ザ・グレート・展開予測ショー

極楽V〜転職編〜


投稿者名:ハカイダー
投稿日時:(01/10/19)

ども、知る人ぞしるハカイダーです。って忘れられてると思いますが(苦笑)
久しぶりに覗いてみたところ、
タモさんや後藤さんのアレっぷりに感化してしまい、つい書いてしまいました(笑)
少しでも楽しんでもらえれば嬉しいです。
ちなみにパーティーは……

勇者:横島忠夫

戦士:美神令子

僧侶:氷室キヌ

魔法使い:Dr.カオス

転職仕切ってるおっちゃん:唐巣神父

バラモス:小笠原エミ

アッサラームの怪しげな武具屋:厄珍

アッサラームのパフパフ娘:ルシオラ

娘の親父:アシュさん(出て来ないけど(笑))
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一行は皆LV20に達し、ようやくダーマに到着した。

横島「はぁ、はぁ、やっと着いた〜〜〜!!」

美神「ったく、あの変態まっちょにはもううんざりだわっ!!」

おキヌ「カンダタさん、強かったですからね〜(苦笑)」

カオス「ふはは、最後はワシのメラミで灰にしてやったがなっ!」

マントを翻して己を賞賛するカオス。

美神「あれはMP4しか無いアンタ最大の奥義だもんねー(溜息)
   よく考えてみたらさー、
   メラは2回しか使えないし、
   ギラはもちろん1回で撃ち止めだし、
   ベギラマ覚えてもMP足りないし、
   アンタさぁ、『その装備してる魔道師の杖』より存在価値無いんじゃないの?」


グサ、グサ、グサ!!

カオス「う、う、うるさいのー(汗)。これから賢者になればワシのありがたみがきっと分かるぞい!!」

美神「……ま、期待しないでおくわ」

横&キ「…………(苦笑)」

一行は転職所へ向かった。

唐巣「よくぞここまで来ました。さあ、誰が転職しますか?」

横島「んーと、それじゃおキヌちゃんからでいいか?」

おキヌ「は、はいっ!!」

緊張した面持ちで唐巣の前に出るおキヌ。

唐巣「何に転職しますか?」

横島「もちろん遊び…ブッ!?」

美神「賢者、賢者でお願いしますわ!ほほほほ!」

ガスッ!ガスッ!バキッ!ボギッ!

唐巣「……わ、分かりました。では『悟りの書』を」

唐巣は眼前で繰り広げられる地獄絵図にそっと十字をきって目を臥せた。

横島「あ……遊び人に……危ない水着が漢のロマン……ゴフッ」

唐巣「……(横島君、真の漢なら分かってくれるさ、きっと……)」

カオス「ほれ、悟りの書じゃ。さっさと進めてくれんかのー」

唐巣「……あ、これは失礼しました。それでは、始めますよ?」

おキヌ「はいっ!(ドキドキ)」

唐巣「…………ぶつぶつ(台詞忘れました(泣))」

チャ〜ラ〜ラ〜ラ〜チャ〜〜ラ〜〜ラ〜〜♪

おキヌは賢者になった。

横島「お、おおっ!!色気とは無縁だった僧侶の服装から一転、
   ミニスカのネーちゃんになっとるーっ!!
   ちくしょー、可愛いぞおキヌちゃーーん!!」

おキヌ「や、やだ……そんなに見ないでください……(カァ〜〜)」

美神「(ピクッ)わ、私も転職しようかしら……」

ちらりと横島の反応を窺う美神。

横島「え?でも美神さんの装備って今のところ万全じゃないですか?今さら転職しても意味ないじゃないですか?」

美神「うっ!?確かに……」

美神の装備品:ドラゴンキラー:みかがみの盾:鉄仮面:刃の鎧(全て裏取引で入手したもの(笑))
       
美神(これじゃ色気もへったくれもないわっ!だいたい鉄仮面被ってたら顔も判らないじゃないっ!!(泣))」

横島「でも、遊び人だったらなぁ(妄想中)」

美神「えっ!?(カァ〜)……ババ、バカな事言わないで!またシバかれたいのっ!!」

横島「う、嘘っス嘘っス!!」

美神「ったく……(ろくな職業無いわねホント)。……あ、そうだっ!!」

唐巣「他に転職される方は?」

カオス「おお、ワシの……」

美神「待って待って!!私、お願いします!!」

唐巣「美神君は戦士でしたね。となると……武闘家あたりですか?」

美神「(キッパリ)『スーパースター』にしてください!」

唐巣「え?あ、いや、Vではスーパースターという職が無いのでそれはちょっと……」

困り果てた顔の唐巣神父。

美神「全ての武具を装備可能、全ての呪文を使えるスーパースターにしてください!!」

唐巣「だからそれは無理だと……!!」

美神「(にやり)神父、最近この辺もモンスターが増えてきて来客が激減してるんじゃなくて?」

唐巣「な、何が言いたいの金?」

美神「ホホホホ、神父…台詞に金(かね)が混じっちゃってますわよ?」

唐巣「え……?そんなハズは……」

美神「とりあえず3億Gほど契約金として……いかがですか?(邪笑)」

唐巣「さ、3億……!?し、しかし職業を金で売るなど言語道……」

美神「でも〜、ここが潰れでもしたら〜、また新たな魔王が出てきたら一巻の終わりですわよ?」

唐巣「し、しかし……そのためにライアンやアリーナがいる訳でして……」

美神「でも、未来は常に変わりますわ……。もし今潰れてしまったらYのダーマは裏も表もきっと廃墟と化したままね」

唐巣「うぐ………(汗)」

美神「エミを抹殺するにはこの職業が必要なんです。ね、3億で足りなければ後から追加してもいいわ(魔笑)」

唐巣「ちょ、ちょっと考えさせてくれませんか?」

美神「はいは〜い♪」

唐巣「ピート君、ごにょごにょ……」

神父は側近の美青年と何やら話込んでいる。

ピート「え!?そんなっ!!」

唐巣「しかしね……」

ピート「……た、確かに。うう……僕の力が及ばないばかりに(泣)」

唐巣「ピート君、人は生きるために悪魔に魂を売らねばならぬ時があるっ!」

ピート「し、神父!!」

ガバッ!
抱き合う二人。

横島「あいつら何やってんだ?」

おキヌ「よく分かりませんけど……いつの時代でも友情っていいですね〜(じ〜ん)」

唐巣「ごっほん……こ、今回は特別だからね!」

美神「サンキュー♪」

唐巣「私とピートの全霊力を開放して……てやあーーーっ!!!」

チャ〜ラ〜ラ〜ラ〜チャ〜〜ラ〜〜ラ〜〜♪

美神はスーパースターになった。

唐&ピ「ゼェ……ゼェ……」

美神「こんな重たい装備は外して…と」

美神はいつものボディコン服に着替えた。

美神「どう、横島クン?」

ピカーーーーーッ!!

横島「眩しい、眩しいっスよ美神さんっ!!」

おキヌ「す、凄い光っ!」

美神「おーーっほっほっほっほ!!……さ、行くわよみんなっ!!」

横&キ「おう!」

カオス「待て待て、まだワシが賢者になっとらんぞ!?」

横島「あ、忘れてた。待ってるから行って来いよ」

カオス「うむ。……神父よ、ワシも転職したいんじゃが?」

唐巣「はぁ、はぁ……な、何になりたいのですか?」

カオス「もちろん賢者に決まっておろう!ついに忘れていた呪文を……若かりしワシに戻れるのじゃ!」

唐巣「では、悟りの書を」

カオス「うむ」

予め『美神』に渡されていたもう一つの悟りの書を懐から取り出すカオス。

唐巣「では………ぶつぶつ」

デンデンデンデンデンデンデンデンデ〜〜〜〜ンデュイン♪

カオスは呪賢者になった。

カオス「メダパニ!」

カオスは混乱した。

カオス「ザラキーマ!」

一同「えっ?」

城の住人、及び勇者一行は全滅した。………と、思われていた。

カオス「ヨーロッパの魔王、ここに復活じゃっ!!ふははは、待っておれ、魔王小笠原エミ!!」

パリン……

カオスが魔王城へ飛び去っていった数秒後、女の懐に隠し持っていた命の石が静かに砕け散った。

美神「あ、危なかったわ!(焦)……厄珍のヤロ〜〜ッ!!(ゴゴゴゴ)」

美神はとりあえずおキヌだけ生返らせると、ルーラでアッサラームへ飛んで行った。

アッサラームにて―――

厄珍「ま、待つアルよ、令子ちゃん!ほら、前に手に入れた精霊石譲るアルから……!」

美神「ザキ」

この日、アッサラームから怪しげな骨董屋が音もなく消滅した。

だが住人はいつもと変わらない日々を送っている。

深夜、アッサラーム―――

ルシオラ「ねえ、そこのステキなあなた、私とパフパフしない?」

横島「はい、喜んでっ!!(ふふふ、美神さんもおキヌちゃんも、もう寝てるハズ)」

?&?「…………ザキ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


男性諸君!こんな風に本気でザキを唱えてくれる女性……ほしくありませんか!?(爆)







違う……書きたかったのはこんな事じゃなかったのに!
Dr.カオスを主役にするハズだったのに!
そう―――本当に書きたかったのは、
『なぜ魔法使いのジジイが賢者に転職すると蒼髪の美青年に生まれ変わるのか!?』って事です(全然美神と関係ないし(汗))
「お前ら一体何を悟ったんだよっ!!」って突っ込みたくなる気持ち…分かるでしょ(強引)

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