横島クンの文殊修行
投稿者名:KUMAさん
投稿日時:(01/10/ 1)
ある日、小竜姫が美神除霊事務所を尋ねてきた。
「今日は、美神さん。横島さんいらっしゃいますか」
「はい、小竜姫さま。俺ならいますよ」
「横島さん、実は貴方にお話があるんですが・・・ 」
というわけで、ここはとある山の上、とある仙人の修行場である。
「こりゃ!横島、また修行をサボっておるな」
「ちよっと待ってくれ!なんで俺がこんな所にいなきゃならんのだ―!」
例のごとく女性陣に騙されて修行に出された横島。
で、何の修行かというと。
白髪の杖をついたミイラのような老人が横島を怒鳴りつける。
「こりゃ横島さっさと文珠を出さんかーい!」
「うるせーな!さっきからやってるよ!」
この老人、偉い仙人さまなのだがタメ口の横島。いい度胸である。
「この場合の文珠の使い方はこうじゃ。そして込めるキーワードはな・・・・」
「ふむふむ、なるほどなるほど・・・・」
結構、真剣に修行している横島である。
「うしししっこういう使い方も文珠にはあるもんね」
妙な笑い方をして、文珠を食い入るように見ている横島。
「お前、何をしておるんじゃ」
仙人さまがやってきて文珠を覗き込む。
「おおおおーー!!こ、これは!!!」
文珠に映っていたのは美神のシャワーシーンである。それもモザイクなしのもろ見え。
「どうだ、美神さんはいい肢体してるだろう」
「う、うむ。これは先日教えた文珠の千里眼じゃな。もう覚えおったか!」
一週間後、文殊修行を終えて帰ってきた横島だった。
「横島クン、修行の方はうまくいった?」
「はい、仙人に文珠の使い方を色々教わってきましたよ。でも」
「でも?何?」
その頃、噂の仙人さまは
「おおおお――!!小竜姫の入浴シーンじゃ!モザイクなしじゃぞい」
「変態が一人増えたとはいえないよな」
ちゃんちゃん
今までの
コメント:
- (笑)
(大爆笑)
わはは、亀仙人みたい!
こういうエロチックネタ大好きでありんす!
俺も小竜姫さまの入浴シーン見たいいいい! (ギャグレキスト後藤)
- ギャグレキスト後藤さん、コメント有難う御座います。
こういう短い話はやっぱり難しいです。私はシモネタしか思いつかないもので、こんな話になってしまいました。 (KUMAさん)
- 私はシモネタ結構好きですよ〜(笑)
面白かったです!!横島も頑張れ〜
私も文殊ほしいな〜〜〜 (ユカ)
- 結構おもしろかったです。しかし、短い話となるとやっぱりシモネタになりますね。ところで、千里眼で美神さんの入浴シーンをのぞき見るのはばれないと思いますが、さすがに一応神様である小竜姫様にはばれるのではないのですか?まあ、このことが小竜姫様から美神さんにばれて、仙人と横島がしばかれるという後日談を思い浮かべたのは私だけだろうか? (ガーディアン)
- KUMAさんのこと誤解するよ?(笑) (天邪鬼)
- 俺も文珠出してぇー。(をい) (Lovin)
- ……一人の仙人が左道へと堕ちたか(苦笑)。
ガーディアンさんへ。
ま、別に下ネタでなくてもショートを書いている人は、ここにも沢山いらっしゃいますよ、ねえ。
まあ僕も下ネタは嫌いって訳ではないんですが、『サンデー』本誌に掲載可能なレヴェルまでなら一応の許容範囲になりますね、このサイトでの僕の場合は。このお話の場合は直接的かつ具体的な描写が無いので、僕基準で全然OK(笑)。 (Iholi)
- 皆さんコメント有難う御座います。
天邪鬼さん、どんどん誤解してください。〈笑〉私はこういう人間です。
どうもシリアスにはなれません。 (KUMAさん)
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa