ザ・グレート・展開予測ショー

タマモが行く・・と共におまけも連れて。


投稿者名:たーくん
投稿日時:(01/11/13)

O月X日タマモは事務所のそばの蕎麦屋によっていた。
「ずるるる、幸せ・・・」
かみ締めると汁の出るアイラブお揚げ、貴方はどうしてそんなに美味しいのかしら?
「人間って素敵」
タマモが感動してるその横で。
「オジサン!骨もう一個!」尻尾をふりふりしているメス犬。
あんな白い塊りのどこが美味しいんだか?
「シロちゃん、あんまり食べっと腹ば壊すど」
店のオジサンはとりあえず注意。
「大丈夫でござるよ、人狼は丈夫でござるから」
確かに馬鹿は風邪引かないって言うし。
「タマモ、拙者の顔に何か付いてるでござるか?」
付いてる付いてる目と鼻と口。
「それより行くわよ・・オジサン!」
タマモは手をひらひらして事務所を指す。
「へいへい、ツケね。良いよ、令子ちゃんとこに行くから」
オジサンはここ十二日分のツケを美神に取り立てに行くようだ。
このオジサンは刑事を脱サラして蕎麦屋をやってるオジサンなので美神も踏みたおせんだろう。


「タマモ、仕事があるって本当でござるか?」
「本当よ。あの西条って男がまた捜査の依頼をしたいんだって」
今日から美神は横島とおキヌを連れてアバンチュール?いやいや、海外の霊一掃習慣に美智恵に借り出されたらしい。
「すていんってどこにあるのでござるか?」
「スペインでしょ・・・サクラダファミリアが素敵なのよね(作者の意見)」
「桜田ファミリーって大家族の?」
「・・・誰も知らないわよ」
「先生と一ヶ月も会えないなんて・・あへえええ」じゃんけんに負けた自分が悪いのだが。
「何も起こらないと良いわねぇぇぇ」
タマモはニヤリと笑ってシロを見る。
「何って何でござるか」
「雑誌で読んだんだけどスペインって情熱の国って言うのよね、そんなとこで男と女が一月・・もしかそれ以上一緒に寝泊りしようってのに何も起きないわけが・・うふうふふふ」
「ハワワワ、でも美神殿もいるでござるし」
「据え膳くわぬは男の恥って言うし、そういうとこでしないのも女に失礼でしょー、それに美神もおキヌちゃんも無理やり行けばその場のノリで・・・」
「うーーん・・バタッ」
って気絶するほどの話じゃないのに。


「ううーん、はっここは?」
「おや気付いたようだよタマモ君」西条の顔がシロの眼前に飛び込んでくる。
「西条殿!?それじゃあ・・」
「そうよ、捜査の開始よっ!」
頑張れっミニスカポリスが今日も行く!

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