ザ・グレート・展開予測ショー

奴の名はユダ!・・・7


投稿者名:スーパーたーくん
投稿日時:(01/10/18)

「おりゃああああ!」カキン!カキン!
「横島さんがんばってるなぁ」おキヌは修行廉の方を向いて呟く。
ここは地獄の修行者が集まる所である。横島がここに来て二日目だが人間界では西条の死美智恵のアトランチス攻略突撃などの作戦が実行されていた。もちろん横島やおキヌは知らない、横島はギュスターブとあと十一日以内に勝負をつけないと死んでしまう(詳しくは前のやつで)
「横島あああ!立たんかい!」地獄だけに教官も鬼である。
「うおおおお!」横島は昨日からこれの繰り返しである。ギュスターブは剣の天才である横島はその差を埋めるために霊波刀と文珠剣の二刀流を特訓しているのだ。
「横島あああ!ギュスターブの剣はこんなものじゃないぞ!」
「はあはあ、さすがに辛いなだが・・・でりゃあああ!」
「そんな素直な太刀じゃあよまれると何度もおおっ!」教官が横島を剣でなで切ろうとした瞬間横島は姿を消す。
「なっ!?」教官は自分の首に横島の霊波刀があると気付く。
「引っ掛けすよ、文珠で偽者を作っておきました。とりあえず休憩してもいいっすか?」
「・・良いが・・(この小僧たった数日で大化けしやがった)」
「やったあ!おキヌちゃーーん!飯くれええええ!」
「だがギュスターブはあんなもんじゃないんだ・・・・今は特訓が辛いだけで良いかもしれないがギュスターブはそうはいかんぞ横島よ・・」
「教官!一緒に飯くわないっすか!」
「馬鹿もんがああああ!三十分経ったらまたやるぞ!」
「そんなああああ、こんなんばっかや」
「まーまーがんばって下さいよ」
「みんなは何してるんだろうなあ?」
・・・・・・・・・みんな・・・・・・・・・
「ママ!私達はアトランチスでは主力として動くけど・・・」
「大丈夫よ、作戦は成功するわ。令子、もし危険と判断したら・・」
「大丈夫なワケ、そこらへんはこの女もしっかりしてるワケ」
「みなさんお気をつけて、私もすぐに行きます」
船を出して三時間ほど前の事だった。美神はとても不安そうな表情を浮かべている。
「美神さん・・」ピートは美神に話し掛けようとするがエミがせいする。
「あいつの事はあいつがするワケ、ピートも戦闘の用意をしなきゃいけないワケ」
「・・・・・」
アトランチスには思ったより簡単に進入できた。島の警備ははっきり言ってザルだ、美神たちは3チームに別れ作戦を実行する事にした。
「良い?冥子が一気に雑魚どもを抑えるのよ!私やエミで本部を奇襲するわ、正直いってユダやギュスターブのような大敵との戦闘より基地内部の破壊を重視するわ、タイガー!そっちについては任せるわ」
「わかったわ〜〜〜〜」
「まかせるけん!」
「西条さん・・・」美神は西条を思い出しながら覚悟を決める。
「エミ、行くわよ」
「令子、失敗するんじゃないワケ」
「そっちでしょ」美神たち主力チームはアトランチス内部に突入する。
・・・・・ユダ・・・・・・・
「お客さまがおつきのようだ・・・コーデリア、ナルセスお相手をして来なさい」
「はっ!」二人は一瞬で玉座から姿を消す。
「困った連中だ。まだ掃除もすんでないのに・・・・」
ユダは少し昔の事を思い出していた、ユダはキリストに自分の裏切りを気付かれていた事をいまだに恨んでいる。
「キリストを完全に殺せないのは私の甘さが原因だった、私は奴の顔を恐怖に歪めなければ意味がないのだ、GSか奴らは私の裏切りを教えた奴と同じだ、私の完璧な作戦の中で完璧な死を与えよう。それが新しい神からのプレゼントだ。

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