ザ・グレート・展開予測ショー

珍怪談 「駄洒落妖怪」


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(01/10/ 1)


 * 久々の怪談シリーズです。
   夏も過ぎたと言うのに、こんなことを考えついた俺って一体…?


駄洒落妖怪・小屋叉顔
ぶらざのっぽの「美神のわがままぶりに怒った」善人妖怪どもの怨念から生まれた、
究極の最新妖怪である。
そして、ゴーストスイーパー事務所を襲いかけていた……



横島 「ひええっ!?」
キヌ 「どうしたんです、横島さん。」
横島 「そ、外外っ外っっ!」

横島の指差す先に、変わった顔の者がいた。
その者が突然…

小屋叉顔 「冷ええと凍れ…」

と呟くと同時、
パキパキッッ!
と、音を立てて氷が横島の体を覆っていく。

キヌ 「よ、横島さんっ、横島さぁーーんっっ!」

もはや横島の耳には聞こえていなかった。

美神 「どうしたのよ。」

美神は、ムニャムニャと昼寝をしていた目をこすって起きて来た。
目の下にはクマが出来て、頬にシーツのような…枕のような跡がついている。

小屋叉顔 「む、クマが出来とるようじゃの。こりゃクマッタ!」

ピキピキピキッッ!
寒ーい駄洒落の前に、美神の足が早速凍らされる。

美神 「…妖怪っ!?」

美神はすかさず神通棍を取り出そうとしたが…
先に手元を塞がれてしまった!
それと言うのも…

小屋叉顔 「ついでに、そのクマを何とかしてやろう…そりゃっ!」

と、その妖怪が手先を軽く美神の元へ差し出すと、クマが220cm、300kgのエゾヒグマ
へと変化してしまったのだ!
それも、美神の前にどっかりと体重が乗っかり、胸をなめ回し始めたのだ。

うぞぞぞぞおお!

美神は鳥肌が立っていた。
オス熊にも惚れられようとは、なんともうらやましい…いや、不幸な体験だろうか。

小屋叉顔 「そりゃそりゃ、もっともっと駄洒落で不幸な境遇にさせてやろうぞ!
      『おまえ何モンだ!』『怪獣酋長ジェロニモン!』」

ピキピキピキッ、パシイィッ!
エゾヒグマごと美神は完全に凍結させられた…

……こうして駄洒落妖怪、小屋叉顔の前にあっさりとやられる美神であった。





キヌ 「あの、小山隆男 氏とは関係ないので、誤解しないでくださいね。」
小屋叉顔 「…さて、最後におまえさんも凍らしてやろうかっ!
      『おおっと巨人、カケフが打ったーー!』
      『…掛け布団が吹っ飛んだ』というわけじゃ!
      どうじゃ、この駄洒落は!」

カッキーン!
キヌは、一瞬で凍らされたかと言うと…その前に駄洒落で返していた。
それも、バースが『かっ飛ばーす』と言うような…

キヌ 「『AXIAサンバ』のCMって、明石屋さんまさんが演出してませんでした?」

こうして、駄洒落妖怪・小屋叉顔は凍らされてしまった!
なんとか二人から氷が溶けたそうだが…おキヌは先ほど何と言ったか忘れていたそうな…。




横島 「…あれ?俺、何してたんだっけ…?」
美神 「ふーー…何とか解けたようねって…きゃーーーっ!」
エゾヒグマ 「グロロロロオオオォォーーーッ!」

最後のところ、結局や小屋叉顔の出現させたヒグマは消えず、
横島を食い物に、美神を色っぽいメス熊として思い込んで追っかけまわしていた。
二人は逃げ惑って5時間と32分、まだも逃げ切れてなかった。

横島 & 美神 「……なんでこーーなるのおっ!」





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