ザ・グレート・展開予測ショー

愛子の青春時代2


投稿者名:NGK
投稿日時:(01/10/24)

「やめる?おまえが学校をか?」
机に乗った少女の隣に立っている少年が言葉を発した。
「我々も手を尽くしたんだがね・・・。決定事項だ。」
頭の寂しい中年男性(校長)が言った。
「何でだよ!こいつを入学させたのはあんたらだろ!」
少年・・・横島忠夫は拳を壁にたたきつけて怒鳴った。
「横島さん。おぼえてますか?アシュタロス事件の時、
マスコミから取材をされたときのことを。」
「ああ。おまえがやたら取材されてたときのことだな」
横島が皮肉を込めた言葉にピートはうなずいた。
「はい。あのとき愛子さんの存在が世間に知れてしまったんです」
怪訝な表情を浮かべている横島に校長は言った。
「ピート君は問題ない。生まれや住所、身元引受人とはっきりしているからな
だが、愛子君は・・・」
校長が語ったのは、いわく生徒扱いになっていないということだった。

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