ザ・グレート・展開予測ショー

愛子の青春時代4


投稿者名:NGK
投稿日時:(01/11/ 2)


前略、親父とお袋さま。
俺は前にピートの事を音楽的才能のないやつだと、
大笑いしたことがありました。
だけど今になっては笑えないわけで・・・。

「ぶーーーーーーーーーー」
横笛(エミがコミックス9巻で使ってた笛)
を吹こうとした横島だったが・・・(以下、きたない描写になるので略)

クラスの連中はなにが起こったのか一瞬把握できなかった。
それはそうだろう。ほぼ全員が去りゆくタイガーの後ろ姿を見送っていたし、
その他の連中も横島の行動を一部始終見ていたわけではないからだ。
だが、なにが起こったのかということはわかった。

笑い、笑い、笑い、笑い、笑い、笑い、笑い・・・

クラスの場の雰囲気は明るくなった・・・(某虎男を除く)
が、皆無理して笑っているのかもしれない。
やがて来る別離の悲しみを振り払おうと。
「(青春ドラマでよくある事よね。)」
愛子は最近(再)終了したドラマを思い返していた。
ドラマを見ていた時は泣きながら見入っていたのだが
現実で(たぶん)そういうシーンを見るとドラマを見ていたときほど
涙が出てこなかった。
ひとつにはドラマと現実の差があるだろうが、
この場の雰囲気を創り出したのは”彼”の力である事を
(一部始終を見ていたからではなく)愛子は知っていた。

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