ザ・グレート・展開予測ショー

「これって青春よね?!」


投稿者名:TOMO.KIN
投稿日時:(98/ 7/ 5)


二番煎じかも知れませんが、
現在の展開とは関係ない
「横島の学生生活ネタ」で
私が見てみたいと思ったもので...

アシュタロス戦とは別の世界のハナシ(笑)


「2年5組 修学旅行 騒動...その1」(仮題)


梅雨が明け、太陽の日差しが徐々に強まるこの季節
窓辺で外を眺め、ため息を吐く一人の女生徒の姿があった...
「中間テスト」も済み、結果に悲喜交々の違いはあれど
開放感が大方の生徒の胸を占めているのには対照的だった。

「はぁ...」今日何度目かのため息をついたとき、
たまらず男生徒が尋ねた
「...なぁ、プライベートなことに立ち入るつもりはないんやけど
目の前で何度もため息をつくのは気になるんだが...」
女生徒はあわてて言い訳を考えたが、
周囲を見たときその男生徒の他に、
(クラスの約半分弱に)じっとみられている事に気づき、
「ごめんなさいっ!!」の言葉を残し、姿を消した...

「あーっ、横島が愛子さんいじめたーっ(笑)」
「なにぃ、そいつはみすごせねぇ(笑)みんな、やっちめぇ(笑)」
笑いながらクラスメートが横島の周りに集まって来る、

ひとしきり横島を軽くこずいた後、
クラス委員の眼鏡君(名前知ってる方います?)は、
「たしかに、ここの所、愛子さんのようすが変なのは、
われわれとしても気にはなっていたのですが...」
「...だったら、あんたが尋ねればいいだろうが。」
頭をかかえられ、こぶしをグリグリおしつけられて、
髪がボサボサになったのを整えなおし、
バンダナを巻き直しながら横島は言った。
「尋ねたんだが、今の君のときのように何も言わないんだ...」
「知ってて俺をこずいたんか?」
「いやぁー、これは『君なら何とか出来る』と、思ったもので...アハハハ」

(こ...こいつは...)と横島は思ったが、
消える前、愛子の表情が悲しそうだったのを思い出し
思考がそっちに切り替わったのは、彼のお人好しの性格だろう

美神の除霊のバイトがここしばらくないので、
久しぶりに午後の授業を受けていたときにこの騒ぎ...
彼には「平凡な高校生活」は似合わないという暗示だろうか

他のクラスメートの話では、
ここ2.3日前から愛子の様子がおかしいとのこと、
彼女にも親しい女生徒か何人かいて
心配して尋ねても答えないらしい



「いいかげんにしろ!!みんなが心配してやっているのに
自分だけの世界に浸って、悲劇のヒロインのつもりか?!」
「ヨ...横島くん、そこまできつく言わなくても...」
放課後、他の生徒が帰ったのを確認して、
ピートとタイガーだけ残ってもらって相談する話だと聞いていたので
2人は横島の意外な口調に、やや気圧されぎみだった
「ピートさんの言うとうりジャ横島さん、どうして...」
「ごめんなさい、私が悪いの、横島さんをせめないでっ」
タイガーの言葉が終わらないうちに愛子が姿をあらわした
「...このノリが好きなんだこいつ(笑)」と横島
「クラスメートとしての付き合いが、タイガーやピートより古いもんな(笑)」

「実は...」
話しだした愛子のゆううつの事情とは...
この季節、高校では「修学旅行」のシーズン
「学校妖怪」として、長年学校を渡り歩いた彼女も
「この『行事』には参加した事がない」というのが悲しみの元だという...

「今まで、人に知られずに学生生活をすごしてきた身、
妖怪と知った上で付き合ってくれたみんなに迷惑をかけたくなくて...」

「一緒に行けないのがネックか...」
短距離の移動なら自ら持って動けるけど、
さすがに交通機関に机を持っては入れないというのは
このメンバーではいかんともしがたい現実だった


さあ、どうする横島


(大方の読者の予想どうりの解決法があるけど...つづき読みたい?)


あ...それから
旅行先の候補地リクエストがあれば参考にしますが
京都・奈良以外でどこがいいだろうか?
(個人的な理由で「〇県」にしようと内心思ってたりして...)



今までの 賛成:5 反対:0
コメント:

[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa