ザ・グレート・展開予測ショー

雨の日の事務所(後編)


投稿者名:G-A-JUN
投稿日時:(01/ 9/15)

・・・何か早速壊れてしまいそうです。(もともとだけど)
・・・とりあえずもしよろしければ読んでみてください。

雨の日の事務所(後編)
シロは横島と一緒に歩いていた。
「おいおい、お前自分の傘ぐらい使えよ2人で入ると狭いしぬれるだろ。」
「平気でござるよ。」
シロは横島にくっついていた。
「しょうがないな。」
横島は苦笑していた。弟子といってもこういう風に歩くのは多少恥ずかしさがあったがここまで自分を慕ってくれていると思うととてもうれしいのだろう。
幸い雨の日のためあまり人とすれ違うこともないので少しは安心して2人で歩くことができた。
「どうしたんだシロ?いつもなら走り回るはずなのに今日は俺に合わせてゆっくり歩いているが。」
「先生と少しでも長く一緒にいたいでござる。」
「よくそんなに俺のことを慕うことができるよなぁ。」
横島は少し不思議に思いながらシロに聞くように話した。
「当然でござるよ。横島先生は拙者の先生だからでござる」
(・・・う〜んもし俺がGSにならなかったらシロは俺のことをどう思っていたんだ?・・・止めよ考えると悲しくなりそうだ。)
こんな調子で歩いていたらやがて目的の公園にたどり着いた。
「・・・ここでござるな。」
「しかし何で公園にワニの霊なんかでるんだ?」
「とりあえず何処にいるか探してみるでござる。」
「ああ。頼む。」
シロは霊波を探り始めた。
「!!」
シロが何かをとらえたようだ。
「どうした?見つけたのか?」
「あそこの池の中のようでござる。」
「よし。とりあえず行ってみるか。」
2人は戦闘体勢に入った。
やがて池からワニの霊が出現した。
「大した霊力じゃないな。」
池から飛び出してきたワニの霊を横島は容易く霊波刀で斬った。
「よし。これで終わったな。じゃあ帰るか。」
そう言って横島は振り返った。
「!!まだ何かいるでござる!!」
「何!?」
横島はすぐに振り返ろうとしたが突如池から伸びてきた人間のような手で足を捕まれてそのまま池に引きずり込まれそうになった。
「うわ!!しまった!」
「先生!!」
シロはとっさに霊波刀を出現させ池から飛び出している腕を切り落とした。
すると斬った場所から横島を掴んでいた手が消滅していった。
「わりぃなシロ。助かったぜ。」
池から片腕が無くなっている人間の霊が出てきた。
その瞬間すぐに横島はハンズ・オブ・グローリーを一直線に伸ばして一気に胴体を貫いた。
「はぁ・・・はぁ・・・さすがにこれ以上はいねぇだろうな。」
「・・・大丈夫でござるよ。他に霊気は感じられないでござる。」
「そうか。にしても一体だけだと思ってすっかり油断しちまってたぜ。」
「先生。この後はどうするんでござるか?」
「別に何もないし後は帰るだけだ。」
「じゃあ帰ったら一緒に遊んで欲しいでござる!」
「そうだな。今日はお前に手伝ってもらったし、別に俺もこの後は暇だし久しぶりにそうするか。」
横島は笑いながら答えた。
「ホントでござるか!!じゃあ早く帰ろうでござる!!」
シロは横島の腕を引っ張りながら歩いた。
「おいおい、ちゃんと傘に入れよぬれるぞ。・・・って言ってももう充分ぬれたか。」

やがて、事務所に帰ってきた2人
「美神さーん!除霊終わりましたー!」
「ただいまでござるー!!」
「お帰りなさい横島さんシロちゃん。2人とも随分ぬれちゃってますね。ちょっと待っててください。今タオルを持ってきますから。」
そう言ってすぐに2枚のタオルを持ってきた。
「おキヌちゃんありがとう。」
「ありがとうでござる。」
そして2人は室内へと入っていった。
「お疲れさん。とりあえず連絡しとくわね。」
「ただなんかもう一体いましたよ。」
「ふ〜んじゃあそれも連絡しといてあげるわ。」
そう言って依頼先に電話をかけ始めた。
「先生早く遊びたいでござる。」
「じゃあそうするか。おキヌちゃんやタマモはどうする?」
「そうですね。今日は何もないですしみんなで何かを楽しむって言うのもそんなにないですし。久しぶりに楽しみましょう。」
そう言っておキヌは台所から紅茶や菓子を持ってきた。
「じゃあみんなで遊ぼうでござる。」
そして除霊終了後から夕食まで事務所のメンバー全員が参加した。
美神も珍しく参加したため賭が始まりそうになったがなんとかそれをやめさせ普通に楽しんだ。
そして夕食終了後
「じゃあ今日はこれであがります。」
「横島さんお疲れさまでした。」
「先生また明日でござる。」
横島は帰っていった。
この日はこれで幕を閉じた。

翌日
昨日の天気が嘘のように晴天となっていた。
シロは当然よろこび昨日の分の散歩もやるような勢いではしゃいでいた。
当然それに比例して横島も散歩が終わり事務所に着く頃にはぐったりしていた。


fin

・・・何かよくわからない状態で終わってしまった。
やらなかった方が良かった気が・・・
とりあえず次回からはまた自分の本作の方でがんばりますんでどうかこれからもよろしくお願いします。



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