ザ・グレート・展開予測ショー

奴の名はユダ!・・・9


投稿者名:スーパーたーくん
投稿日時:(01/10/19)

「ピートッ!!」
「先生!!」二人はすでに冷たい。
「コーデリアは僕や兄者とは違って感情に流されやすい、僕は例え怒りをあらわにしてもコーデリアのように自分の怒りをぶつけてから殺すという野暮な事はしない。君たちは弱い人間は人間であるがために弱くなった、君たちもそいつらのところに行って勉強してきな」ナルセスは矢を三本持っている。
「くううう・・・」エミは立てない、ピートの冷たい体を見つめ続けている。
「エミ!もう一息よ、二人の敵を討つのよ・・・」
「令子・・あんた」
「エミ、あんたも辛いけど分かって・・・」
「ごたごた五月蝿いですね、とっとと死ぬのをお勧めしますよ!!この三本であなた達を殺すと宣言しましょう」
「ナルセスはまだ小竜姫や神宮の戦闘でダメージを残しているはずよ、エミの霊体崩壊波で一気に落とすわよ」
「美神だったけ?君は自分の力によって死ねるよう殺してあげよう、そっちのお嬢さんは血の海を泳がせてあげるよ」
「くだらない事言ってるワケ、まかせなさい、令子行くわよおおお」エミは今度は自分でナルセスに突っ込んでいく。
「無駄無駄無駄(ジョルOか・・・)私の力を甘く見るなよおお」ナルセスは矢を空中に放り投げる。
「?」
「神通棍は霊力を棒の部位に送ると自分の思うがままに操れるよな、つまり霊力を送ればどんな物体でも操れるという事だ、もちろん自分の体から離れれば莫大な霊力が必要になるがな」
「まさか!エミ矢よ!矢がくるわ!」エミに向かって三本の矢が三方向から押し寄せる。
「なっ血に溺れて死にな」
「!!!」エミは痛感する自分の体に冷たく鋭い物が入ってくるのを。
「これで三人目・・・なっ!」エミはナルセスを射程距離まで追い込んでいた。
「くたばる前に私からのプレゼントなワケ!!!」エミは霊体崩壊波を打ち込む、コーデリアの時は光り輝いていた光が血のように赤くそれでいて華やかに見える。
「エミ!」
「令子・・任せたワケ・・・」エミは倒れる。
「おのれええええええ!こうなったら貴様も道連れだああああああ」ナルセスの体にすさまじい霊気が集まっていく。
「ナルセス!自爆なんかさせないわ!精霊石よ!」美神はナルセスに精霊石の結界を施す
「貴様ああああ」
「これで動けないはずよ!三人仇よ!神通棍フルパワーあああ」神通棍に今度は霊気が集まる。
「私の霊気を!!」
「あんたはコレでも抱いて死んでなさいよ!!!」美神は霊力の満ち満ちた神通棍をナルセスに打ち込む。
「ふぎゃあああああああ、兄者あああああ・・・・・・・」精霊石の結界の中が光り輝く!
「あんたは爆発するわ自分の力で・・・・」ナルセスは爆発し結界ごと消し飛ぶ。
「占い師にでもなるべきだったんじゃない」
「君もそうじゃないのか・・・・・」美神の後ろで声が。
「!・・・ギュス・・ターブ・・・」美神は気を失う。
「・・・・・ヨコシマ・・・早く来い・・・」
・・・・・・・・・横島・・・・・・・・・・
「!」
「どうした横島?」教官が寄ってくる。
「いやなんでも・・・・」
「そうか?まあ良い、とにかくこれで最後だ。ここに妖刀、千切双という刀がある。これを式神に持たせるから壊してみろ」
「壊すだけ?」
「簡単そうと思っているがこいつは一秒間に千の二倍の切りを放つ悪魔の剣だぞ」
「・・・・ってあんたまさか・・・」
「まあどうせこれに勝てなきゃあと数日で死んじゃうんだろ、遅いか早いかだけだし」教官は闘技場に横島だけ残して扉を閉める。
「っておおおおおいい!!!」
「横島さん前!前!」横島が振り向くと。
「ぶんぶんっぶん」すさまじい速さで剣を振ってきている式神が襲い掛かってくる。
「ちょちょ、タンマタンマ!!!」横島は逃げるゴキブリなみの速さで逃げる。
「ぶんぶんっぶん」もちろん式神も追ってくる。
「・・・・大丈夫なのか・・・」
「横島さん・・・・」

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