オリジナル(9)
投稿者名:いたけし
投稿日時:(01/11/25)
つづきです
鈴木家
「やっ、やっと着いた」
ゆいの学校はただでさえ遠いのに、ゆいに殴られまくったからな〜、疲れた〜
「ただいま〜」
玄関を開けてだれもいない家に挨拶をする
父さんと母さんは仕事、姉さんは今一人暮らし
夕飯は自分で作らないとな、ゆいがいれば交換交換で作るんだけど、ゆいの料理はおかしいからな『アンコウ鍋』ってなんだよ、なんでゆいがそんなものを作れるのかも謎だし、どこから材料を調達してくるんだか
まぁまだゆいは食べられる料理を作るからいいけど、姉さんなんて『釣ってきたトラフグ刺し』なんて作るから食べられません、普通の料理を作ればすごくうまいのにそんなのばかり作るから、まぁトラフグ刺しは食べさせられたけど(強制的に)、毒にあたりそうで怖かった、父さんと母さんはバクバク食べてたけど(変な家族だな)
「おかえり〜、順一」
はぁ、姉さんが帰ってきたら、僕にとって家が地獄となること間違い無しだな
「夕飯作って置いたから、いっしょに食べよ」
今日はなに作ろうかな、魚でも焼いて食べるか
「順一、それともお風呂にする、それとも、わ・た・し」
さっきから姉さんの幻聴がする、はぁ〜そうとう疲れてるな、今日はご飯を食べないで寝るか
「順一、さっきから私のこと無視してない」
姉さんが目の前に立ってる、いかん幻覚まで見えてくるとは
「いいかげんに私がここにいることを認識しろ〜」
姉さんの幻覚が僕の頭に空手チョップを繰り出す
「いでで、痛いよ姉さん」
どうやら幻覚ではなく本物の姉さんのようだ、いや最初からわかってた、だけど姉さんがここにいるって認めたくなかったんだ
「なんで帰ってきたの、まだ学校冬休みに入ってないでしょ、いてて」
そう尋ねると、今日何回目かの不敵な笑みをみた
「ふっふっふ、頭のいいゆかりさんはねぇ四年も大学に行かなくてもいいのよ、つまりもう卒業しちゃったの」
「ウソだ〜、大体今年に入学して一年も経たずに卒業出来る訳ないだろ」
「ウソじゃないわよ、ほら卒業証書もあるし」
姉さんが僕に何か書かれた紙を渡す
なになに、鈴木ゆかり殿、おぉ姉さんの名前だ
あなたは学士過程が修了なんたらかんたら、昨日の日付けが書いてあって、え〜と防衛庁長官・・・なんて読むんだこの名前
うん確かに卒業証書ぽいけど、謎がひとつ
「ねぇ、姉さん、大学って普通文部科学省の管轄だよね、これには防衛庁って書いてあるんだけど」
「ほほほほほ」
姉さんは笑顔で僕手から卒業証書をぶんどると八つ切りにして、おもむろにライターで火をつけ始めた
「なっなにやってんだ」
そして卒業証書が消しズミになると
「え〜、ちゃんと文部科学省って書いてあったはずだよ、順一の見間違えじゃない、でもその証拠はもう無いけどね」
そうか姉さんは大学を辞めたんだな、だから卒業証書なんか偽造して、別にそこまでしなくていいのに、しかし姉さんならやりかねん
「明日からどうしようかな〜卒業しちゃったし、就職活動はめんどくさいし、ここ2、3ヵ月は家事手伝いかフリーターでもしようかな」
どちらにしろ姉さんは明日から家にいるんだな
僕にとっての安心できて静かに暮らせる場所は無いのか〜
そう思う僕であった
真夜中六道女学院プレハブ
ゆいとその友達、そして先生方などの協力でプレハブには建物全体に大きな結界が張られていた
そしてそのプレハブ内ではあの『なにもない魔法陣』が不気味な光を出していた、そして
カァッ、ズドンッ
まぶしい光とともに数人の人間が魔法陣に現れる
その中にいた刀を持った男がいきなり悪魔たちを切りつけていった
ドグシャッ、バキボキ、グショ
『ギャャャーー!!』
その男はものの数秒で悪魔たちを全滅させた
「ふっ、弱いな、まぁ我々の前では魔族もただの生き物に過ぎんからな、この調子でどんどん能力者を殺していけばすぐに終わるな」
刀を持ったまだ若い男が言う
「ばかもの、我々の使命はバランスをただすことだ、能力を無くだけでいい、殺しは出来るだけするな、いいな」
この中のリーダー格っぽい、40ちょっとの男が言った
「増え過ぎた能力者を減らすこと、それで我々のような者がで無くなるのであれば協力しよう」
20代後半くらいの男が言う
「ふん、勝手にやっててくれ僕には探しモノがある、お前たちに協力するとはひと言も言ってない、お前たちがこちらの世界に来ると言ったからついてきただけだ」
まだ高校生くらいの男が言う
「なんだと貴様ぁ〜、我々に協力しないだとぉ〜」
「ふっ、僕とやるか」
「やめろ、お前では奴には勝てん、それじゃあその探しモノが見つかったら協力してくれるか、もう我々のような者を出したく無いんだ」
「気が向いたら協力してやる、だけど忘れるなよ、僕はあくまで協力者だからな」
「ああ、分かってる」
そしてまだ高校生くらいの男は外へ出ていった
「たくっ、なんだよあいつは、どうして連れてきたんだ」
「奴がオリジナルにもっとも近い能力を持ってるからだ、そして奴の戦闘能力も遥かに我々を越えている、奴がオリジナルの生まれ代わりの可能性も高い」
「オリジナル、オリジナルってもう20年前の英雄だろ」
「そんなことより早くことを起こさないと我々の世界で我々のような者が増えてしまう」
「ああ、そうだな増え過ぎた霊能力者、特に本来持つべき者では無い者を狙ってくれ、よしっ作戦開始だ」
つづく
かなり意味ありげな終わりかただなぁ〜、やっとオリジナルって言う単語が出てきた、別に話がオリジナルだから題をオリジナルにした訳じゃないですよ(当初はそうだった)、この話での『オリジナル』はコードネームです
次から本編が始まります、本編でここまでの謎がすべて解き明かされる(多分)、あと計15話くらいは行くと思います、ついで計というのがネックです、プププ
いた「つっ疲れた〜、あとは今後出番は無いと思われる宮村さん頼んだ、さあて次回のオリジナルは(サザエさん風)」
澪「澪です、最近寒くなってきましたね、こんな時は心霊スポットになんかに行って、もっと心の底から寒くなりましょうか(JIANGさんのおかげでこんなキャラになった)、で次回のオリジナルですが、ついに三人目のヒロインが登場です(私かな?)順一さんに春は来るのでしょうか、次回オリジナル『なんで?』にご期待ください」
ここまでの謎は、ゆいの能力に、ゆいの能力を覚醒させた『綺麗な女の人』は誰かとか、三人目のヒロインだれやねんとか、ゆかりさん自体なぞとか、順一はなぜ霊力ゼロはなんでとか、最後に出てる人の目的は、などなど
またオリキャラ増えそうな予感
今までの
コメント:
- 天邪鬼さん、はこさんも
コメンツありがとう、質問の答えですが
ゲキガンガーは本当はゲキガンガー3(スリー)と言います、これは『ナデシコ』の中のアニメで実際はナデシコと戦いません、だからあまりよくわかりません、ゲキガンパンチはロケットパンチのように腕を飛ばしています、ゲキガンフレアは胸からのビームです (いたけし)
- な、なんかいろいろつっこみたいところがたくさんあったけど(某料理は免許がないと創れないとか、某おねーさんについてとか(笑))それは置いといてとりあえず続き気になりますっ
うわーっどきどきだあっ (hazuki)
- な、なにぃいいぃいぃいぃぃぃぃっ!!!
今までのは全部前フリだったのか!!
くっ!! すっかり騙された。ちくしょう。もう誰も信じるもんか!! 人間なんてこんなモンなんだ、やっぱり。青春のバッキャロー!! (黒犬)
- フグ毒のテトロトドキシンは
青酸カリの1,000倍以上強力らしいです・・・
フグって個人的に食べるのは調理免許いらないけど・・
一応横島あたりに試食(毒味?)させるのがよいでしょう (ペス)
- ちょっと気になった点。
「気が向いたら協力してやる、だけど忘れるなよ、それはあくまでついでだからな」
話の流れから言ってこのほうがいいよ。あれだと協力しないと言っていることに対して矛盾しているから。
平和な日常から一転して危険な非日常へと変わるターニングポイト的な回ですね。
これからどうなるかドキドキします。
それから宮村澪ちゃん……ほんの冗談で書いたのに、心霊写真コレクターにしちゃったんですか?
こうなったら彼女にはトリックスタートしてがんばってもらいたいです(笑) (JIANG)
- オ……オリキャラ……(苦笑)
後に登場した人達は一体?
彼らも皆オリキャラ? (天邪鬼)
- ゆかりお姉様の、大学中退の理由が気になる〜〜☆ (猫姫 )
- ↑↑天邪鬼さん、多分今回は全員オリだと思われます、多分。
……この環境でよくまともな感性が育つものだな、順一(苦笑)。 (Iholi)
- こんなにオリキャラを創ることができてすごいです。(しかもこれからさらに出るかもしれないとは・・・)
次回からの本編も楽しみにしています。 (G-A-JUN)
- ええ?ほのぼのラヴコメでは無かったのですか?(笑)
でも今までの話でキャラが立ったので期待してます! (みみかき@過去展開予測潜水調査隊)
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