ザ・グレート・展開予測ショー

スーパーモニター、ヨコシマン!


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/10/11)

朝。
今日は、叙霊事務所のバイト。
時計が、ぴぴぴ・・・ではなくビリビリビリビリビリとなり、
強制的に目を覚まされる。

「うぎゃあああああーーーーっっ!」

アパート中に横島の声が響き渡る。
途端に、横島のアパートの大家さんや、隣近所の小鳩やら駆けつけて、
横島の部屋玄関のドアをたたく。

「よ、横島さん、横島さんどうしたんですか?」

小鳩は心配そうにドアをたたきまくる。
大家は見かねて合鍵を空けてチャッとドアを開ける。
そこには、電撃で痺れた横島の姿があった。

「・・・どうしたの、横島さん・・・!」

ドカドカドカ・・・と近所の人は入り込んでくるが、
未だも横島の体が起き上がらない。

「そ、それより・・・、その目覚まし・・・止めてくれんか・・・・?」

痛々しい声をあげる横島。
小鳩は目覚まし時計を見つけ、止めようとすると、今度は小鳩がしびれ始めた。

「きゃ・・・!?」
「しびびびびび☆」

なぜか、貧乏神の貧ちゃんまでしびれている。
止めようとして目覚ましを持ち上げると、その者まで痺れる仕掛けのサンチラ時計。
裏のシールには、「カオス&冥子特製」とあったそうな。



この後起きるなり、大家さんにガミガミと怒り絞られた横島。

とりあえずいつものGジャンとGパンに着替えようとするが・・・ない!
そーいや、GジャンとGパンが幻のリーバイス製0157製品だとかなんかで、合計で¥400,0000
で売ってくれといわれて即、売ってしまったのだ。
代わりに頂いたテキサスGジャンに、つぎはぎズボンを着る。
そして懐かしの仮面ライダー変身ベルトをズボンに通して締める。

この後は、飯を食べる。
お金が潤っていたので、外で”デラックスバーガーステーキのカレー風味シメサバセット”を
食うことにしようとしたが、ピーピーとベルトから音が鳴る。

そういえば、このベルトも、カオス&冥子から頼まれたモニター製品だったっけ。
なんでも、時計機能を取り付けた仮面ライダー変身ベルトは、作業上、腕時計をしたくない人向けの製品なのだ。
しかも、”変身パワー”が霊力を通して変換され、体にある程度蓄積されるという優れもの。
早速、ベルト時計を見ようと、腰を落として背中下のほうを見やるが・・・

グキキッッ!

変な音がして、腰を折ってしまった!

「ぐきぇええええ☆」

・・・ちなみに、このベルトの説明書を見ると、

『位置を逆につけると不幸な目に合います、By ドクターカオス』

とあった。
ふざけんじゃねえ!
こう思いながら、腰をねじって折ってしまった横島は、元に腰を戻せずに遅刻したそうな・・・。




美神 「まぁたあのバカ、遅刻したわね。給料から¥5000ひいといてやるわ!」
キヌ 「それは非道いんじゃないですか、美神さん(苦笑)」

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