ザ・グレート・展開予測ショー

クリース・ファン・シット・ビィデュンFrom小竜姫


投稿者名:たーくん
投稿日時:(01/10/16)

「小竜姫さんと合うのは久しぶりですね。パパが相変わらずセクハラしてごめんなさいね」
「良いのよあれから何十年も合うたびにするから慣れたし、それよりお勧めの良いお店があるって本当なの?老子とかには内緒なのよ今回の人間界訪問は」
「大丈夫ですって、いざとなったらパパのせいにしますし。ほらそこですよ、愚痴をたっぷり聞かせて上げて下さいね。あと、口説かれ無いように注意してくださいね」
「わかったわ、じゃあね蛍ちゃん」


「いらっしゃい、お一人様?それとも蛍ですか?」
「蛍でお願いできますか?」蛍ちゃんの名前はここのお店の隠語になってるみたい。
「蛍なら腕によりをおかけしますよ美しいお姉さんのために」ボーイは私の前に座る。
「何か一杯もらえる?」・・・・作者の中では普段清楚な女の子は酒が入ると人格が変わるものとされている。
「それならブラック・アイランドはいかがかな?度数は低いがグッときますよ」
「それを頂くわ」
「お姉さんにはサービスでこちらも付けますよ」
「親切にどおも、ケーキって初めてなのよね帰ったらヒャクメに自慢しちゃお」
「お姉さんは何でこんな所に?観光、それとも男連れかな?」
「ブーッ、今日は仕事の話で来たの、蛍ちゃんのお父さんと」
「あんたあの親父さんの知り合いかい!?ふえええ、そりゃあ大変だ!」
「横島さんの事良く知ってるみたいね」
「そりゃそうさ蛍の嬢ちゃんはうちの看板娘だからねあの子の親の話は死ぬほど聞いてみたよ」
「ボーイさんは結婚は?」
「俺は彼女に逃げられちゃってさ、今は当分予定なしだった」
「だった?」
「今、目の前にとっても綺麗なお姉さんが来る前までは」
「ふふ、ありがと。蛍ちゃんの言うとおりね。ごめんなさい、若人さん貴方じゃ私についてこれないわ」
「そいつはどういう事だい?」
「私は普通じゃないのよ」
「あちゃちゃ、こんな振られ方は初めてだな、はは!もう一杯どうかな?」
「もらうわ、ところで貴方はこんな時はどうするの?」
「どんな時だい?」
「素敵な男の人と自分には考えられない差がある時」
「差かあ、例えば家柄とかかい?」
「そうね、寿命ってどうかしら?例えば私が一万歳くらいまで生きれたとしたら?」
「そいつは再び初めてな質問だな、ちょっと待ってくれよ・・そうだな」
「どうするの?」
「俺は迷わずアタックするね、たとえあんたが自分より百倍も早く死んでしまう恋人だとしても百倍あんたを幸せにしてくれるはずさ、まあ少なくとも俺ならね」
「かっこいいんだ、でもその人が私にあきちゃったらどうするの?」
「俺はそんな事無いから分からないな、横島の親父に聞けば一発だぜ、何で浮気をするのかって質問と似たようなもんだから」
「そうかしら?彼のセクハラ症は昔からずっと同じよ、でもなんかやってみようかなって思えたみたい、若いお兄さんじゃあね」
「お綺麗なお姉さんもお気をつけて」

そっか迷う事なんて何も無かったんだ、あの時私にもっと勇気が覚悟があったらな、でも今は何だか満足してる神様も人間も元はおんなじ違うのは住んでる所、さて横島さんの家にでもよろかしら?私より勇気があったあの子と娘を見に。   From小竜姫

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