ザ・グレート・展開予測ショー

悪夢 「ミスターレディ・グループ」


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/10/19)

「うわー、ったたた、助けてくれーーーえ!」
「イヤじゃ、イヤじゃーーーっ!」

のっけから逃げ惑う横島とカオス。
後ろからは3妖怪が追ってくる。
とはいっても、その一つは現在”人柱”となっている身分。

「「「ほーーっほーーーっ、ほほほほーーーーーーっ!」」」

気味悪い声をあげて追い惑う3匹のもの。
はっきり言って、それはおぞましい。
目の色を変えて追ってくる姿は、まさに気色悪いとしか言いようがない。

とにかく逃げまくる前に、そのうちの一つはカオスの眼前へ現れる。
・・・・・ビブロス。
も一つは、横島の目の前に立ちはだかった。
・・・・・ワンダーフォーゲル。
そして後ろからは、鎌田勘九郎が追いかけてくる。
洒落になっていない。

・・・もはや、ミスターレディ・トリオに囲まれてしまったのだ。
もう、逃げられなど出来ない・・・・!
後ずさっても、後ろからは鎌田が待ち受ける。

「た、頼むから逃げさせてくれ・・・な?」
カオスは頭を下げて頼み込むが、もちろん応じない。
交換条件ならぬ強姦条件・・・・見返りの復讐的報酬の応酬・・・・?

「な、なんで追われなきゃならないんだーーー!」
「そりゃお主が、引き寄せやすい体質だからじゃろーーがっ!」
「ジジーだって似たようなもんじゃねーかよぉおっ!」
「だーれーがジジイじゃっ!博士と呼ばんかいっ!」

こんな言い争いをしている中、3匹の手先が横島とカオスの陰部に近づきあった。

「「・・・あ・・・・・っ・・・・・・!
 うっっっっぎゃああああああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・・」」

・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここは、白井総合病院。
横島とカオスは、長い間、夢を見ていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「なーに、どうしたのよ・・・・!」

ガチャッとドアが開く。
空いた先から、スーッと白い手が見えはじめる。
2人は獄・・・・いや、ゴクッと唾を飲む。

心臓が高鳴る。
・・・・・・山村貞子。
睾丸性女性化症候群・・・・・!
いや、いまや生まれ変わって、女性としての卵巣も手にしている。

動こうとしても動かない。
どうしても動けない。
よく左右を眼球を動かしてみると、包帯でぐるぐる巻きにされている・・・・・・!

「さぁ、検温の時間ですよぉ・・・・・・!」

看護婦姿の山村貞子は、体温計を2本差し出す。
横島と、カオスの分だ。
貞子は、2人が動けないのをいいことに、2人のズボンと下着をはぐ。

「「やめろぉーーーっ!」」

という叫びも聞かず、体温計を尻へさして3分ほど計る。
気持ち悪いとは他に言い様がない。
その後・・・その体温計で、今度は2人の口の体温を測る。
既に2人は失神していた・・・。



・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・

またも2人は目が覚める。
すると、今度はのほほんとした冥子の姿があった。
そして傍らにはハイラの姿があった。

「ほ〜〜〜良かった〜〜〜!」

横島はほっとした顔で冥子を見る。

「・・・ったく、人が悪いッたら他にないわい!」

横手でカオスはそうつぶやき、ベッドから起き上がる。
横島も起き上がったその時、マコラが分身した。
・・・・・・横島百合子。
・・・・・・・・・・カオスのアパートの大家。
分身がそのように変身を遂げると、計13神将となって、冥子が一人ぼやくのだ。

「じゃあ、みんなで遊びましょ〜よ〜〜〜!」



・・・・・・・・果てさて、これも夢なのだろうか?
その頃、現実界では・・・!


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・・・・・・・・・・・・



キヌ 「美神さん、その辺で許してやったらどうです?」
美神 「いーや、今度という今度は徹底的に懲らしめてやるわ。
    人の財産を勝手に、『文殊でオンラインによる不正抜き出し』しやがって・・・・!
    逮捕なんかじゃ生ぬるいわっ!」
キヌ 「・・・だから、冥子から式神のハイラを借りたんですね(苦笑)」

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