ザ・グレート・展開予測ショー

世界樹の暇つぶし!!(その7)


投稿者名:S・R
投稿日時:(01/11/ 1)

 ・・・いきなりですが、中間テストの十日後に全統模試をやるのは反則だと思いませんか?
 と、そんな理由で来られなかったS・Rです。嗚呼久しぶり(泣)。


 兎に角!!もう冗長なのでええかげん話を進めます。・・・進め!!
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 広い広い空間で、その全体から見れば米粒ほどの大きさもない二つの影が対峙している。
 ジージャン、ジーパンの冴えない男と、
(……変態白ローブのクソ野郎。)
『そう言う言葉遣いは感心しませんね』
 心の中で付いた悪態に反論された事は……無いとは言わないが、それをこの男にされる
とは思わなかった。
(それよりも……)
「ナレーションを止めろと、もう言ったような気がするんだけどな。」
 もはや叫ぶ気も起こらない。が、視線だけは厳しくして、吐き捨てるように言った。
 実は、違うことを言おうとしていたのだが。
『そうは言っても……私の義務ですし』
「…………」
 叫ぶ気はない。だから、叫ばない……実際、叫びたかったが。そうするとテンションが
もたないのだ。自分の言いたいことを言うまでは、そうすることが出来ない。
 横島は正面から視線を合わせて、
「いくつか聞きたいことがあるんだが」
『何でしょう?』
 男は訊いていながら、質問の内容をもう知っているような口調で答えた。
(気にするな……)
 こういうとき、自分のような人間----なかなか嫌な言い方だが----には自己暗示が効果
的なような気がする。
 まずは、一つ。
「お前は何者だ?」
『この宇宙の管理人です』
 色々気になることはあったが、ここで突っ込んでも意味はないような気がする。
 二つ、そして三つ。
「何故俺を選んだ?いつからこんな事をやってるんだ?」
『あなたが一番適任だったから、時期は……4000年ほど前からでしょうか』
 意外にも簡潔に答えてきた。内容は驚くべき事ではあるが。
 四つ。
「……俺に何をさせようとしている?」 
『私の暇つぶし相手』
 ……叫ばない。叫ばない叫ばない叫ばない。飛びかかるのも無しだ。勿論不意打ちもふ
て寝も脱力も無しだ。かなり、魅力的な選択肢ではあったが。
 気を紛らわすために、五つ。
「何でですます口調なんだ?」
『フフ……』
 言いながら両手を頭にかざす。フ……と、かすかな音を立ててその手の間、頭上に、何
か黒い物が現れた。
「!?」
 何かの攻撃かと、構えを取るが……
(何だ?)
 男が取り出した物を頭に被る。それは、覆面だった。黒地に、白く……骸骨の、死神を思わせるような模様が入っている。と言うか額にきっちり「死神」と書いてある。

 全く、繋がっていない。あの質問でなぜ覆面を被るのか。
(死神の覆面……デスマスク?……ですます口調……ですますくちょう……デスマ)
 思考を中断した。今の自分ではこのストレスには耐えきれない。
『いい勘じゃないか』
 口調が変わった。荒っぽくなった感じだ。心なしか容姿も変わっている。
『では……そろそろ始めようか』



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 で、進んでいない、と(涙)。本当に申し訳ないのですが、
 次回の戦闘の説明(描写でなく)部分をちょっとはしょらせてもらいます。

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