは何か?
その真実を知った瞬間に触手に締められ気を吸われていくということは、恐らく・・・・・!
カオス(混沌)は近づく。

そういや、あのGSメンバーにドクターカオスの姿はなかった。
ドクターカオスはどこにいるのか?
そしてこの世界の行く末は?
半分近くの生気を吸われて振りほどく力すらも失う両軍最高権力者に、ヒャクメに・・・・・。
ワルキューレたちすらも、全生気を吸われて干からびていくしかないのか?
次回、驚愕の展開が待ち受ける!

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