ザ・グレート・展開予測ショー

犬飼ポチの復讐(19)


投稿者名:G-A-JUN
投稿日時:(01/10/20)

ようやくテストが終わったー!!(何故かテストの初日からいきなり風邪を引いてしまった…前日までは全然異常が無かったのに・・・)
まぁ風邪を引いても無視して学校行ってるけど(何故かその方が治りが早かったりする。それにテスト期間だったから休むに休めないし)
そろそろ本編から逃亡するのは止めよう(いつまで続くかわからないけど、ネタもいつも尽きてるし…)

…一応今回も、もしよろしければ読んでみてください。(…最近前書きが長くなってきたなぁ。関係ないことばかり書いてるし)

犬飼ポチの復讐(19)

横島と天狗は互いに斬りかかった。
再び互いに正面で受け合う膠着状態となった。
今回は先に動いたのは横島だった。
「これでどうだぁー!!」
横島は霊波刀で天狗の刀を右に落とした。
「ムッ!!そうきたか!」
「今だー!!シロー!!」
天狗の刀を横島が右下に固定している間にシロが飛び掛かった。
「はぁぁぁーーー!!」
シロは霊波刀を横に振るった。
「させるかぁ!!」
天狗は左手を刀から離し自分の鞘を掴み霊力をを伝わらせて自分の腹部の手前でシロの霊波刀を防いだ。
「「なっ!!」」
2人は一瞬、予想外の防御をされ驚いたが、すぐに横島は天狗に攻撃を仕掛けようとした。…が、
霊波刀を振りかぶった瞬間、腹部を蹴られよろめき、さらに、天狗の斬撃が迫ってきた。
「危ないでござる!!」
シロが素早くそれを防いだ。
横島は蹴られた衝撃でそのまま少し後ろに下がった。
天狗はは霊力を込めた鞘を振りかぶり…一気に振り落とした。
「させるかー!!」
今度は横島がサイキック・ソーサーを投げ鞘をはじき飛ばした。…が、腹部に激痛が走り腹部を押さえ込んだ。
「ぐぁぁぁ!!」
シロがすぐに距離を離し横島に向かった。
「大丈夫でござるか!!先生!!」
「あぁ。なんとかな。」
「ほう。そんな技もあったのか。だが、刀ではなく鞘の方を落としたのは失敗だったな。1度見たからには2度とその技で拙僧から武器を奪えんぞ。」
天狗は横島めがけ突進してその加速を加えた突きを放った。
「うわぁぁぁ!!」
サイキック・ソーサーで防いだが、そのまま後ろに飛ばされてしまった。
足でなんとかブレーキをかけようとしたが木にぶつかるまで止まることができなかった。
天狗はすぐに刀を横に切り払いシロに攻撃を仕掛けた。
「がっ!!」
シロも近くの木まで飛ばされてしまった。
天狗が刀を横に切り払いシロを飛ばした瞬間、側面から狐火が飛んできた。
「ムッ!」
天狗はすぐに横にかわすと狐火をタマモを睨みつけた。
「言ったはずだぞ!…次は無いと!!」
「私はただシロに貸しを作りたいだけよ!!」
再び指に火を灯らせ狐火を放とうとした瞬間、すでに天狗は接近する体勢となっていた。
そして、タマモに向かって一気に加速した…その時
「2度と同じ失敗をしてたまるかぁーーー!!」
横島はハンズ・オブ・グローリーを天狗に向けて一直線に伸ばした。
「無駄だっ!!その程度の技で拙僧は倒せん!!」
天狗は、一瞬立ち止まり自分の目の前をハンズ・オブ・グローリーが通過する瞬間に先端を叩き落とした。
その瞬間、地面に叩きつけられたハンズ・オブ・グローリーの中に仕込まれていた文珠が爆発を起こした。
「ぐわぁー!!」
天狗は爆風で後ろに倒されそうになったが、すぐに体勢を立て直し巻き起こった爆煙から抜けようとしたが、爆煙を突き破りながら向かってきた狐火の直撃を受けた。
「しまった!!…ぐわぁぁぁー!!」
狐火によって煙は吹き飛んだとき横島とタマモの目には狐火に焼かれている天狗にシロが斬りかかる瞬間の様子が映った。
そして、横島も天狗に向かっていった。
天狗が焼かれながらも死にものぐるいでシロの攻撃を受け止めた瞬間、横島の霊波刀が天狗の頭部に突きつけられた。
「………勝負着いたよな。」
「そのようだの。拙僧の負けじゃ。」
そして、シロも霊波刀を消した。
「それはそうと、火は自分で消せるのか?」
天狗はまだ燃えていた。
「う〜む…無理かもしれんな。頼めるかの?」
「あ、あぁ。」
横島は双文珠に「消」と「火」と入れて発動させた。
「じゃあ、治療してもらえるんだな?」
「左様じゃ。」
「本当にいいのでござるか?天狗どの。本来なら拙者たちの負けなのではござらんか?」
シロは少し申し訳なさそうに訪ねた。
「最終的にはお主らの勝ちじゃ。それに、また久々によい戦いをさせてもらったしの。お主らの絆もよく見せてもらえて拙僧は充分満足しておる。」
「じゃあ、村まで着いてきてもらえるでござるか?」
「む?なんじゃ、お主たちは何の薬が必要なのかわからぬのか?」
「ちょっと人数が多いのでござる。」
「なるほど。そう言うことか、ならばよかろう。此処を離れるのは久しぶりじゃの。」
「本当でござるか!!」
横島とタマモは天狗の予想外の答えに驚いていた。
「お、おい本当にいいのかよ!?俺はてっきり1人じゃないのかー!?って言われると思っていたんだが…いいのか?」
「別に1回に付き1人とは言ってはおらんしの。まぁ拙僧の気分次第じゃ。」
「じゃあ、早く村に戻りたいでござる。村の仲間が心配でござるよ。」
「そうだったの。では、行くとしよう。」
天狗は飛ばされた鞘を拾い刀を納めると横島たちと人狼里へ向かっていった。


___(20)に続く___


…とりあえずこれで戦闘は一段落したかな?(なんか天狗戦伸びすぎたなぁー)
もう1,2話ここの話をやったら別サイドの方を書くと思います。(でも別サイドやってから、またここの話をやるかもしれないなぁ)
………なんとか話を戻したい(泣)


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