ザ・グレート・展開予測ショー

記憶喪失の横島4!


投稿者名:たーくん
投稿日時:(01/ 9/23)

・・・・・・妙神山・・・・・・
「・・・竜姫・・小竜姫・・・小竜姫!!!!!」私(小竜姫)は大声で目覚めた。
「ふぇ?あっ!殿下じゃないですか。どうしたんですか?」
「何がどうしたんですかじゃ。今日は人間界に連れてく日じゃろ。この者たちの修行期間も終わったんじゃから」殿下はシロさんとタマモさんを指差す。
「うーー長かったでござる。ようやく先生と会えるでござるか」
「あたしは早くキツネうどんが食べたい・・・」二人は横島さんのことを知らないらしい
「シロさん、何も聞いてないの?」
「何をでござるか?」
「横島さんが記憶喪失になったのを」
「なっ何とおおおおおおお(へえええええええ)」
・・・・・・・こっちは人間界・・・・・・
「横島さん今日のご飯は何にします」
「今日はカレーが食べたいなー」新婚気取りの二人が会話をしてる。
「そういえば今日はシロちゃんとタマモちゃんが帰ってくる日ですね」
「シロ?タマモ?あー昔一緒に働いてた子か・・」
横島は少しうな垂れる。自分の記憶が無いのを感じ取ってしまった。
「まあまあ、会えば少しは思い出すものがありますよ」
ピンポーン!チャイムが鳴る。
「あらっ?来たみたいですね」おキヌが扉を開けに行く。
[ダダダダダダダ]廊下を走る音と共に。
「せんせーい」シロが飛び込んで来た。
「先生拙者の事を忘れてしまったんですかー?あんなに愛し合ったのに(ゴチン)」
「いつ愛し合ったのよこの馬鹿犬」タマモの痛い突っ込みがはいる。
「おーい、横島あたしのこと分かる?」
「すいません。俺本当に何もわかんないんっすよ」横島は答える。
「前より良くなったじゃん」タマモが言う。
「拙者は前のほうが良いでござるよ(泣)」
「これ!二人ともわしを置いて話を進めるな!」童子登場である。
「ほーーこれが本当に横島か?おい!君主の顔は覚えておるだろう?」
「この子は、誰ですか?」童子はため息をつく。
「こりゃだめじゃ真に忘れとる」
「殿下!今日は会うだけですから、帰りましょう。シロさんもタマモさんも美神さんが待ってますよ」小竜姫が注意する。
「なんじゃ、まだ良いではない・・・」童子は小竜姫の目を見て声を止める。
「そっそうじゃな、また今度じゃ。ほれ二人とも行くぞ」
「先生!明日も拙者は・・むぐむぐ」
「早く来る馬鹿犬。それじゃあね」タマモはシロを連れて出て行った。
「あっ!みんな帰っちゃったんですか?ご飯用意したのに」
「そうだね・・カオスさんにでも持ってこうか?あの人厳しいらしいから」
「そうですね。ちょっと待っててください、今ラップしますから」
・・・・こっちはシロたち・・・・・
「なあタマモ、おキヌ殿を連れてこなくて良かったでござるか?」
「あーだってあいつの夕食作ってたもの、まあすぐくるでしょ」
「そうでござるか?」
二人はおキヌと横島が一緒に住んでるのを知らないらしい。
・・・・・・カオスのアパート・・・・・・
[コンコン]「カオスさーん」
「カオスさん俺です横島ですけど」
[ガチャ]「なんじゃ小僧か大家の婆さんかと思ったわ。何かようか?」
「あのこれ」おキヌがカレーを差し出す。
「おっこれは!マリア二人を中に」
「イエス・ドクター・カオス」二人は中に入った。
「ガツガツガツ。すまんなここ二日何も食ってなかったんじゃ。おかげで後二日はもちそうじゃよ」
「ねえおキヌちゃん。カオスさんとあっちのかわいい子ってどういう関係なの?孫?」
「違いますよ。マリアはカオスさんが作ったロボットですよ」
「イエス・ミス・おキヌの・言うとうりです」マリアは横島のそばに寄る。
「横島さん・おかしい・なぜ・マリア・知らない?」
「そうかマリアには言っておらんかったわ、マリア横島は記憶喪失なんじゃ」
「記憶喪失・メモリーの・故障・ですか?・マリア・直せます」
「ちょっとマリア横島さんは人間よメモリーなんか無いのよー(泣)」
「そうですか・マリア・失敗・てへ」
「何かマリアおかしくありません?カオスさん」
「そうじゃなソフトウェアかの?新しくしたからのー」
「マリア・おかしくない・マリア・正常です」
「そう?あら、もうこんな時間!横島さん帰りましょう」
「あっ!本当だ。それじゃあカオスさんにマリアさよなら」
「おおっ、カレーは世話になったな」
「さよなら・横島さん・マリア・待つ・あなた・来るの・ずっと・ずっと」
「そう?じゃあまた」横島はおキヌとカオスの元を後にした。
「マリア、お前何か待ち妻みたいじゃぞ?小僧に何かされたのか?」
「ノー・ドクター・カオス・マリア・何も・されてない・待ち妻・なんですか?」
・・・・こっちは横島たち・・・・・
「横島さんマリアに何かしたんですか?」
「えっ?何で」
「だってマリア待ってるって・・待ち妻みたいでしたよ」
「待ち妻って・・・・そんな事言われても」
確かに横島にとってはそんな事である。
「何かおキヌちゃん変だよ」
「へっ変じゃありませんよ」
・・・・・・美神除霊事務所・・・・・
「ええええええ!先生とおキヌ殿が・・・・」
「一緒に暮らしてるって・・・・・」
「あんたたち知ら無かったの?まあ妙神山では小竜姫とヒャクメくらいしか・・・」
「何で止めなかったのでござるかーーー」
「そうよ美神おキヌちゃんがそんなとこ行ったら・・・・」
「そんな事言われてもおキヌちゃんが自分で決めた事だし・・今は横島君も真面目だし」
「不安でござる(不安だわ)」
・・・・・・一方ここは厄珍堂・・・・・
「ふっふっふついに出来たあるよ・・・最高の惚れ薬『惚れちゃったん』が!!!!!」
次回はこれでいくか。

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