ザ・グレート・展開予測ショー

日常 横島編


投稿者名:G-A-JUN
投稿日時:(01/10/14)

謎の提案者さんの1回目の提案を今更になってやることになりました。(ようやく誰をやるかとか決まったんで)
謎の提案者さん、すでに2つ目の提案を出してくれた後なのに、ホント今更になってすみませんでした。
もしよろしければ読んでみてください。(今回は書き方変えてみようかな?)

日常 横島編

深夜
俺は夢を見てうなされていた。
「ま、待ってくれー!!ルシオラーーー!!」
そう叫んだ後、俺は目を覚ました。
「!!…はぁ…はぁ…ゆ、夢だったか…はぁ…はぁ…」
ふと時計を見ると時刻は2時を指していた。
「もう自分でも決心したつもりだったんだけどなぁ…いつまでも引きずっているわけにはいかないとわかってはいるんだが…」
いつもこんな感じだった。どうしても心の底では引きずってしまう。
そして、以前、自分自身に言い聞かせた言葉を意識するようにしている。
(…俺は俺らしくしてないとルシオラはがっかりするだろうな…)
あいつは俺らしい時の俺にホレたんだ。こんな心境になってる俺なんか俺らしくないし、あいつもうれしくないだろ。
それに、
………うまくいけばまた会えるんだ………
そして、再び俺は眠りに着いた…


再び夢を見ていた俺はすっかりいつもの俺に戻っていた。
見ていた夢はこんな内容だ。
「美神さーん!!」
こう言いながら美神さんに飛びつくと今までは自分の望み通りになるが最近では
「やめんかー!!」
と、蹴り飛ばされたり、殴られたりする。
挙げ句の果てに…「時給下げるわよー!!」とか、「いいかげんにしないとあんたクビにするわよー!!」と、言われる。
そう言われて俺は必死に謝る。ひたすら謝り続ける…夢の中で
やがて、俺は目覚ましの音に気づいて夢だとわかり起きあがる。
「最近、夢の中ですら、美神さんの言いなりになってきてるな。俺…)
そう言いながら、珍しく学生服に着替える。
今日は久しぶりに学校に行く日だ。…と、言っても午前中だけだが。
午後からは当然バイトだ。もうすぐ給料日、これで数日間はまともな食事ができる!
そして、すぐに学校に向かう朝食をとる時間など無い。正しくは朝食は無い。と、いった方が適切だろう。
ドアを開けたら、小鳩ちゃんと会った。
「あ!おはようございます。横島さん。」
「あ、おはよう。小鳩ちゃん」
「あれ?今日は学校に行くんですか?横島さん。」
少しうれしそうな表情で小鳩ちゃんは俺に聞いた。
「え?…あ!そう言えば学校行くの久しぶりだったけ。でも午前の授業が終わったら美神さんとこ行くけど。出席日数ヤバいから少しは行かないといけないしなぁ。」
2人で話ながら学校に向かって行った。
ちょうどこの時間帯は小鳩ちゃんも学校に行く時間だった。
いつもなら途中で別れるけど今日は一緒に学校に行った。
学校に着くと、校門の前に貧乏神の姿があった。
「あれ?どうしたの?貧ちゃん」
「おう!早かったやな。近い内今度こそ小鳩の学費の足しになるもの作ったるで。今はその為の研究中や!…お!横島やないか!久しぶりやな!相変わらず貧乏しとるんか?」
「ほっとけ!それはそうとおまえ、これ以上小鳩ちゃんに迷惑かけるなよ。」
「まかせときや!今度こそ絶対に売ってみせるで、…っと、そろそろ帰らなあかんな。」
そう言って貧乏神は帰って行った。いったい学校には何しに来たのだろう?
「じゃ、小鳩ちゃん。」
「あ、はい。横島さん」
そう言ってそれぞれの教室に向かって行った。
「あ!珍しいですね。横島さん。」
「久しぶりじゃのー横島サン」
「あ、本当だ。久しぶりだな。横島」
「まだ、やめてなかったのか?」
などと、教室に姿を現すと懐かしみが感じられる声がたくさん聞こえてきた。

授業中
眠ってはたたき起こされて、その繰り返しで進んで行った。
途中、脳裏に1つの不安が…それは
本当にこんなんで俺は進級できるのか?
それは後にわかることだろう。今考えても仕方ない。

そして、午前の授業は終わり早退してバイトに行く時間となった。
「じゃあ、がんばってください。横島さん。」
「ああ、じゃあなー。」
そう言って学校を後にした。
校門前にはシロが待っていた。
一回アパートに戻り普段の服装になり(その間はシロは外に待機)シロに引っ張り回されながら事務所に向かっていった。

2人が学校を去った後
シロを見た一部の人間が「年下と言っても女がいる奴は敵だー!!」
と、俺の机に恨みを込めていた。

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