ザ・グレート・展開予測ショー

詳細不明神出鬼没 GSスペシャル世界迷作劇モノ控 (mis_under_stands)


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/10/ 1)

(汗)
(T.T)
_・)ぷっ

これをやってもいいのだろうか・・・・
と思いつつも書いてしまったりして
(完全に、SFホラーに取り憑かれて慣れてしまった私・・・・)


CASTING;

高山竜司 : 横島忠夫
山村貞子 : 美神令子


〜〜 ロングストーリー 〜〜

書斎で原稿の仕上げに入る。
だが、とたんにテレビがついているのに気づく。

竜司 「・・・まさか・・・・・・!?」

テレビの中の画面は、ちょうど満月をさす。
画面の中で場所が下に切り替わる。
映像は、遠くに移りかけ、なにやら中央にマンホール上のものがぼんやりと見え、
そこへ何者かが押し込む姿が移り、何やら拾いつけては中へ投げつけている。
丁度去っていくと、その後の映像を高山だけが見ることになった。

貞子 「・・・・・・・」

映像の中が乱れると同時、現実世界にも空間の亀裂が生ずる。
何かの意識が、空間の亀裂を生じさせている・・・!

貞子 「・・・・・・・・・!!」

映像の中では、そのマンホールのようなものから、手がうっすらと挙がる。
ピタリ・・・
今、手がつかんだものは、マンホールではなかった。
井戸だ。
井戸の淵へ、右手、そして左手・・・と掴みあげると、体を持ち上げていく。
いや、持ち上げずにすーーっと、持ち上がっている。
顔の正体は、髪で隠れてわからなくなっている。

貞子 「・・・・・・・・・・・!!!!」

遠くから、まるでカメラマンを見ているようにその者はその撮っている方角へ近づいて来る。
同時、再び画面は乱れる。
電波ジャックが入ったかのように、映像は現実界へとゆがみを作り出し異様な気配を感じるかのように、
今いる部屋の灯りがジジジ・・・と消えそうになるぐらいにけたたましい音を作り出す。
突如、窓が自然と開いて強めの狂風が吹き込む。
カーテンがそのうねりをかもし出すかのように、ループ上を描いて動き回る。

貞子 「ーーーーーーーーーーーー!!!!!」

映像の中から、部屋中に起こる嵐と比例してどんどんと近づいてくる。
!!!!!!!!!!
映像のから、テレビの中から、手が抜き出る。
手は右、左・・・両方同時に飛び出て、テレビ画面の淵をつかみ上げる。

竜司 「さ、さささ、貞子は成仏したんじゃ・・・・なかったのか・・・・・・・!!!!?????!!!」

竜司の体は、体に似合わず震えをあげる。
いや、あげるんじゃない。
やつ・・・美神令子・・・いや、貞子に震えをあげさせられているのだ。
能力者の怨念は強すぎる。
いや、死んでいるわけじゃない。

ついに俺の心臓までもが震わされ始めた。

竜司 「・・・ビデオを・・ビデオを消すんだ・・・!」

現実界に出てくる前にビデオとテレビを消そうとしたが、リモコンが作動しない。
・・・電源コードが抜けている・・・!
そう気づいた今、慌てふためくこと以外出来なかった。

貞子は、テレビの淵を掴み上げたまま・・・・

!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!

ずるりとテレビから体を引きずり出して抜ける。
足までテレビから出、完全にテレビの前に立ちはだかった。

貞子 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!」
竜司 「(お前は一体・・・何を望んでいるんだ・・・)」

そう思いながら廊下へと出るが、貞子も足を引きずり、ゆっくりと追いかけてくる。

竜司 「(・・・そうか、俺がしなかったこと・・・それは・・・・・・!)」

そう思いながら、廊下の電話口に回る。
そして浅川礼子の自宅へ電話をかけようと、旧式のダイアルを回す・・・。

竜司 「(・・・間に合え・・・!)」

慌ててダイアルを回す。
事態が緊迫しているためか、なかなかダイアルが回らず、貞子も近づいてくる。
残り1メートル・・・いや、もう50センチ・・・と思われたそのとき、なんとか繋がった。

・・・・・・・・
しかし、そのときには・・・もうすでに、貞子の腐り果てた目が眼前に迫り、瞳に竜司が映っていた。
玲子の声が聞こえたときには、竜司の首を締め上げ、意識は失い心臓は停止していた・・・・!







ちなみに、
裏設定 ;

浅川玲子 : 氷室キヌ

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