ザ・グレート・展開予測ショー

パピリオ幼稚園(2)


投稿者名:西久保
投稿日時:(98/ 7/14)

 途中で止めたりしてすいませんでした。続きを書かさせていただきます。
 それで、「初等科がいい」というご意見をいただきました。実は、私も昨日電車の
中で「パピリオって幼稚園児でいいのかな?」と思ったのですが、もう書いてしまっ
たし、彼女も「でちゅ−」とか言ってるので幼稚園児で行かせてもらいます(1歳に
もなってないし)。

 冥子ママの申し出に二つ返事でOKした美神(南アフリカに精霊石を買いに行くの
で留守が不安だったらしい)。晴れてパピリオの幼稚園ライフは幕を開けた。

 パピリオが入園して三日目。パピリオがいる教室を、理事長と横島が覗いている。
ちなみに横島は、監視役&高時給というわけで用務員をしていた。
理「もうすっかり慣れちゃったみたいね−」
横「そうっスね−。初めの日は大変だったからな−」
 パピリオも御多分に漏れず初めの日はだだをこねたが、同じ心境を味わった子供達
が集まってきてたちまち彼女を仲間に引きこんでしまったのだ。おかげで次の日から
は笑顔で通ってくれて、横島も生傷をつくらずにすんでいる。
先生「はい、みなさん、お昼の時間ですよ−。お弁当は持ってきたかな?」
園児「は−−い!」
 さっきまで「魔女っ子ララちゃん」の歌が聞こえていた教室から、今度は子供達の
うれしそうな声が響いて来る。
理「あら、もうお昼なのね−。それじゃ−横島君、お庭の草むしりよろしくね−」
横「えっ、ちょっと、俺のメシはぁ−−−−?!」

ひろみ「パピリオちゃんのお弁当って今日もはちみつだけなの?」
 仲良しのひろみちゃんが、皿にはちみつを注いでいるパピリオに声をかける。
パ「そうでちゅよ。はちみちゅはからだにとってもいいんでちゅ」
まりこ「え−っ、うちのママはね、からだによくないからあんまりなめちゃいけませ
 んって言うよ−」
 そう言ってるのはもう一人の仲良しのまりこちゃん。
パ「ちいっ、ちいっ、ちぃっ、まりこちゃんのママはわかってないでちゅね。とろけ
 るようなていすと、くりぃみぃなのどごし、まさにいっきゅうひんでちゅ」
ひ「あっ、パピリオちゃんたら昨日の「料理の変人」のまねしてるう−」
先「みなさ−ん、手は洗ったかな−?それでは、いただきます!」
園児「いただきま−−−す!」
 あいさつが済んで、はちみつを食べ始めるパピリオ。でも、きまって彼女の机はベ
タベタになる。お昼寝の時間にそれを掃除するのも、横島の仕事なのだ。あわれ、横
島。

 豪華なフランス料理を食べながら、理事長は考えていた。
理「霊能コ−スはパピリオちゃん一人よね−。お友達と引き離すのはかわいそうだし
 −、どんなふうにレッスンをしたらいいかしら−?」

だが、思わぬ事件からこの悩みが解決しようとは、誰が予想できただろうか。
次回に続く!

横島「腹減ったなあ...しくしく、もぐもぐ。」
 横島、ネコジャラシは食うな!せめてペンペン草にしろ!

追伸・前回の「六道高校」は「六道女学院」の誤りです。かさねがさねすいません。


 




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