オリジナル(8)
投稿者名:いたけし
投稿日時:(01/11/25)
前回はいたけしのロボ好きが全面に出過ぎて分かりにくかっかたか(反省反省)
文化祭編は最後ですが短い予定(だった)
オリジナル
気がつくと僕はベットの上で寝ていた
「おっ、気がついたか」
ゆいの声が聞こえた
どうやらここは保健室のようだ
ゆいの方を見てみるとまだ手に霊力を集中さしていた
僕はベットから飛び起きベットの上でゆいに土下座した
「ごめん!!」
「えっ、なにが?」
「さっきのこと」
「あっあれね、私も何あせってたんだろうね、いっしょにお風呂にも入ったことがある仲なのにね」
どうやらさっきのことは許してくれたみたいだが、いまだに霊力を解かないのは他に理由があるのか
とにかくもう一度謝っておかないと
「ごめん」
「今度はなに」
「だってゆいが手に霊力を集中さしてるから」
「あっこれ、これはヒーリングって言って回復魔法みたいなものなの、これで私がジュンイチにつけた傷を治してたの」
へぇ〜、霊力ってそんな使い方もあるんだ
窓を見てみると空は赤く染まっており文化祭はそろそろお開きの時間となっていた
一時間位、気絶していたのか
それまでゆいが回復魔法をしてくれてたんだな
ゆいもいいところあるな〜
「いや〜、まさか直撃するとは私も思ってなかったな〜」
ゆいが言う
「お札で防御したんだけど、お札が使えなくてさ、それで防御も避けることも出来なくて」
ゆいが少し驚いた顔をしていた
「お札が使えない?ジュンイチってもしかして特異体質なんじゃない」
「なんで?」
「お札をダイナマイトだとすると起爆材はおのおのが持ってる霊力なのよ、霊力は強弱の差はあるけどだれでも少しは持ってるからね、お札はだれでも使えるって売り文句はそういうことなのよ、だからお札が使えないジュンイチは霊力なっしんぐ、つまり霊力ゼロっていう体質なのかな〜」
ぼっ僕が特異体質だって、それはつまりゆいのように普通じゃないってことじゃないか(それ私に対して失礼よ)
「ゆっゆいお願いだ、僕を普通の身体にしてよ、僕には将来公務員になって、結婚して、子供がふたりできて、男の子と女の子ひとりずつ、マイホームを建てて、結婚して10年後にマイホームの庭で遊ぶ子供たちを見て『ふふふ』って笑うんだ、そしたら僕の妻が『ふふふ、なに笑ってるの?』って聞いてきて僕は『いやっ、幸せだな〜っておもってさ』って言うのが僕の夢なんだ〜」
「やっやけに具体的ね、でも大丈夫なんじゃない、ほらっジュンイチだって今日まで気づかなかくても特に変わったことは無かったし、澪ちゃんが作ったお札が不良品と言う可能性もある訳だし、大丈夫だと思うわよ(多分)」
「本当だな?」
「ホントにホント(多分)」
ほぉ、よかった
多分これかもずっと僕は普通に生きて行くだろう
僕が夢を叶えるためには、ゆいのように変わった力は必要無いし、僕自身そんな力はおことわりだ
普通が『イチバン』これにかなうもの無し
「じゃあもう時間だし、帰ろうかな?ゆいはどうする」
そう言うとゆいは不敵な笑みもらしこう言った
「ちっちっち、まだメインディシュが残ってるわよ」
メインディシュ?はて、なにかあったっけ?
だいたい周りのひとたちは、片付けに入ってるじゃない
「ふっふっふ、メインと言っても朝急に中止になったから実行委員くらいしか知らないんだけどね」
中止になった?
中止になる理由は大体想像がつく
1、関係者が問題を起こした
2、見学者(体験者)が危険もしくは怪我しそう
3、だれかを中傷した内容
くらいかな
「さぁジュンイチ、行くわよ、メインの出し物はこの日(文化祭)のために建てた仮設のプレハブでやる予定だったから」
さすがはメイン、プレハブを建ててやるとは
仮設プレハブ
「ひぃ〜、やっぱりそうか〜、2番だったか〜」
プレハブの中、そこはこの世のものとは思えなかった
プレハブの中はたくさんの魔法陣があり、その中には召還されたのであろう悪魔がいた
魔法陣の数はおよそ三十、その魔法陣ひとつに付き一匹の悪魔が駐在している
ときおり、動き回ってはこっちを見たり、睨んだり、威嚇したりしている
「どうよジュンイチ、その名も『悪魔動物園』」
「んなこと言ってる場合か、あの生き物が襲ってきたらどうするんだ」
「キィィィーーー!!」
悪魔の鳴き声、僕はとっさにゆいの背中に隠れる、トホホ、情けない
「大丈夫大丈夫、魔法陣の周りには結界が張ってあるから、でももしものことがあったらあれだから中止にしたのよ」
ゆい、これは中止にして正解だと思うよ
「だれだ〜、こんな危ない企画を考えた人は」
こんなの考える人の方が危ないよ
「この企画はねぇ、時々来る講師の先生が出していった企画なんだよ、名前は・・・忘れちゃった、GS長者番付1位っていう方は覚えてるんだけど」
悪魔をもて遊んではいけません、税金を納めてるような大人だったらそれくらい分かってよ
「私は結界が破れてないか見てくるからもうちょっとぶらぶらしてて」
『ああ、行かないでくれ』とは口に出すことが出来ず、ゆいは奥へと向かっていった
このあぶない建てものの中をどうやってぶらぶらしろというのだ、早く帰らせてくれ〜
ふと目を右の方へ向けると悪魔のいない魔法陣がひとつだけあった
悪魔のいない魔法陣はひどく寂しい感じがしていた、まるで誰もいない街のように、でもその場所が僕にとってとても懐かしい感じがするのはなぜだろう
とっとにかく、あそこへ避難しよう
僕は何もない魔法陣へ向かう
瞬間、右手に静電気のような痛みを感じた
「ギャャァァーーー!!」
違う、今のは僕じゃない
突然、魔法陣の中にいた悪魔たちが騒ぎ始め、結界と言うものがあるとわかっていながら、この場から離れようと結界に体当りをしている、なにかに恐れて逃げるように
「ジュンイチーー!!なにしたーー!!」
ゆいが怒鳴り声をあげる
「してないしてない、何もしてない、あそこに避難しようとしただけ」
僕はなにもない魔法陣を指さす
「あれ、あんなのあったっけ、それよりどうすんのよ、この悪魔たちは明日、企画立案した人が魔界に帰す予定だったのよ、逃げたりしたらどうしてくれるのよ」
「だから、僕はなにもしてないって言ってるだろ、僕にそんなこと言われても」
「ああもう、この建物自体に結界を張るからジュンイチはもう帰れ」
「そっそんな〜、もう外暗いし、ここにいる悪魔が逃げだして襲ってきたらだれが戦うの」
「そうしないために私が結界を張るんでしょ、ジュンイチはとっとと帰れ〜!!」
うっ逆られない
「はいぃ〜」
帰り道
秋の昼間って短い、外はもう真っ暗だ
しっかし、こう暗いと何か出てきそうで恐いな
タタタタタッ
横からそんな音が聞こえた、だれか走っているのだろう、有酸素運動は最もダイエットに適してるって聞いたことがある、走るのもそうだし、縄跳びもそうだ
ドンッ
そんなことを考えながら歩いたせいで走ってる人にぶつかって尻もちをついてしまった
尻もちをついたのはぶつかった衝撃が大きかった訳ではなく、今日いろいろあったので疲れてふらふら歩いていたせいだ
ぶつかったのは・・・僕と同じ歳くらいの女の子だった
その女の子は泣いていた
「ご・・・ごめんなさいっ」
その女の子は走っていた訳でなく、なにかから逃げているようだった
そして、その女の子はそのまま逃げるように去っていったなぜ泣いているか気になったが、僕には関係の無いことだ
つづく
エラーが出たので続きます
今までの
コメント:
- 長者番付…あのかたっすね(汗 (hazuki)
- ちらっちらっと原作キャラが出てくるのがいいですね。
ところで霊力ナシの人間に霊的治療のヒーリングって効くんですか?
それから霊力=魂と定義した場合、ジュンイチくんって魂ナシのゾンビ?
霊力が使えないという特異体質というだけでよかったんじゃないかな?
もしくは霊的エネルギーを受け付けないとか、無意識に霊的エネルギーを中和させてしまうとか。
あ!? もしかして霊力ナシって言うのは、ゆいちゃんの知ったかぶりの口からの出任せか?(笑)
とりあえず、続きを読んでみようっと。 (JIANG)
- 悪魔動物園は確実に禁止事項の2番目に引っ掛かりそうだけど……おい、長者番付1位(苦笑)。 (Iholi)
- アノ講師の企画はけっこーポカ多いからねぇ。 (みみかき@過去展開予測潜水調査隊)
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