ザ・グレート・展開予測ショー

奴の名はユダ!・・・5


投稿者名:スーパーたーくん
投稿日時:(01/10/14)

「かの有名な哲学者のアレキウスは昔こういった、汝、己の過ちを知れとコーデリアよお前は今過ちを犯そうとしているのが分からんのか・・」ユダは立ち上がる。
「ギュスターブ!コーデリアを止めてくるのだ!今回は嫌とは言わせんぞ」
「・・・・・分かった・・・・」ギュスターブは玉座を出る。
「コーデリアをあそこまで追い込むとは・・・GSめ・・おのれ!」ユダはイスを蹴飛ばす。
「私の計画を全て壊すのはいつも神でも魔でもない、奴らなのだ・・ギュスターブよ奴らを殺せ!私の体はどうでもよい今は奴らを殺してくれ・・」ユダは歯をきしませる。
・・・・お台場・・・・・
「変身したって私は美神令子なのよ!日本で一番、世界でも一・二を争うGSよ。あんたなんかに負けてたまるもんですか!!」
「みんなで令子の援護なワケ!霊体撃滅波!!」
「ダンピエール・フラッシュ!!」ピートとエミの攻撃がコーデリアを襲うがコーデリアはびくともしない。
「私は・・私はあああああ」叫び続けるコーデリア。
「あれはすでに人格が崩壊しているな美神君、私とエミ君とピートで奴の注意を引くからヒャクメ君と冥子くんで奴の弱点を探すんだ」神父はエミ達と共にコーデリアに向かう。
「神父!自分の年を考えなさいよ・・・冥子!ヒャクメ!どう!?」
「令子ちゃ〜〜ん、クビラちゃんじゃ〜〜〜駄目みたいよ〜〜〜〜」クビラの透視ではコーデリアにおかしな部分は見えない。
「こっちもです。あーー!この目がこの目があああ」
「実力でやるしかないみたいね・・・冥子!式神であいつを押さえれる?」
「やってみるわ〜〜〜〜〜」式神を総動員させる冥子。
「先生!エミ!ピート!冥子の式神で押さえ込むからその隙に一気に攻めるわよ!」
「わかった、我らを包みし主よ、今我らの元に・・」
「令子!ミスは許さないワケ!エコエーコ、アザラーク、エコエーコ・・」
「美神さん!動きが弱まりました、冥子さんの式神が押されています」
「いくわよおお、コーデリアああああ」美神が叫ぶと共に三人は攻撃を入れる。
「ググググ・・」コーデリアは攻撃を受け止めるもそれで精一杯のようだ。
「いける!コーデリア!西条さんのカタキよ!」美神が神通棍を振り下ろすが・・・
「・・・・邪魔だ女!・・・」鋼鉄の剣が美神を神通棍ごと弾き飛ばす。
「なんなの!」美神は体制を立て直すが神通棍は切られていて使い物にならない。
「誰よあいつ!折角のチャンスを!」美神は男を睨む。
「美神さん、あいつがギュスターブですよ、嘘・・データの何倍も霊力が高い・・」
「・・コーディー帰るぞ・・ユダの命令だ・・・」
「がうううがうう・・うっ」ギュスターブはコーデリアのみぞおちに一撃をいれる。
「・・・・・・静まれ・・ユダはお前たちを始末しろと言ったが・・・・・」ギュスターブは西条の死体を見つける。
「・・・・コレでいいか・・・」ギュスターブは西条の魂を掴む。
「しまった。みんなあいつを止めて!」美神が命令を下すがすでにギュスターブは去っていた。
「西条君の魂を、恐らくユダの体に使うんだろう・・くそっ!」
「・・・西条さん・・・」美神の目からは涙が止まらなかった。
「今はGメン本部に戻ろう、西条君の死は大きいが雪乃丞君が捕まえたこの子に聞けば良い。
「でもでも・・・」
「令子!あんたがそんなんでどうすんの!今すべきはユダを倒す事なワケ!逆に言えば西条さんの魂が昇天しなかったのは再生の可能性があるワケ、あんたの時だってそうだったでしょ!」エミは美神をはたく。
「エミ・・・」
「西条さんは私が病院に運んどくからあんたは冥子達と本部に戻る!急ぐワケ!」エミは車に西条の死体も乗せて白井総合病院に向かっていった。
「エミさん・・・美神さん急ぎましょう」ピートは神父と美神を背負って飛ぶ。
・・・・・・ユダ・・・・・・・
「なぜ奴らを殺さなかった!私は殺せと命令したはずだ!」ユダはギュスターブに罵声を掛ける。
「・・・・私でもあの人数と戦うのは分が悪い・・・コーデリアもいたしな・・・・それに土産を持ってきた・・それで我慢をして欲しい・・・少なくとも奴らは仲間を一人失った・・」ギュスターブはそれだけ言って下がる。
「おのれ、ギュスターブめ!だがこの魂で私の体はずいぶん安定したぞ・・・プランAの開始だ!」ユダの声と共に彼らの基地が浮上を始める。
「私の目的は神族の崩壊だ!そして魔族だけの世界を作る事だ!バランスなんぞどうでも良いわ!私はここにアトランチスを復活させるのだ!」
ユダはアトランチスを浮上させた。

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa