ザ・グレート・展開予測ショー

最期の詩


投稿者名:来栖川のえる
投稿日時:(01/11/27)

俺は歩きなれたアスファルトの帰路を歩いていた。
嫌な気分だ。
夏のじめじめした空気。
照りつく太陽。
吹く風も熱くてうざい。

・・・・・・・ついこの間まで、俺たちは二人でここを歩いていた。
手をつないで。
時には腕なんかくんじゃって。
笑ったり。
怒ったり。
泣いたり。
−色々あって、またそれも幸せだったような気がする。

あれから、結構たつ。
そーいや、彼女が消えてから一週間くらい、夜一人で泣いてたわ。
ああ、あの時ああしときゃよかったなとか。
ああもっと一緒にすごしたかったなとか。
なんでキスで終わらせちゃったんだかとか。
彼女のいない現実がおとずれてから気付く空白。
後悔。

泣かないために思い出にしようとしていた自分もいたりして。
現実を中々受け入れない自分もいたりして。
結構矛盾してたり。
それでいて、優しくて、強い彼女なら俺のわがままも受け入れてくれるかななんて。
俺は、わがままだろうか?
・・・・・・・・・わがままか。

ずきっ

胸が痛む。
俺の中の彼女がその存在を俺に知らせてくれる。
−もう彼女はここにしかいない。

俺は歩く。たった一人で。
みんなの話し声が聞こえるこの道を。
たった一人で。
夏は暑い。
頭にうっすらと汗も浮かんでいる。




ああ
彼女、もう一度夕日を見たいって言ってたな。
もうなんべんでも見せてやれると思ってたのに。
ごめんな。
自分の事しか考えてなくて。
ヤるヤらないだの。
ごめんな。
一緒に夕日、見なくて。
ああ
また一緒に夕焼け見たかったな。
また一緒にキスしたかったな。
また一緒に歩きたかったな。
また一緒に話したかったな。


ごめん。

ごめんな。

ごめんな。

・・・・・・・・・ごめんな。











            ・・・涙でゆがんだ風景は、いつしか赤く染まっていた・・・















「・・・・・また一緒に夕焼け見ようね、ヨコシマ」
























{ATOGAKI:ああ。ごめん、ごめんな。また変なのかいちまったな。弱いな。ああ。ごめんな。ごめんな。俺この頃ぶっ壊れてるんだわ。ごめん。ごめん。・・・・・・・・・・・・・はあ。byNOE}








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