ザ・グレート・展開予測ショー

オリジナル(4)


投稿者名:いたけし
投稿日時:(01/11/ 1)

一週間に一回長い話を書くのもあれなので
短いのをたくさん書くようにしました
ではどうぞ

   オリジナル

アニメ『ダンバイザーEX』
ちゃらちゃらら〜たたん〜♪(←オープニングテーマ)
『くっ、やってくれるぜ」
『くらえ〜!、ブレイカーナックル!』
『必殺、熱破十紋字切りー!!』
「かっ、かっこいい〜」
それが、僕が初めて『ダンバイザーEX』のアニメを見た
時の感想だった
内容的には、異星人が地球を攻めて来て、その侵略を『ダンバイザーEX』と言うスーパーロボットが阻止しようと
するなんとも安直な話だが、そんなことを吹き飛ばすくらい『ダンバイザー』と言うロボットがかっこいい
技もかっこいいし、声優さんの叫び声もいい
もうこの作品は『ゆいといっしょに見るアニメリスト』入り確実だ
『ダンバイザーEX』、今後の展開が楽しみだ
「高校生にもなってアニメを見るなんて、あんた、ほんとガキだね〜、そんなのどこがおもしろいんだか」
むむ、誰だ?人が感動にうちひしがれている時に、いらんことを言う奴は
そんなことをする奴は相手がおてんと様でも僕は許さんぞ
「誰だ、僕の爽やかアニメライフにちゃちをいれるけしからん奴は・・・・・げっ、姉さん」
ダメだ、おてんと様は許せなくても姉さんには逆らえん
「順一あんたね、もう少し普通の高校生らしくしなさいよね、普通の高校生らしく、いい歳してそんな子供番組なんか見てないで彼女のひとりくらい作りなさいよね」
こっ子供番組だと、この言葉には僕もピクッと来た
しかし、ここで姉さんと争っても1200%負けるのは目に見えてる(確実に)
なんせ姉さんは僕のバースデーケーキに火薬を詰めてケーキを木っ端微塵にした経歴がある
その他もろもろと姉さんの武勇伝はあるがここでは伏せておこう
だけど僕はその武勇伝のおかげで何回姉さんに殺されかけたことやら
「大体姉さんだって彼氏がいないじゃないか、姉さんに彼氏ができたころには僕だって彼女くらい・・・無理かな」
「はぁ〜、何回も言ってるでしょ」
姉さんは僕に近寄ってきて抱きついてきた
「こ〜んなカワイイ弟がいるんだから彼氏なんかいらないって、順一に彼女ができるまで彼氏なんか作らない」
姉さんは僕にすりすりと頬づりをしながら言っている
そんなことをいつも言っている割には僕を殺そうとする
ハッキリ言って姉さんほど恐ろしいものはない
僕は本当に姉さんに好かれているのか、謎としかいいようがない

姉さんの名前は『ゆかり』、鈴木ゆかり19歳
今年から関西の大学に入学しひとり暮しをしている
だけと時々、家に帰って来ては武勇伝を残し、そしてまた去って行く
性格はあてはまらん、簡単に言えない性格
特技は僕を殺す一歩手前まで進めさすこと
好きなものは・・・・・僕らしい

六道女学院文化祭
「へぇ〜、これが文化祭か」
僕は感嘆の声をあげた
教室ごとに違う出し物を展示したり、部活動ごとにおのおのの展示品を飾ったり、体育館ではステージで劇なんかしてたり、露店も何店かあったりして、みんな忙しそうだ
みんな忙しそう・・・ってなんでゆいは自分のクラスの手伝いをしてないんだ
「なぁ、ゆい、ゆいは自分のクラスの手伝いしなくていいのか、あっそれとも教室に居れない事情でもあるとか」
「えっ、そんなことないよ、私は実行委員だからクラスの手伝いをしなくてもいいの、今日わたしがジュンイチを案内出来るのもそのおかげなんだから感謝しなさいよ」
別に案内が必要だったわけじゃないけど
まっ、ここで意地を張っても仕方ないし
「ありがとう、ゆい」
僕は素直にお礼を言った
「よろしい、じゃあ次はここ、手芸部だよ、手芸部はバザーみたく作ったぬいぐるみとか売ってるみたいだから、何か気に入ったのがあったら買ってきなよ」
僕とゆいは手芸部の作品を展示してある教室に入っていった
ここはほかの教室に比べて人が少ないな
そう考えながらも細かく作品を見ていくと『さすが』と思うほどよくできてる、姉さんもうまいんだけどやんないんだよな
僕がそんなことを思いながら展示品を見ていると、あるひとつの作品に目が止まった
「こっこれはー!」
僕は声高らかに叫んでしまった
なぜかと言うと『ダンバイザーEX』をデホォルメ(二頭身)にしたぬいぐるみがあったからだ
しかも売り場コーナーに置いてある、これはもう買うきゃないでしょ
僕は値札があるのを確認し、レジっぽい所に移動して財布を取り出した
「200円です、私たちが精魂込めて作ったので大事にしてくださいね」
僕は財布をあけてお金を出す
「よっしゃ!」
僕は小さなガッツポーズを作っていた
「ダンバイザーEXの人形を手に入れられるなんてラッキーだな、今日来てよかった」
僕がうきうき気分で教室から出ようとしたら
「ジュンイチ〜何か買った?」
やばい、僕は瞬間的に買ったばかりの人形を隠した、と言うより後ろにまわして見えないようにしただけだけど
ゆいにこれを見せると奪われる可能性が大だ、この人形を買ったことは絶対にゆいには秘密だ
「ほほう、ダンバイザーEXのデホォルメ人形か、かわいい」
僕が決心していた隙にゆいは後ろに回り込み、僕が買ったぬいぐるみはなんなのか確認していた
「ねぇジュンイチ、これ私へのプレゼントでしょ」
ゆいさんゆいさん、なぜその言葉に?がないんだ
ゆいは僕からこの人形を貰う気満々だ
しかし、いくらなんでもそれは出来ない、なんせ僕がお金を払ったんだから、ゆいにあげるわけにはいかん
「これ、私にくれるんだよね」
「え〜と、これは僕が買ったんで・・・」
「私にくれるんでしょ」
ゆいは僕に詰めよって来ながら言う
「わ・た・しへのプレゼントでしょ」
ゆいの顔は笑顔だが少し怒りの表情が浮かんでいる
「ぼっ僕のなんですけど・・・」
「日下部ゆいさんへプレゼントでしょ!」
ゆいの怒りの限界も近い
だけどこれは僕が買ったもので、最初からゆいにプレゼントする気は無くて、でもゆいが起こると恐いし、ああっ僕はいったいどうしたら・・・
「この文化祭にこれたのはだれのおかげで〜」
「ああっもう、はいっ、ゆいへのプレゼント、僕があげたんだから、すぐになくさないでよ」
「えへへ〜ありがとう、嬉しい大事にする」
ゆいの怒り入りの笑顔から純粋な笑顔に変わると、僕はホッと胸をなでおろした
詰めよられたり、頼まれたりすると断れないのが僕、鈴木順一の悲しい性分(サガ)であった、トホホ

つづく
もうちょっと文化祭を書かんとやばい・・・・・逃走(先輩のパクリ)・・・・・逃走
オリキャラ紹介
ダンバイザーEX(エクセリオン)・・・いたけしワールドオリジナルロボット、順一とゆいが好きなアニメです
大体はイーエックスか、ダンバイザーで略します
こいつが出来たきっかけはGS美神の二次創作にナデシコはやばいと思い創りました
こいつの名前の元ネタを分かる人はいないと思います絶対、断言出来る、元ネタがわかった人はコメントください

鈴木ゆかり・・・名前の由来はあるマンガの狂信者の友達に(こいつはそのマンガのグッツを買い集めるのに最低5万は使った)この話のあらすじなど教えて名前を考えてもらったところ「それならやっぱ『ゆかり』でしょう」と返事がきたので『ゆかり』です
hazuki先輩のキャラ『ゆうねえ』が好きないたけしはどうしてもお姉さんキャラが入れたかった
でも『ゆうねえ』とかぶらないか心配です
ゆかりは『ゆうねえ』のようないい姉ではなく、むしろ順一に迷惑をかける奴です
武勇伝でかなり順一にひどいことをしてますが、でもそれは・・・・・
このことは話が進むにつれてわかっていくと思います
ゆかりは順一のことがめっちゃ好きです

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa