ザ・グレート・展開予測ショー

12月のとあるイベント2


投稿者名:ペス
投稿日時:(01/11/17)

アイツがあまりにもやかましいので
結局話してやる事にしたらしい

小竜姫「この服はね、サンタって人が
    着てる服よ」
パピ「名前だけ有名でとことん意気地なしの
   あいつ?」
小竜姫「(無視)その人の仕事はキリスト様の誕生日の
    前夜の12月24日に世界中の子供100人に
    プレゼントを届ける仕事をしてるんだけど、
    急用とかで、それを変わりにやってくれって頼まれたのよ」
パピ「あれ?なんで?キリスト様は宗教違うんじゃ・・?」
小竜姫「どこの出張所も年末で忙しいらしくて
    ヒマなのはうちだけなんだって」
パピ「ヒ・・ヒマ!?」
小竜姫「ヒャクメがそう言ってたらしいわよ」
パピ「ヒマとは失礼でちゅ!
   私なんて
   朝9:00起床
   午前中は庭掃きと勉強
   昼間は野原で遊んで
      雑木林で昼寝
   夕方に帰ってきて
   夜にはゲーム
   10:00就寝
   というハードスケジュールな毎日なのに!!」 
小竜姫「・・・とにかくそんな仕事を引き受けたのよ
    これはその時の服装なの、
    あんだーすたん?」
パピ「いぇっぷ!
   ・・ところで、ただ配るって事は回覧板を
   百件に持ってく事と同じでちゅね?」
小竜姫「そーね・・ちょっと違う気もするけど大体合ってるわ」
パピ「荷物は重いんでちゅか?」
小竜姫「いいえ
    この袋に手を突っ込めば出てくるから
    荷物は軽いわ」
パピ「へ〜〜〜
   じゃあ私にもできまちゅね?」
小竜姫「ムチャクチャやりたそうね・・あなた」
パピ「ちっちっち・・やりたいんじゃなくて・・」
小竜姫「<やりたい>んじゃなくて<やる>んでしょ?」
パピ「うん!」
 子供特有の<無性にお使いをしたくてたまらない病>である

小竜姫「やっぱりね・・」
パピ「だっつおっけー!?」 
小竜姫「そーね・・
    予行練習でちゃんと出来たらね」
パピ「え〜〜〜」
小竜姫「何いってんのよ・・これは
    キリスト様誕生記念日のメイン・イベントなのよ!?
    キリスト教最大のイベントでもしうちが原因で何か
    トラブルが起こったりしたらとんでもない事に
    なるんだから」
パピ「ぶっちゃけた話
   私をテストするんでちゅね?」
小竜姫「そ!
    今夜この紙に書いてある人の所へ
    行って、プレゼントを置いてきなさい
    誰にも気づかれちゃだめよ
    ちゃんとできたら本番やっていいから」
パピ「はぁ〜い!!」


−夜−
練習だがダブダブのサンタさんルックなパピリオ・・
小竜姫「準備できた?」
パピ「うん!・・」
小竜姫「カバンにハンカチ、鼻紙、名簿、ちゃんと入ってる?」
パピ「う・・うん!じゃあ・・」
小竜姫「待ちなさい
    一応カバン見せて・・・」
パピ「あ・・!!」 
 カバンを開ける小竜姫
 思わず叫ぶパピリオ・・・
小竜姫「・・・何、これ・・?」ドサドサドサ・・・ゴロン・・
 中からは大量のお菓子と1つの水筒がでてきた
 上記の物は何一つ入っていない
 一度も見た事ない配達リストも持たずに
 何処へ行こうととしたのであろうか・・・
パピ「ぷ・・ぷらいばしぃのしんがいでちゅ〜〜!!」
小竜姫「・・・そのカバン没収
    こっちの予備のカバン持ってきなさい
    いるものちゃんと入れてあるから」
 なんでちゃんと予備が用意してあるんだろうか・・
パピ「ねー!昼間、水筒はもってっていいって・・」
小竜姫「お茶にしなさいって言ったでしょ?
    これ中身カルピスじゃない!」 
パピ「遠足には軽くておいしいカルピスがいいのに・・
   じゃあせめてチョコロン・・!
   いやソースせんべいとハチミツだけでも持ってかせて・・」
小竜姫「ダーメッ」
パピ「ちぇ・・じゃあ行こうか、けるべろす」
小竜姫「え!?ちょ・・トナカ・・」

ける「ギャーーーー!!!」
 ビュオオオオ!!
 
 ベスパの虐殺から唯一みのがしてもらったペットモンスター
 愛犬(?)<けるべろす>に乗って猛スピードで空を駆けて行った
 みかけは怖いが
 飼い主にしちゃあ 今は無き姉貴に作ってもらったペットの
 最後の生き残り・・・
 大切な姉貴の形見もかねているである(たぶん)
 
パピ「え〜と・・まずどこかなあ・・あ、あそこかあ」
ける「ぎゃぐああ?(どこまでですか、お客さん♪)」
パピ「え〜と・・東京都○区×町・・・」
ける「ぎゃ、ぎゃごあごー(はいよ、飛ばすぜ!)」

 お約束的にまず無かうは徐霊事務所
 ここの3人はすでにもらってる事なんて 
 小竜姫は知らなかったのであろう


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