ザ・グレート・展開予測ショー

ハッピーハウス(その1)


投稿者名:メカ音痴
投稿日時:(98/ 7/16)

麿でおじゃる。(「やめないでこの言い方」という声もありましたので麿が筆者で且つ創作物の時のみ使用することにしますが
いいでしょうか?)さて、今回は多分ルシオラ達とは関係ないお話です。(続編ででるかも・・・優柔不断な麿・・・)
因みにこのタイトルで今回の舞台とキャラが分かったら、あなたはディープなGSおたく!!(注意!!タイトルの邦題を
みて麿の学のなさを指摘してはいけません。君と僕との約束だよ!!)数字でわかればGS博士ってとこかな。ただし、商品なし。
それでは、始まり始まりーっ!!(N○Kの児童番組の調子で)

女はドアの前に立っていた。部屋番号は201号である。彼女はドアをたたいて叫んだ。
女「いるのは分かってんだよ!!」ドンドン!!・・・シーン・・・女はヤレヤレといった感じでため息をつく。そして、その瞳がキラリ
と光ったかと思うとてにした薙刀でドアを一閃した。ドアが細切れになり、地面に落下した。部屋の中は一見して無人である。
女「・・・あのジーさまも毎度毎度・・・往生際が悪いねえ・・・」そうつぶやくと押し入れをガラッと開けた。そこには黒マントで白髪長身の老人
が無表情な少女に抱き着いて震えていた。
女「家賃払っとくれ!!」老「いっいや、もー少し待ってくれんかタヅバーさん・・・」
幸福荘のオーナー兼管理人岩田タヅ子(79歳)(すいません、勝手に設定作ってます。)は支払いの滞ることの多い幸福荘の住人達の中でも最も滞ることの多い
ジーさま、ドクターカオスのいつものセリフにいつも通りため息をつきいつも通りの返事をした。
タヅ「いーや、待てないね!今週中に払えない様なら出ていってもらうよ!!まったくいートシしてガラクタ遊びばかりして・・・ちったぁカタギになったらどーだい・・・」
カ「ガラクタ遊びとは失礼な!わしゃ『ヨーロッパの魔王』ドクターカオスじゃよ!!凡人は天才の偉大なる産みの苦しみが分からんから困る・・・」さらに言い募ろうとした時、銀光が一閃した。
タヅ「今週中だよ!!」一瞬で血だるまになるカオスとマリア。
カ「すっ、スイマセン・・・今週中には必ず・・・!」息も絶え絶えにカオスが言った。
タヅ「ったく毎度毎度世話焼かせんじゃないよ!」いつもの光景をいつものセリフで締めくくり、タヅが立ち去ろうとした時、ボキッ!!なんか腰のあたりでニブイ音がし、タヅが膝を突いた。カオスがあわてて駆け寄る。
カ「どーしたバーさん!?マリア!救急車じゃ救急車を呼べ!!119番に電話じゃ!!」
マ「イエス!!ドクターカオス!!でも・電話・止められてます・・・」ずっこけるカオス。(貧乏って罪だよなー・・・)
カ「えーい、仕方ない!!ではマリア!!空を飛んでゆけ!!天才が燃えないゴミから作った新発明の威力を見せてやるのだ!!すでにいつもの通りマッドサイエンティストなカオスの手をタヅが握った。
カ「おお!!バーさん、気がついたか!すぐ病院に連れていってやるから安心せい!!傷は浅いぞ!気をしっかり持て!!」すっかり錯乱しつつもバーさんを気遣うカオス。
タヅ「・・・(呆れながら)単なるぎっくり腰だよ!!そんなにおーげさにさわがないどくれ!!」(ここから大家の部屋へとシーン転換)
タヅ「すまないねえ、二人とも・・・アタシもやっぱりトシかねえ・・・」布団に横になり、マリアにオカユをたべさせてもらいつつタヅが言った。
カ「全くじゃ!!年も考えずたかが家賃で大立ち回りするから・・・」ゴチーン!!カオスの脳天を分銅が直撃した(どこにもってたんだ・・・どこに)。
タヅ「十世紀も生きてる生きた化石に老いぼれ呼ばわりされる憶えはないよ!!・・・(急にしんみりとなって)でもアタシもそんなに長くないねえ・・・来年で八十だ・・・亭主が戦争で死んでからずっとこの幸福荘を守ってきたけど
カオッさんアタシがしんだらこのアパート、アンタにやるよ・・・貧乏な人の役に立てとくれ・・・」
カ「ケッ!!何を寝言いうとるんじゃ!殺しても死にゃせんだろーが!!バーさんは『あの』美神令子だって裸足で逃げ出すほどタフじゃろーが!あー辛気臭くていかん!!帰るぞ、マリア。」
タヅ「家賃は今週中だよ!!」殊更に大声でバーさんが叫んだ。
タヅ「全く、可愛げのないジー様だねえ・・・」と一人笑いながら呟いた。(シーン転換、真夜中のドクターカオスの部屋)
カ「全くあのバーさんもガラにもないことを言いおって、・・・仕方が無い、この『ヨーロッパの魔王』『天才』ドクターカオスがなんとしてやるかのう。・・・さて、これとこれをブレンドして、と・・・」独り言をいいながら
なにやら妖しげな液体を鍋で煮ていた。そして、一夜が明けた。
カ「ふっふっふ、完璧じゃ!!やっぱりワシって天才!!わははははは!!」カオスが高笑いとともに(おやっ?笑いすぎて顎が外れたらしい・・・難儀なオジやんやのー)フラスコに得体の知れない液体を注いでいた。(以下続く)

カオスが作っていた謎の液体の正体は!!そしてそんなもんを飲まされるであろうバーさんは無事か!?以下、緊迫の次回へ、請う、ご期待!!
(因みに展開が読めてもばらしちゃいけないよ!君と僕との約束だよ!!右手のしていることを左手に知られないようにすれば地球も安心さ!!)


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