ザ・グレート・展開予測ショー

犬飼ポチの復讐(18)


投稿者名:G-A-JUN
投稿日時:(01/10/ 7)

…最近自分のキャラが変わってきている気がする・・・
久々の投稿かぁ。
今回こそは横島くんたちの戦闘をやるか。
本音としては別サイドの戦闘をやろうかな〜て逃亡気味だったけど…
・・・なんかよくわからない前書きになってしまった…
とりあえず、よろしければ読んでみてください。

犬飼ポチの復讐(18)

横島たち3人と天狗との戦いが始まった。
横島とシロは天狗の実力を充分に知り天狗は2人を相手にすると言う形のため迂闊に飛び込んでいくより迎え撃つ方が得策だと判断し互いに様子をうかがう状態が続き再びわずかな膠着状態となった。
しかし、その状態もすぐに解かれた。
集中力的にも体力的にも相手の方が自分たちよりも余裕があると判断したタマモはこの膠着状態では自分たちが不利と考え2人に攻め込むきかっけを与えようと狐火を天狗に向けて放った。
天狗はそれを横に避けると横島とシロは一気に天狗に向かっていった。
「はあぁぁぁー!!」
反応速度の差でシロが先に天狗に攻撃を仕掛けた。
天狗は上に飛び上がりシロの攻撃をかわした。
「うらぁー!!」
飛び上がった天狗に横島が斬りかかった。
「フンッ!!」
空中で横島の霊波刀を受け止め息を溜めて横島の脇腹を蹴り飛ばした。
「がっ!!」
横島の体は木に叩きつけられた。
タマモは飛び上がっている天狗に再び狐火を放とうとしたがシロが天狗に向かっていってしまった。
「あっ!何やってのよ!」
しかし、シロにはタマモの声が聞こえていないようだった。
シロは飛び上がりながら天狗に斬りかかったが天狗は刀を切り下ろしシロの攻撃を受け止めると同時にシロを下に叩き落とした。
タマモはシロが落下した瞬間、今度こそと狐火を放ったが、天狗は木を踏み台にして狐火をかわしてタマモに接近した。
「そ、そんな………」
タマモはこれ以上は声が出なくなった。
「ヤバい!!…グッ!!」
横島はすぐに体を起こし立ち上がろうとしたが木にぶつかった衝撃でまだほとんど動くことができなかった。
「タマモーーーっ!!」
シロはなんとしてもタマモを助けたいと必死だった。…が、横島と同様に天狗の攻撃(間接的な)を受けて立ち上がることはできたが飛び込む動作ができない状態にあった。
一気に接近した天狗が刀を振りかざした。
「うわぁぁぁー!!」
「ちくしょーーーっ!!」
2人は自分たちの力不足のせいだと、何故こんなことになってしまうのだと激しい後悔を感じながら眼前の光景をから目を反らしたくなっていた。
そして、天狗以外の3人が目を閉じてしまった。
少しの間があってタマモを含めた先ほどの瞬間に目を閉じた3人がゆっくりと目を開くことができた。
3人が見た光景はタマモ(自分自身)に寸止めされた天狗の刀とそれを握っている天狗の姿があった。
「………!!くっ!」
タマモは自分の状況を把握しすぐに虚勢をはった。
「どうした。あのまま斬られた方が良かったのか?」
天狗は刀を下におろした。
「ふざけるなっ!」
タマモは近距離で狐火を放った。
天狗はタマモの背後に回り霊力を込めていない状態の自分の刀で背中に手を抜いたみね打ちを入れた。
「ぐっ!!」
天狗にとっては軽くだがタマモにとっては重い攻撃を背中に受け意識は途絶えなかったが地面に倒れ込んでしまった。
「これが最後の忠告だ!もっと冷静に状況を把握せんと取り返しがつかないことになるぞ!」
今の状況を見ていた2人には天狗の忠告がとても重かった。
本来なら何もできずにタマモを失っていたのだと言うことがとても痛々しかった。
「わかっているとは思うがこれは、お主らにも言えることだぞ。」
2人の方を振り向き刀を返し2人に向けた。
「最後にもう1度聞こう!このまま退くか?それとも戦うか?よく考えて決めろ!!」
それでも、シロは自分の信念を曲げなかった。
「拙者の気持ちだけで先生たちを巻き込むわけにはいかにでござる。だから、拙者1人でも戦うでござる!!」
ようやくまともに動けるようになった横島はシロに近づいてきた。
「やっぱお前はホントすごいな。俺だったらとっくにやめてたぞ。まぁシロがやるんだったら俺もやるか。俺みたいな人間でも弟子の願いぐらい聞いてやらねぇとな。タマモはどうかはわからんが、お前1人でやらせるわけにはいかねぇからな。」
そして、消えていた霊波刀を再び出現させた。
「お主らの気持ちは変わらぬ…と、言うことか、よくぞ言った!!ではそろそろ決着をつけるとしよう。」
「お前の情けはありがてぇーが・・・容赦はしないぜ!!」
「望むところだ!!」
シロも霊波刀を出現させ攻め込む体勢に入った。
そこに、横島が小声でシロに話しかけた。
(まてっシロ!お前は俺の後に攻めろ!俺よりお前の方が剣術は上だ。)
(わかったでござる。先生…拙者のために申し分けないでござる…)
横島は微笑しながら答えた。
「別に気にするなよ。それより今は勝つことを考えろ。」
「はい!」
そして、ようやく立ち上がることができたタマモも答えを決めていた。
「じゃあ…行くぜ!!」
横島と天狗が互いに突っ込んでいった。


___(19)に続く___

………終わるきっかけがつかめない!!
天狗が言うようにホント次で決着つけないとヤバい!!
いつになったら終われるんだこれは!!
・・・なんか泣きたくなってきた……

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa