除霊戦隊ヨコシマン、デビュー!
投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/12/ 1)
粥領【イキリョウ】高等学校。
横島の通う高等学校である。
ここに、クジテレビのリポーターが訪れてマイクを片手に調査をしている。
怪談としては定番のこの学校では、この手のお話が尽きないということで、クジテレビ名物
『レズビ=アンビリバヴォー』の収録のために多々使用されているそうだ。
今回、数々の現象を是非とも生収録しようとたちよったのだが、クジテレビのリポーターは懸命に、
粥領高等学校の生徒にきちんと話し掛けていた。
面白い噂があったら、即ゲットしてプロデューサーに流すために掛け合うためであろう。
「それでですね、この学校にはもひとつの名物があるのです。」
粥領高等学校の一生徒は、ささやきリポーターの差し出すマイクに向かって話し掛ける。
片側には、エベレスト山よりも身長のあるという小山カメラマンがいて、先ほどからずっと
カメラを片手に回しているのだ。
ささやきリポーターが「え?」と聞き返すなり、一生徒はすかさず答える。
「この学校には、普通化にもかかわらず、特別委員があるんです。
それも、ゴーストスイーパー免許を持った人たちの集まったスーパー・エリート集団として・・・」
「へえ、そりゃまたすごい学校ですねえ。して、その委員会とは?」
そこまで言うなり、いつの間にやら、そのカメラの横に5人の姿があった。
その5人は、格好を身構えるなり、勝手にカメラに向かって口上をはじめるのだ。
「一番、バンパイアハーフ、ピエトロ=ド=ブラドー。」
「二番、妖怪変化32年、机 愛子。」
「三番、女嫌いの食欲猛獣、タイガー寅吉ジャケンノー。」
「四番、少しながら貧乏だけど紅一点、花戸小鳩。」
「そしてこの五番手、弱いフリして逞しい男・横島忠夫!
五人そろって、除霊戦隊ヨコシマン!!」
ばばっきい!
タイガー&愛子に叩き突っ込まれる横島。
「・・・違うんジャー!」
「五人そろって、除霊委員会でしょー!」
☆ ☆ ☆
場面は変わって、校長室。
「この5人を是非、『レズビ=アンビリバヴォー』の一つのコーナーとしてスカウト、つまり採用したいのですが・・・」
「え?本当ですか?」
ハゲチャビンの校長は、はげた頭に冷や汗を流しながらも驚きの顔を見せた。
そのハゲ度でいえば、パイパーと同じぐらいの勝負だ。
横島たちを全国ネットで流せば、学校としては有名になるが、逆にヘマをすれば恥をかかされる。
そんな本意が、今の校長の頭によぎっている。
さてどうしたものかと、頭を抱えて悩めているが、5人・・・いや、タイガーと横島は目を輝かせている。
ゴーストスイーパーの事務所のバイト給料にプラスされていくのは間違いないと踏んでいた。
いうまでも無く、横島はというと・・・
「えーと、今のバイト給与に上書きされるということは・・・10万、いや20万行く!?
だとしたら、今後、カップ麺からおさらばして普通の外食が出来て、いや、それだけじゃないぞ。
アパートも変えるどころか住居代も簡単に賄えるし、この話はおいし過ぎる!
しかも、しかもだ。全国ネットのテレビだぞ!?
この番組でデビューすりゃー下手なアイドルよりも売れに売れて、『キャー横島さーん!』
とかモテちゃったりして、さらに!?
俺の憧れの、憧れの・・・。憧れの“安達裕実”とオメコし放題やーーーーっはっはっは、ぬわーーー・・・・」
などと、さらに妄想を広げていく。
だが言うまでもなく、横島が叫びあげた瞬間を狙ってタイガーと校長の強力な突っ込みが
走った!
「・・・こぉのバカモノ!やっぱ貴様のような奴はテレビなんか出んでいいわっ!」
校長は横島に向かってさらに怒鳴っていたが、横からリポーターがトントンと肩を叩いて来る。
「面白い、面白すぎる!
よし小山カメラマン、校長を含めて毎回この6人を生でやらせましょう。
そう、自腹を切って絶対敢行させて見せますよ。」
「へっ?」
こうして、この今まで撮れた光景のテープをクジテレビ上層部へ見せ、納得させた。
そして『粥領高校特殊戦隊 除霊戦隊ヨコシマン』というタイトルで『レズビ=アンビリバヴォー』内の
二十分枠コーナーとして、スタートさせることが決定したのだ!
さあ、みんなで見よう。
除霊戦隊ヨコシマン、オープニングから見逃すな!!
今までの
コメント:
- 本当に放送していたら、絶対に観る。 (くろいつふぇるとやこぶ)
- ぜってーみねぇ。 (トンプソン)
- タイトルが違う。「ヨコシマ新喜劇」だ。 (yu-san)
- 観る観ないはさておき(苦笑)、……タイガー、自分でその二つ名を叫んでいて哀しくはないかい? (Iholi)
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