ザ・グレート・展開予測ショー

A REBELLION AGAINST HEAVEN(17)


投稿者名:ラクン
投稿日時:(01/12/ 2)

――二日後 妙神山

アシュタロスの騒動の時とほとんど変わらない顔ぶれが各々のレベルアップのためここに集結していた。
いないのはカオス、マリアの二人。
この二人は修行してどうにかなると言うものではないので妙神山にはいない。

修行場の空には霊波の青い光がまるでネオンのように点滅を繰り返していた。

「くっ・・・!」
横島が眼前の男から飛び退いて文殊を作り出す。
しかし―

ガッ!!

「ぐあぁっ!?」
男は一瞬で横島との距離を縮め、手首をつかんだ。
激痛によって横島の手の平が開かれ、文殊が滑り落ちる。
男の手を振り解いて文殊を引き寄せようとするが、男の足が文殊を踏み潰した。
「文殊に頼り過ぎだ、お前さんは」
男が落ち着いた口調で語る。
「くそっ!!」
追い詰められた横島が霊波刀で突きを繰り出す。
だが男は軽く左腕を上げただけで突きをさばいた。
「!あっ・・・」
自分の胴ががら空きになっていると気づいたときにはすでに男の掌底が鳩尾に打ちこまれていた。
鈍い衝撃音と共に横島の体が中に浮く。

「ぐう・・・っ」
腹の底から来る例えの様のない痛みに横島がうずくまる。
その時小竜姫が差し入れのスイカを持って修行場に入ってきた。
スイカは夏が旬のはずなのだがどうやらここは一年中スイカを出すようだ。
「そろそろ休憩にしましょう・・・って横島さん、大丈夫ですか?」
「あまり大丈夫ではないようだ」
男が地面でビクビクと小刻みに痙攣している横島を見て、本人の代わりに答える。

――休憩所

5、6分経ってやっと胃が食べ物を受け付けるようになったので、スイカに手をつけ始めた横島は改めて自分の横で黙々とスイカを食べている男に目をやった。
男の名はジェイニアス。ワルキューレの話によると、この男は今まで魔界で起きた戦乱で常に最前線で戦っていたにもかかわらず、必ず傷一つ負わずに生還してきた伝説の魔族として、魔界では知らないものがいないほどの有名人(?)らしい。

らしい・・・が、どう見てもこの魔族は普通の人間にしか見えなかった。
顔立ち、肌の色、体の大きさ、どれをとっても彼は人間としか言いようがなかった。
街の中を普通に歩いていそうなちょっと渋めのおっさんだ。

「しかしほんとにあんた、魔族なのか?」
「ああ、俺は魔族と人間のハーフだからな。人間の遺伝子のほうを多く受け継いでいるから外見は普通の人間とほとんど変わらん」
「へー」
そんなものなのかと横島が感心しているとジークが休憩所に入ってきた。
「よぉ、どうした、ジーク」
「まずいことになった・・・」
「なにが起こったんです?」
小竜姫がジークに訊ねる。
ジークは一瞬俯いた後、ゆっくりと口を開いた。
「魔界の移動式霊波砲と誘導式拡散砲弾が・・・強奪された」




あああ、なんかどんどん某ゲームっぽい展開になっていく・・・。
しかも試験一週間前になって調子出てくるし・・・。

ちょっとクイズ。某ゲームとは略称がアルファベット三文字に数字一文字のゲームです。
わかる・・・だろうなぁ、きっと(^^;)かなり有名だし。

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