唐巣の過去:カミはどこにいるのか完
投稿者名:NGK
投稿日時:(01/11/14)
「失礼ですが、あなたは?」
唐巣はそう言いつつ距離を置いた。
この少女からの霊気と言うか威圧感のようなものを感じたからだ。
それを見た少女は、クスッと笑った。
少女−小竜姫の見るところここまで実力のある人間はなかなかいない。
が、唐巣の動作には、いちいち芝居がかかったように感じるところがある。
それを取り除かねば霊力者としてついには大成しないのではないか。
修行の間
今の唐巣に必要なことはなにか。
それは欲を捨て去ることである。
唐巣は一種の向上心らしきものがあり、
顔も良く、腕もあるということで評判はうなぎ登りに上がっている。
しかしながら世間の評判ばかり気にしていたらせっかくの霊力も半減してしまう。
ならばどうするか。
それは・・・
唐巣は鏡を見て再びため息をついた。
あのとき小竜姫がやったことは
前頭部の髪を根本から抜き取るという残虐なものだった。
小竜姫が言うには
これで霊力修行に打ち込むことが出来、
その結果最高の霊力者になるとのことだった。
たしかに、その後日本の最高のGSになり
私利私欲を捨てて貧しき人に対して慈愛で接するといった
”神父”というニックネームから我々が連想するような人柄になった。
しかしそれは・・・
「はぁ・・・」
唐巣は憂鬱な一時を過ごしていた・・・
今までの
コメント:
- うーん、ノリだけで話を作れば強引な展開になりますな。
小竜姫がめちゃくちゃ非道いやつだし。
なんか色々中途半端な話になってしまった。
反省。 (NGK)
- 確かに・・・
でもま、いいんじゃないですか?
シロちゃんどーぞ (ペス)
- じゃ、美神や横島の毛も抜いときますか?(笑)
頭髪と修行との関係をもっとハッキリさせた方が良かったかも。例えば仏教の修行僧の剃髪とか。ネタはなかなかユニークなんですが。 (Iholi)
- 残念ながらご自分でおっしゃってる通り。
話の筋が見えてこない。 (天邪鬼)
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