ザ・グレート・展開予測ショー

奴の名はユダ!・・・11


投稿者名:スーパーたーくん
投稿日時:(01/10/21)

剣を交わせた二人は地面に降り立つ。
「・・・・・良いぞ、とても良い」
「痛ってえええ、あいつの腕は何でできてんだ」霊波刀の衝撃が伝わる。
「ヨコシマ、お前は強い、面白いよ、私は嬉しいよ」ギュスターブは満面の笑みを浮かべる。
「そいつはありがとさん、だが・・これでも笑ってれるか?」横島は文珠で剣を作る。
「・・二刀流か、面白い!かかってこい」ギュスターブは剣を構える。
「おっりゃあああ」横島はギュスターブに向かいながら考える。
<正面からじゃあ一刀に捨てられる、なら!>
「どりゃああ!」横島は文珠をもう一個使う、字は『移』。
「!」ギュスターブは視界から横島を見失う。
「こっちだああ!」横島はギュスターブの上に姿を現す。
「・・そこかあああ」ギュスターブは剣でとらえようとするが横島のほうが一寸速かった。
「手ごたえがある!このまま振りぬくぞ!」剣はギュスターブの腕へと刺さる。
「ちっ、だが、わっしゃああああ」ギュスターブはあえて腕をひねる、そして横島を自分の射程に持ってくる。
「嘘だろ・・自分の腕を・・」
「私と戦うには覚悟が必要だぞ、横島・・・くらえ!天地二段!!」鋼鉄の剣が水平に横島の体をとらえる。
「ぐああああ」横島は切られた衝撃で吹っ飛ぶ。
「・・手に剣が刺さっていたんで振り切れなかった・・・」ギュスターブは手から文珠の剣を引き抜く。
「ちきしょおお、あの野郎死ぬとこだたっぞ」文珠で回復をした横島はふらつきながら立ち上がる。
「・・・グレート!・・・これで終わりじゃつまらないかな・・」ギュスターブは再度剣を構える。
「霊波刀じゃやばいな・・やっぱりここは」横島は文珠で銃を作る。
「ヨコシマ!行くぞ!かぶと割り!!」ギュスターブは飛び上がる。
「ボディーががら空きだぜ、ギュスターブ!!」横島は銃を構える。
「くらいな!」銃口から霊波弾が打ち出される。
「!!」一弾目がギュスターブの腹部を貫く。
「いける!いけるぞ!」横島はさらに引き金を引く。
「ぐふ、銃か・・だが!だが!だが!無意味いいい」ギュスターブは三弾目を受けたあと鋼鉄の剣を横島に投げる。
「どっしええええ」横島は打つのを中断して剣をよける。
「そしてだ!ファイアーブランド!!」ギュスターブの声と共に赤き剣が彼の手に握られる。
「焼殺波あああああ」新しい剣から炎の剣げきが繰り出され霊波弾を焼き尽くす。
「えらいこちゃ!えらいこちゃ!なんじゃありゃ火がぼってでたぞ」横島が騒いでる隙にギュスターブは地面に無事着陸する。
「ふう、こいつを使うのは何百年ぶりかな・・・」ギュスターブは鋼鉄の剣も抜いて横島の方に歩いてくる。
「ヨコシマ、面白いアイデアではあったが押しがいまいちだったよ」
「そうかい、それじゃあこいつはどうだ!」爆の文珠を投げつける、近距離なので自分にもダメージがくる。
「うわああ」片手が痛い、腕を折ったと横島は考える。
「ギュスターブは!?」横島はあたりを見渡す。
「こっちだ、ヨコシマ!!」後ろにいたギュスターブは二つの剣を振り切ろうとする。
「うぐっ・・・・」体を切られた・・・胴体と下半身が二つに裂ける。
「ヨコシマ・・・これだけか・・・」ギュスターブは剣をしまおうとしたその瞬間。
「そいつは偽者だああああああ!」横島が霊波刀ギュスターブの体に食い込ませる。
「!!!、地面からだとおお」ギュスターブは振り切られないよう霊波刀を手で抑える。
「文珠で偽者を作っておいて、爆発の威力で吹っ飛んだ地面の下に潜んでいたんだよ」横島の手には地面の柄の布がある。
「美神さん譲りの裏技を甘くみんなよ!!」横島は力を込める。
「・・・いかん、このままでは!こうなったら・・ふんっ!!」ギュスターブは霊力を噴出する。
「何をする気だギュスターブ!!」
「最終ラウンドへ案内だ!舞台は宇宙だ!ヨコシマ!お前は面白いぞ私を本気にしてくれた!!」
「横島さん!」
「横島クン!」
「ギュスターブ!!」
「面白いぜギュスターブ!!これで終わりだああああ!!」横島はギュスターブから霊波刀を抜く。
「・・・ところで、お前空気無くても大丈夫か・・・」
「うっ・・・うぐうぐぐぐ」蒼くなっていく横島。
こんなんで大丈夫か横島!次回ついに決着か?(自信がないです)

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