ザ・グレート・展開予測ショー

奴の名はユダ!


投稿者名:スーパーたーくん
投稿日時:(01/10/11)

翌日、美神達は美智恵に集められた。彼女も仕事に復帰したそうだ。
「みなさんに集まってもらったのは言うまではありません昨日のあれです」美智恵は険しい表情を浮かべる。
「やっぱり昨日の・・・」美神は予想通りといった顔をするが表情は重い。
「はて?昨日何かあったかの?マリアしっとるか?」こんな事を言うのはカオスである。
「・・・・・馬鹿・・」マリアの口からも思わぬ言葉がこぼれる。
「おほん!カオスさんには後で説明しますから、実は今日某国の秘密基地というのが発見されました、写真はこれです」壁の拡大写真を指す。
「ここに西条君に行ってもらいました。西条君報告を」
「はい、実はここに行った時人は一人もいなかった、代わりにこんなのが落ちてたよ」西条は眼鏡だった物とカギのような物を見せる。
「こっちは眼鏡だ、ただ、ただの眼鏡ではない・・マリアこれを握り潰してみてくれ」西条はそれをマリアに渡す。
「イエス・・・・んんっ!ノー・マリア・壊せない」マリアは眼鏡をほうる。
「そうだ!これはダイヤを加工して作られている、コレをここまで変形させるの・・・」西条の口が止まる。
「これがダイヤなの!すごいすごい!ママこの事件終わったらこれくれない?」
「何いってんのよ令子!隊長さんこれは私が欲しいワケ」
「おキヌちゃんダイヤって何なの?」
「さあ?私にはさっぱり?横島さんだいやって何です?」
「おキヌちゃんは知らんでええもんや」
「・・・・・それ証拠物件だから無理だよ令子ちゃん・・・」西条もあきれ果ててるようだ。
「西条さーーんそこを何とかならないのー?」美神は西条に言い寄るが美智恵が睨んだので引き下がる。
「それでだ、さらに今回こっちのカギがポイントだ、神宮君頼む」
「はい、コレは一見普通のカギのようですが実際は違います。このカギから妖力が検出されたのと現場の霊的空間、そして昨夜の気配それを参考に考えると・・」
「悪魔の反魂の術・・ハンブベッヅね」
「ビンゴ!小竜姫の言うとおりだ、今回はそれだけじゃない時空の崩れもあったからね蘇るには人間の力・・機械の体を使っている。ただし後三ヶ月・・いや二ヶ月もすれば肉体に変化しちゃうね、そんでもって蘇った悪魔の調査をしようとしたら・・・」
「どうしたの?」
「なんと、神族の最高指揮官からお呼びが掛かったわけよ、理由を聞けば今回蘇ったんはなんと・・」
「ユダだ・・・」神宮が言う前に扉から声が聞こえる。
「ワルキューレか・・・・せっかくの場を」
「場などどうでもいい、今回蘇ったのは悪魔ユダ、みんなも聞いたことはあるだろう」
「ゆっユダ・・・」横島の顔色が変わる。
「横島、お前何か知ってるのか!」
「ユダってあのけんしOうに出てきた・・」
「死ね!作者はレイが好きらしいって言うつもりか!」美神のパンチが炸裂!
「くだらないギャグはいいから・・・で問題のユダは現在身を隠しているが発見しだい全員で叩く方面だ!」
「ワルキューレ!そんな無茶よ、相手がユダってことは神族の最高指揮官は動けないって事なのよ!」
「確かに、だが我らの最高指揮官はだからこそ早く抹殺せよと命令を下したのだ」
「あのー美神さんユダって誰なんすか?」横島はあほな質問をする。
「あんたはあほか!それくらい知ってなさいよ!良い?ユダってのはキリストをその頃の王様に売った奴で間接的にキリストを殺したって言う奴ね、実際はユダは一番キリストを尊敬し敬愛してたので私達の間ではユダが悪魔に乗り移られて殺したって言われてるのよそれでそいつを急いで殺したらユダは消えて死んでいったってわけ」
「それで今回はそいつが復活したという訳ですか・・・へええ」
「ところで小竜姫様とワルキューレが言い争ってるのは何ででですか?」
「それは小竜姫達のボスである男がユダにとっては邪魔な存在でありさらに自分を弱点としているのね。だから神族側は彼の警護に神族のほとんどを動員してるの、それに対してワルキューレのボスは早く倒さないと世界の崩壊につながるから全ての神と魔で総攻撃をしたいっていうのよパワーはアシュタロス級・・いえそれ以上かもしれないからもしかしたら・・・・・・って事に」
その後、話の展開は美神が考えてた通りになった。
「というわけでだ、ユダの抹殺は人類に任せることになった」
「元々、作ったのは人だという事なんで・・・」
「報酬は?もちろんこの世界や神様を救うんだから・・・高いわよ・・・ふふふふ」
「そっちは上に言っておくんで・・・・」
小竜姫とワルキューレ、神宮は帰っていった。
「久しぶりの大仕事ね・・・見てなさいよユダあんたを倒して・・ふふふふ」
「悪どいな・・・でも俺たちも色々良い事があるし世界が終わっちゃあ何にもならないからな」横島もやる気である。
「よーし、みんな頑張るぞーーー!!」
「おーっ!!」GS一同は声を上げる。もちろんこの事は世界中のGSだけに連絡された
・・・・・・・・太平洋・・・・・・・・・
「私の体はなんだ!変な物で出来てる様だ・・・ギュスターブ!コーデリア!ナルセス!サルゴン!」ユダの声と共に四人の影が映る。
「ユダ様、復活の吉報私歓喜に浸りました」
「私もですユダ様!ギュスターブは関心がなさそうだけど」
「・・・・・・・・・」
「ギュスターブ!貴様ユダ様の前だぞ!」ナルセスと呼ばれた男は一括するがギュスターブは奥に下がっていく。
「すいません、ユダ様我が兄ながら情けなき姿を」
「それは良い。あやつのああいう所が私は好きだ。でだ、お前たちを呼び覚ましたのは他でもない、この体に慣れるまでしばらく時間がかかりそうだ。それでだ」
「分かっております。神と魔の殺害ですね」
「そうだ、私の再来で世界のバランスは崩れた、つなぎ合わせに邪魔する者を殺せ。しばらく私は休む、まかせたぞ」
「はっ!我らがユダ様の為に!!」三人は敬礼をする。
「で、どうする?俺は神共を殺しに行くが」
「私はユダ様のお食事があるから、サルゴンとナルセスに任せるわ」
「コーデリア!全く・・兄者!どこにおられますか?」
「・・・・・・・・・・」ギュスターブは音も無く現れる。
「私とサルゴンは神族の抹殺に行ってきます、兄者はどうするんですか」
「・・・・・・私は神より先に始末する奴らがいると思うが」ギュスターブは消える。
「たっく、隊長さんがあれじゃあな、行くぞナルセス!」
「分かった・・・・兄者の言葉引っかかる」ナルセスはそう思いながら神の出城壊しに向かった。
「最初の目標はここだな・・・・妙神山!」
GSとユダの使いの勝負の予感!!

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