ザ・グレート・展開予測ショー

もし登場人物の性格が違ってたらシリーズ(つづくかどうかは未定)


投稿者名:ラクン
投稿日時:(01/10/23)

最近シリアスばっかで疲れたのでちょっと息抜きを。
題名からいってやばいですがどうしてもやりたかったので・・・
みなさ―ん、石投げないで下さいねー。・・・無理か(汗)
とりあえず美神だけやってみて不評だったらすぐにストップします。
ちなみに元ネタは「そんな○つはいねぇ!」です。


もし美神が急に金にがめつくなくなったら。


「極楽に逝かせてあげるわ!!」
美神の神通棍が悪霊を頭から真っ二つに叩き斬る。

「ありがとうございます・・・これ・・・少ないけですけど・・・」
やつれた主婦が決して厚くは無い封筒を差し出す。
しかし美神はそれをぐいと押し戻す。
「いらないわ、このお金、後ろにいる子の為に使って頂戴」
主婦が口を手で覆い、涙を流す。
「!・・・ほんとに・・・ありが・・とうございます・・・なんとお礼を言って良いのやら・・・ぐすっ」
「いいのよ、その子が大人になって働ける様になってから返してもらえば良いわ。安くしといて上げるから」
美神が泣き崩れる主婦の方に手を置いてにっこりと微笑む。
その微笑みは聖母マリアの様であった。


「・・・・・・横島さん・・・のすとらだむすさんの予言って・・・ちょっと時間がずれただけだったんですね・・・」
おキヌがどこか達観したような諦めたような顔で横島に語り掛ける。
「・・・・・・そうかもしれないな・・・でも、希望がある限り諦めちゃいけないんだ。地球が滅びるとまだ決まったわけじゃ無い。例えそれが0.00000000000000〜00001%の確立でもいい!それを信じて強く生きていくんだ!!絶望してるだけじゃ何も始まらない!!!」
「!・・・・・・そうですよね・・・まだ諦めるのはちょっと早いですよね・・・わかりました!私、強く生きていきます!!」
「そうだ!その意気だ!!おキヌちゃん!」
「はい!!」
根本的問題は何一つ解決されていないのだが、そんな事はおかまいなしに手を取り合い空を見上げる横島とおキヌ。
バックグランドミュージックはミスチルの「Tomorrow never knows」のサビが延々とループしていた。



美神「・・・・・・・・・・あんたら・・・」


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