ザ・グレート・展開予測ショー

横島四回目のバレンタイン(時期はずれ)


投稿者名:たーくん
投稿日時:(01/11/ 2)

気付けば二月十四日・・・・って設定ですよ設定。


「木枯らしが寒い・・・・」横島はコートを着込んで学校に向かった。
「だいたい、こんな寒いのに授業なんかしようって言う先公どもの気が・・・」
横島は目の前の大男に目の照準を合わせた。
「タイガーじゃねえか、あいつ何でこんなところに・・・・」横島は近くの電信柱にその身を隠して様子をうかがう。
「・・まだかのぉ・・・」
「何ブツブツ言ってんだあの馬鹿は・・・もうすぐ学校が始まっちまうじゃんか・・おっ!」
横島の発見したのはタイガーと呼びながら向かってくる女の子だった。
「おぉ、魔理しゃん」
「ごめんな、ちょっと慣れてなかったから・・ほらコレ・・」
四角い箱をタイガーに渡す。
「何いっ!あの図体がでかいだけの男がまさかまさかぁぁ」
「おおっ!こりはまさか・・・開けていいかいのぉ?」
「あっうっ・・あっちで開けてくれよ・・それじゃあ・・」
一文字は逃げるように去っていってしまった。
「・・・(怒)何であんな奴が・・ブツブツ」
横島は気分がイライラとしてきたのでタイガーのいた道とは別の道を通って学校に行く事にした。
「おっ、あれはピート・・あいつもどうせ・・・」
横島の予想は当たっていた、ピートは手にいっぱいの紙袋を抱えて登校している。
「ひいひい、まさか・・まだ500mも歩いてないのに・・・」
「ピート先輩コレ受け取ってください」
ピートの前にハート型のチョコを持った女の子が列を作っている。
「あっありがと・・(もうだめだ今日は学校を休むしか・・・)」
横島のイライラはムカムカに変わる。
「あーーむかつくぞっ(怒)」
「・・・そういえば学校行くとき小鳩ちゃんは今日、学校風邪で休むって言ってたし美神さんは海外に精霊石のオークションに行っちまうし、おキヌちゃんは教えるのに精一杯で今年は作れなかったって言うし・・・帰ろ・・・」
横島は来た道をとぼとぼと帰って行く。



ちなみに彼の靴箱には信じられない事にチョコが溢れんばかりにあったそうだが誰が送ったのか、誰が処分したのかは永久の謎であった。

「・・・友達を甘く見んなよ・・・・」

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa