ザ・グレート・展開予測ショー

誤解(おまけ前編)


投稿者名:hazuki
投稿日時:(01/10/22)

<はじめに>この話には横島くんと美神さんは出てこないです。すいません(自爆)
ので、和馬くんと関さんが気になる方だけよんでください(そんな人いるのか?いやいまい)

事務所で横島と美神がいちゃいちゃ(死語)していた頃和馬は、横島のアパートに戻り来るであろう郵便屋さんを待っていた。
しかも正座までして。
ちなみに郵便やさんが来た時ドアが壊れていたら、困ると思いわざわざドアまで治したのだ。
その上、急須と湯のみ、そしてポットまで傍に用意していたりする。
(本当は、お菓子も用意したかったのだがこの家には無かった)
もちろん郵便やさんが届けに来たらもてなすためである。
何しろ愛しい愛しい(笑)ゆうこさんの手作りチョコを持ってくる人や!!
もてなさいと罰があたる!
とは、和馬の心の声である。
まあ、ゆうこの送るチョコが手作りと決まっているわけではない。
の、前にそもそも郵便やさんがこの時間に活動しているわけもなかったりするのだ。
まあ、本人が幸せなら別にいいのだろう。

そしてそのままの体制でまつこと数時間
かちっと
日付が変更した瞬間
こんこん
とドアを叩く音がした。
「来たっ」
しゃきっと音の聞こえそうな勢いで、和馬はその場を立ち上がり人間のものとは信じられない速度で、ドアを開け
「まってましたっ………ってげっ!!!」
和馬の喜びの声をあげたー
がそれは途中でとまってしまう
何故かと言うと、その場に居たのは人の良さそうな、郵便のおじさんでは無く和馬がこの世でもっとも嫌う人物。
それは、和馬の愛しい人(と言う表現が合うのかどうか疑問だが)の愛を受けている人物であった。
さわやかな笑顔とすらりと伸びた長身一見すると少しばかり線の細いハンサム。
だが、中身は変態という関俊介、三十五歳、独身が居たのだ。
「やあっマイスイートハニーの手作りチョコを持ってきたよ♪」
ちなみにこれはドアを開けた瞬間の関の台詞である。
この一言だけでも、関という人物がどこまでたわけているのかわかるだろう
ぴきっと
瞬間和馬の表情が固まる。
「横島くんっわざわざってあれ?君?和馬くんじゃないか?」
そしてそんな和馬の様子に気付かずに関。
確かここは、和馬くんじゃなくて横島くんの家だったけどなあとひとりごちる。
ちなみに和馬のことを当然のごとく関は知っている。
和馬はただ顔中に不満という文字をでかでかと貼り付けていた。
第一付き合いの長さから言ってしまえば関より、和馬のほうが長いのだ。
和馬は、今から六年前横島が大阪から東京に引っ越す時の手伝いに来た時、挨拶に来たゆうこと出逢ってからずっと好きだったのだ。
どこが?と聞かれてもわからない。
彼女を構成する全てが好きなのだ。
その外見も強さも、優しさも、潔さも少しばかりねじくれた物の考え方も。
幾度となく告白もした。
(数にして19回告白して19回振られた)
そして全て断られてもまだゆうこが好きなのだ。
それは和馬の思いを受け止めて真摯に、誠実に答えるからである。
彼女は、決して人の感情を、思いを無下に扱わない。
本当の感情にはいつも、真剣だ。
そして、ゆうこは和馬ではなく関を選んだ。
これで和馬が関に嫉妬するなと言うものが無理であろう。
と、いうか和馬にはこの男のどこがそんなにいいのが物凄く疑問である。
外見は若いが四捨五入すると四十歳であるし、中身は変態である。
(まあ性格に関して和馬は人のことを言えない)
自分の方が若いし将来性もある!!!
絶対こんなやろーには負けへん!!
と、和馬がめらめらと瞳に炎を燃やしていると
「横島くんはいないのかい?」
といういたって呑気な関の言葉が響いた
つづく(でいいのか?)
て、いうかこれ初恋と告白と誤解読んでないとわからないですね(自爆)
ああっすいません

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