『あれには納得いきません!』の続きです
投稿者名:納得いかんぞー!
投稿日時:(98/ 7/12)
『あれには納得いきません!』へのたくさんのコメント、ありがとうございます。反対ばかりみたいですけど……。
言い足りないところがあるので、ここに書かせてもらいます。コメント欄で返答するのには長すぎるので。
今回、美神さんは執念という言葉で不可能を可能にしたという描写がなされていますが、これって危険な兆候だと思います。一部の読者の皆さんがこれまで、文珠や宇宙の卵やコスモ・プロセッサがあまりにも現実ばなれした能力をもっているので、いつかストーリーを破綻させてしまうのではないかと危惧していたようですが、私個人の見解としては『執念』という言葉が持つ危険性はこれらの比ではないと思います。他の漫画でもこれに似たセリフは多いです。しかも、いったん使用が許されるとその後、乱用されがちです。『潜在能力が』とか、『秘められた力が』とか、『眠っていた○○一族の血が』とか(余談ですが、チャンピ○ンのグラップ○ー刃牙という漫画も今週号で同じ方向に進みそうで、私は嘆いています)、みなさんも一度ならず、見たご記憶がありますよね?その後、その漫画はどうなりました?私の漫画歴ではその後、愉快な展開になった話ってないんですが……。
いままで、GS美神にはさまざまな強敵が出てきました。それらを相手にこういう便利な言葉(『執念』)で対処しましたっけ?チームワークがいいとは言えなくとも仲間たちと力をあわせ、それぞれの特技を活かし、作戦を立てて、自分たち以上の力を持った敵を倒してきましたよね?
アシュタロスは強すぎる敵(力の差が七桁違うとかとヒャクメも言ってましたし)ですが、主人公が『執念』なんていう言葉を振り回しはじめたら、ハッキリ言って、彼でも対抗しようがありません。
今後、美神さんにはピンチも緊張感もスリルもやって来なくなってしまわないかと心配です。今回限りであるにせよ、やめてほしかったですね、あんな『執念』なんて言葉で問題が解決だなんて。ましてや、今後、『執念』で美神さんがコスモ・プロセッサを乗っ取り、アシュタロスを返り討ちなんて展開は……。
そんな展開になったら、アシュタロスは完全にまぬけキャラです。千年前、道真に『ちと余分にエネルギーを与えたのだが…、しくじったな』とか言っていたのに、よりにもよって、敵である美神さんに自分以上のパワーを与えてりゃ、世話はありません。墓石には『GS美神史上、最低のまぬけ悪役、ここに眠る』と書かれかねません(←言い過ぎかな?)。
この私の作品に対する感想って、おかしいんでしょうか?今回も反対ばかり?物の見方が間違っているのかな?私もGSサイドが勝利をおさめるのには、なんの異論もないんですが……。
今までの 賛成:2 反対:5
コメント:
- またまた上記の補足:GS美神はリアリティーを追求する漫画ではありませんが、作品の根本に出来ることなら、徳間書○刊『銀河英雄○説』のヤン・ウェ○リー提督の言葉、『信念だけで勝てるのなら苦労はしない。誰だって勝ちたいんだから。』という考えを取り入れてほしいです。でないと話の先を予想するという楽しみがなくなりかねない。 (納得いかんぞー!)
- おっしゃることはよく分かりました。反対票が多かったことについてご自分の見解に不安を抱いておられるようですが、別に見方が間違っているとかいうわけではないと思います。ただ、今回の「納得いかんぞー」発言が少々時期尚早だと思うんです。確かにそんじょそこらの漫画で「執念」とか「根性」とか濫用し始めたら危険な兆候です。でも美神の「執念」と「欲望」の描写は今に始まったことではないですし、それが美神というキャラクターのベースの一つとして、この作品の持ち味でもあったわけです。またアシュタロスにしてもすんなりコスモプロセッサの全機能を美神に渡すはずもなく(もしそうなれば確かに彼は大間抜けです)、それをこれから描いていってくれるはずなんです。また、まだアシュタロスが「信念」によって倒されたわけでもなく、美神が「執念」で復活しようとしているだけです。しかもまだ、それを果たしたわけでもない状況で、それほどお怒りになることもないと思うのですが。なんだかんだ言っても私は椎名さんを信用しており、例え反則ぎりぎりの手段を用いてもぎりぎりのところでバランスをとって良い作品に仕上げてくれるものと信じております。もうしばらく来週以降の展開を見てから憤慨するなり感心するなり決められたら如何でしょうか? (ホーエンハイム)
- お気持ちは大変良く分かりました。でも、ホ−エンハイムさんのおっしゃるように、まだ美神がそのようになってしまうかは分かりません。とりあえずは、その様にならないように祈りましょう。 (西久保)
- あのー、新参者の弁ですけど・・・ (荒田 影)
- ああっ!! すいません、きれちゃいました!! ・・・執念がだめなら横島の煩悩はどうなるんです? (荒田 影)
- 煩悩は別に構わないんです。あれはギャグシーン専用の手法ですからね。例えば、千年前のアシュタロスとの対決といったシリアスシーンで横島君は煩悩パワーで対決しようとしましたか? (納得いかんぞー!)
- また、横島君のルシオラに対する気持ちは、あるいは『煩悩』の一種と言えるかもしれません。それでさえ、強くはなれたけれど、アシュタロスには到底、およばないからこそ合体技を使わなければいけなかったんですよね?オールマイティーじゃなかったんです、少なくともこれまでは。 (納得いかんぞー!)
- あのー、ツッコミを入れさせていただければ、「1000年前の対決」の時、横島は気絶していて、ヒャクメが肉体の維持・管理をしていて、アシュタロスを退けたのは「ヒャクメの機転」だったはずです。「高島」はともかく、「横島」は、南極で対決するまでアシュタロス本人の力量はわからなかったと思います(GS本部のアレは、分身だったわけだし)...忘れないでくださいこれは「コメディー漫画」です、「ご都合主義」と、「登場人物の機転」、これは<似ていて否なるもの>、違いを判断するのは「前もって、読者にヒントを提示してあったか?」に、尽きると思います「ミステリー原則10ヶ条...ヒントは作品中にあらかじめ提示しておく事」...まっ、木曜日までには展開が進んで判断材料が増えていると思うので「ネタばらし」にならないように気をつけながら推理をするのも一興かと...(ネタばらしは、「答を知っている者が、知らない者に話すこと」だから、「知らない者があれこれ話す」のはあくまで「推理・仮説」だよーん念のため...笑) (TOMO.KIN)
- 千年前の対決、確かにそうでしたね、失念してました。ただ、GS美神は確かに、コメディーですが、あの展開はコメディーではないですよね?登場人物の機転による問題解決は、もちろん、私も大歓迎です。明日発売のサンデー以降、どうか私にとっての恐れる展開になりませんように。(←私も一度でも好きになった漫画は好きであり続けたいです。ヤマ○の二の舞にはなって欲しくないんです。) (納得いかんぞー!)
- お話中すいません。美神令子の執念て何でしょう。私はお金以外ないと思います。「どうってことないのよ、お金の為にやってるんだから。」と言う名セリフにに示されるように、もし美神令子が蘇るのなら、それはお金に対する未練(執念)でなくてはいけないと思います。それならば、あり得ると思いませんか? (しまよこ)
- 「うけた被害・痛みは、倍にして返す」これも美神の性格だったので「仕返しのため」戻って来るのになんも問題ないでしょう。 (TOMO.KIN)
- 今んとこ、仕返しのために執念を燃やしているというのが最有力だと思いますが、「まだ世界中の(自分が使っていない)富が(自分を)待ってるのよーっ!」という執念も、彼女らしくていいですね。 (ホーエンハイム)
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