ザ・グレート・展開予測ショー

会えてよかった!!(タマモ)


投稿者名:ユカ
投稿日時:(01/ 9/ 7)

 またまたへぼっち〜けど、こんなのもアリかなって思います。
未熟ですが、頑張ります。

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「美神さんと横島とおキヌちゃんは仕事だしさぁ・・・」
 彼女は一人でとぼとぼと商店街を歩いていた。
「シロは一人でどっかに散歩に行っちゃうしさぁ・・・!」
 しっぽのような髪の毛が風になびいている。
「・・・暇なのよ!!」
 
 そう、タマモは一人で留守番するはめになっていたのだ。しかしながら、家に一人でいても楽しい事は無く、しょうがなくお金は持っていないが泣く泣く一人で商店街でも散歩しようかな、なんてことになったのだった。
 「だいたい!!お金も無いのに一人で商店街で何をしろって言うのよ〜!やめやめ、お金持ってないし、帰ろ・・・」
 その時、タマモは何かのにおいを感じた。
「!!???こっ、このにおいは・・・!!」
「おう、姉ちゃん!安いよ〜今届いたばっかりさ!買っていきなよ〜!」
 店のおじさんが言った。なんと皮肉な事に、油揚げの産地直送展をしていたのだった。
「あ゛ぁ゛っ!!あ、油揚げ・・・。お金持ってないのよ。何でこんな時に・・・!?おじさん、一枚いくらなの??」
「安いよ!!一枚20円だよ!買った買ったぁ!!」
 威勢のよいおじさんの声とは裏腹に、タマモが力なき声で言った。
「おじさん、タダにまけてよ・・・」
「・・・・・それはできねぇよ・・・姉ちゃん・・・。」
「お願いっ!!!」
「いや、こっちも商売だからよお・・・」
 ・・・・と、二人の紛争は続いていた。その時!
「おじさん、二枚ちょうだい。えっと、40円だよね?」
 と一人の男の子が言った。
「ちょっと!人が(私は人じゃないけど)お金ないって言ってるそばで二枚も買わないでよ!!」
 タマモが振り向きざまに男の子に言った瞬間、
「あ!あなたは・・」
「久しぶりだね、タマモちゃん!!」
「真友くん!?」
「そうだよ!真友だよ!」
 店のおじさんは真友に二枚の油揚げを渡した。
「あいよっ!また買ってくれよな!」
「タマモちゃん、今暇かな?ならあっちの公園に行かない?」
「いいわよ、私も暇してたの。」
「これ、二枚買ったから一緒に食べよう!」
「ほんとに!?ありがとう!」


 二人は商店街からほんの三分くらいの所にある公園へ行った。ちょうどベンチが空いていて、そこへ二人は座った。
「あんな所でタマモちゃんと会えるなんて、ほんとに思わなかった。正直、もう一生会えないんじゃないかなって思ってたんだ・・・。」
「私も・・・いきなり真友君がいたからびっくりしたわ。一瞬誰かわからなかったの。」
 それもそのはずであった。しばらく会わないうちに真友はタマモと初めて会ったときよりも身長がのびて、ちょっぴり大人っぽくなっていたのだった。
「真友君、なんか大人っぽくなった。ちょっとかっこよくなったよ!」
「ほ、ほんと!??」
 真友は顔をちょっと赤くして少し照れている様子だった。
「そうだ!!真友君、あれからちゃんと元気でやってる?」
「うん。おかげさまでね。僕はいつも元気だよ!今の生活にもかなり慣れたしさ!」
「よかった。強い真友君でよかったねっ!」
「こうなれたのもあの時のタマモちゃんのおかげなんだよ。あ!油揚げ、せっかく買ったんだ。食べよう!」
 真友は一つをタマモに渡した。
「あ・・・ごめんね。お金持ってなくて買えなかったの。今度返す。」
「え!いいよいいよ、ほんの20円くらい、どーってことないよ☆」
「ほんとに?ごめんね、ありがとう!」
「・・・あの時言ってたよな・・・。タマモちゃんは妖怪なんだよね?油揚げが好きってことは・・・妖狐?」
 油揚げを一口かじって言った。
「正解!・・・あの時から思ってたんだけど、私妖怪だよ?怖くないの?」
「怖い?どうして?タマモちゃんのどこが怖いのさ?僕はタマモちゃんといると楽しいよ!」
「ありがとう!」
「さっきからタマモちゃんお礼いってばっかりだよ!お礼を言いたいのは僕の方だよ。ありがとう。」
「どうしてお礼を言うの?」
「・・・約束、守ってくれた。またあそぼうっていうさ。」
「真友君も同じよ!」

 いつのまにか、太陽が赤く染まっていた。

「遊園地で出会った時からしばらくたって、僕の身長伸びたけど・・・やっぱりまだタマモちゃんより小さいんだ。」
「そんなの関係ないわよ!気にしないでっ!」
「・・・・あのさ、今日の油揚げのお金、返さなくていいかわりにまた約束して。また会おう!約束だぞ!!」
「いいわよ。・・・じゃあ、約束のしるしにこれ、あげるわ!」
 タマモはそう言うと、地面に落ちている葉っぱを二枚拾った。
ポン!!と音をたてて、葉っぱが変化した。
「あ・・・。これは・・・。」
「うふふ、かなりちっちゃいけど・・・。覚えてる?あの時のはもうしぼんじゃったけど、これはしぼまないわ!油揚げの代わりよ。約束のしるし。」

 二人の手のひらには、小さな風船が乗っていた。もちろんしぼむことはない。

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 長いですが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。 
なんか、未完成って感じかもしれません。が、もっとこれから修行します。
         ユカ

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