A REBELLION AGAINST HEAVEN
投稿者名:ラクン
投稿日時:(01/10/ 8)
―――――― ローマ ヴァチカン宮殿
「ふふっ、最強の結界とやらも外部から進入する分にはただの分厚い鉄の塊ね」
女は腰のあたりまで伸ばしたブラウンの髪を掻き上げながら、足元に倒れている神父に微笑んだ。
「お・・・おやめなさい・・・・この中にあるモノが何かわかっているのですか!?」
神父が辛うじて動く顔を上げて女に問う。
「もちろん、でなきゃこんな所知ってるわけないでしょ?」
そう言うと女はスーツの懐から無線機を取り出した。
「シャオロン、準備はできた?」
『ガガ・・・ああ、いつでもOKだシンディ』
無線機越しから、ひどいアクセントの英語が聞こえてくる。
「・・・もう少し発音の勉強をしたら?アクセント、滅茶苦茶よ」
『ははっ、日本語なら得意なんだけどな』
「まあいいわ、OK、開けて」
『あいよ』
ギ・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
厚さ3メートル以上はある壁が、ゆっくりと地面から離れていった。
「取り返しのつかない事に・・・なりますぞ」
「心配しないで、別にこの世界を滅ぼそうってわけじゃないから」
やがて扉が完全に開き切ると女は躊躇うことなく闇に続く通路へ足を進めた。
ども、ここにはじめて投稿するラクンというものです。
はじめは2、3話で終わる短編を書くつもりだったのですが
ネタが思いつかなかったので初っ端から長編にトライする事になってしまいました。
途中で力尽きてしまう可能性が結構ありますがよろしくお願いします。
ちなみにGSメンバーが出てくるのはもうちょっと後です。
・・・題名の英語の文法、あってるか心配(汗)
今までの
コメント:
- シャオロンてチャイニーズっぽい名前…「少龍」だろうか……?
とにかく楽しそうなので一票 (ダテ・ザ・キラー)
- 個人的にこのお話の始まり方好きです (hazuki)
- ↑↑ブルース・リーと同じく「小龍」とか? (Iholi)
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