ザ・グレート・展開予測ショー

過去と現在〜トリップ&GO&DO〜2


投稿者名:たーくん
投稿日時:(01/ 9/30)

着いた途端横島たちは猛ダッシュをきめこんだ。
「ヒャクメ!何でこんな所に出るんだ!ドラOもんでもこんな失敗はしねーよ!」
「だって横島さんの文珠じゃこれが精一杯でー(泣)」
「そんな事より横島さん前々!」横島はおキヌとヒャクメを抱えて走る。
「くそーこんな所で死んでたまるかーーーー!」横島は文珠を出した。
「神様も悪魔もみんな吹っ飛べーーーー!!」横島の辺りは爆発で吹き飛ぶ。
「くそー敵兵か!?」
「奴をしとめるぞーー精霊石マシンガンを貸せ!」
「ひええええ!横島さん怒らせてどうするんですか!」
「おキヌちゃん!貴方の連れてきたあの子は?」ヒャクメはイリスを指す。
「そうだわ、イリス!私達を連れて脱出よ!」
「くけえええええ」イリスはおキヌたちを乗せて大空に飛び立った。
「ちくしょおおお、対空精霊石砲は無いのか!」
「隊長!ありません」
「おのれええええええ!貴様ら覚えていろよ!!!!」
「誰が覚えていられっか!」横島はアッカンベーをかましてやる。
「おキヌちゃん、ここから西に30キロ所に大学があるからそこに向かうわよ。それと横島さん!この子がこのまま入ったら打ち落とされるから、文珠で変身させて」
「おおっ!そうだな・・・・これでどうだ!」横島は『鳥』の文珠をイリスに投げる。
「くけええええ・・・ボワン!」イリスは間の抜けた音と共に大きな鳥に変身した。
・・・・・・神族第七大学・・・・・・
「どうやら着いたみたいね・・・げっ!みんな隠れて!おキヌちゃんイリスをしまって」
「はっはい・・・」おキヌはイリスを笛に封じ込める。と同時に茂みに入る。
「どうしたヒャクメ!・・・うおっ!」横島の視線の先には度派手な服を着て目ん玉のイヤリングを付けた女の子だった。
「あれ、ヒャクメ様じゃないですか!」おキヌの言うとうりそれはヒャクメだった。
「昔も今も大して変わっとらへんのー・・・・んっ!あのロングヘアーの子は!お姉ちゃーーーん」と飛び掛ろうとする横島をおキヌが止める。
「横島さん(怒)」
「おっおキヌちゃんその・・・」
「ねえヒャクメ、今そこで声がしなかった?」
「えっ?そんなのした?あんたの気のせいじゃないの?」
「そう?」
「それより貴方これからあいつの所行くんでしょ!まったく、御時世がこれだっていうのにねーーー」
「もうヒャクメ!」
「それじゃあねーー、私、ナンパしてくるからー」
「ヒャクメ様・・・ナンパって・・・」
「煩いわねー私にだって若いときはあったんだから、若さゆえの過ちよ」
「ところでヒャクメ!あっちのロング美人は誰だ!」
「横島クン分からないの!あの子は・・・あっ!」ヒャクメはいきなり茂みからつまみ出された。
「やっぱりヒャクメね!ナンパしに行くとか言って私の後つけてくる気だったんでしょ」
「あのその違うわよ小竜姫私はただ・・・」
「えええええ!その人小竜姫様なんすか!(ですか!)」あまりにもビックリしたので二人は茂みから飛び出した。
「何!?この人たち?まさか・・・・」後ろに下がるロング小竜姫。
「あの・・この人たちは・・その・・」ヒャクメはフォローができずパニくる。
「ヒャクメあなたまさか・・・三人でなんてちょっとビデオの見すぎじゃない・・」
「んなわけあるかーーー!最近は私の方が下ネタ下ネタと言っておきながらあんたは」
ヒャクメは血の涙を出す。
「そんな冗談よ冗談!で、その二人は?」
「あっ俺たちはその・・・」横島が困ってると。
「こっちの男の子は栄刀珠、こっちの女の子はこいつの彼女でシャン・・・二人とも紹介するわ、私の友達で小竜姫よ」
「へー恋人さんですかー。始めまして私は小竜姫です、今はこの第七でヒーリング学を学んでいます」
「えっ!?だって小竜姫様は・・・・」横島はヒャクメの視線で言葉を止める。
「ところで小竜姫、あんた羽瑛南の所に行くんでしょ。一緒に行きましょうよ」
「やっぱり!相変わらず素直じゃないんだからヒャクメったら」
・・・・・・・一向は羽瑛南の所に向かう・・・・・
「ヒャクメ!何だよ栄刀珠って!」
「貴方たちが人間って気付かれたら今回の作戦はおじゃんなの!ここにいる間は横島クンは栄刀珠、おキヌちゃんはシャンよ!良い?」
「何の話をしてるの?」小竜姫が寄ってくる。
「あなた達どこでヒャクメと会ったの?二人とも学生それとも?」
「二人とも第三の学生よ・・・私がそこの学園祭に行った時に知り合ったのよ」
「だそうです。小竜姫様」
「さっきから不思議に思ってたんだけど何で様を付けるの?」
「ああっそっそれは・・・あうあうっ」
「二人とも人間界に留学していたせいよ、あっちでは私達のこと様とか付けるでしょ」
「そうなの!二人とも優秀なんだーこれなら羽瑛南と気も合いそうね」
「ところで、羽瑛南って誰なんすか?小竜姫様じゃなくて、さん」
「一応お医者様なんだけど、色々やってる人なの」
「とにかく急ぎましょう羽瑛南の所へ!」
四人は羽瑛南という人物の元に急ぐ!!次回を待て。


・・・・・おまけ・・・・・
「ところでシャンさんはその彼とはその・・・すませたんですか(赤面)」
「ちょっと小竜姫さん!!!」
「いや、その気になる年頃なんで・・・・」何歳やっちゅうねん!
「・・・・・小竜姫あんた現代に戻ったら覚えてなさいよ」



羽瑛南(はてるな)栄刀珠(えとた)ってよみます。横島の名前は栄光の手と霊波刀に文珠一部分からとって作ってあります。シャンは国語辞典によると戦前の学生語で美人の意味を持ってます。我ながら素晴らしいネーミングだ(自己満中)

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