ザ・グレート・展開予測ショー

かけおち その9


投稿者名:いたけし
投稿日時:(01/ 9/ 6)

キンコーンカーンコーン、キンコーンカーンコーン
ふぅ〜、やっと終わった
明日から仕事もないし学校も休み、この連休をどう使おうかな
お〜と、その前に愛子と買い物があったな
「お〜い愛子、買い物に行こうぜ」
そう愛子に呼びかけると
「ちょ、ちょっと待って、今帰りの用意するから」
そう言って愛子はいままで学校にあった、私物を紙袋に詰め込んでいた
「ちょっと、ちょっと〜横島君、愛子なにやってるかわかる!」
そんことを後ろから言い出してきたのは愛子の親友の聡美だった
「なにって、自分の物を袋に詰め込んで帰るところだろ」
あまり深読みをしなかったので見たとおりのことを言ってみた
「ちっちっちっ、わかってないな〜横島君は、愛子にねいっしょに暮らそうって言ってくれた彼氏ができたんだって」
その話は朝聞いていたのでわかっていたが
「ええっ!そっそうなのか!」
動揺してしまった
「その彼ね〜、昨日愛子を家に泊めたのになにもしなかったんだって、それってさ、やっぱり愛子を大事にしてるからだと思わない、興味がなかったらいっしょに暮らそうなんて言わないし」
そうなのか自分で泊めといてわからん
「だから愛子さぁ、いままで学校に住んでたでしょ、それで今日から彼氏の家で暮らすことになったから自分の物いろいろ詰めてんのよ、見てみ〜あの愛子の顔、幸せすぎるわよね〜」
「そっそうだな」
見てみるとすごくいい笑顔だな〜カワイイかも
「だからね〜横島君、愛子を誘うのもほどほどにしないと、愛子の彼に嫉妬されちゃうわよ〜」
「あっああ、今度から気〜つけるよ」
「ふふふ、それじゃ〜ね、横島君、愛子」
その彼ってのは俺だよな
「ふふふ、おまた〜」
「ううん、今来たところ、ってちが〜う」
「な〜んか、デートみたいね、青春だわ」
「おい、早く行くぞ、店が閉まってしまう」
「じゃあ、早く行きましょう」



「ふぅ〜、これくらいあれば大丈夫かしら」
女の子が使うような歯ぶらしにコップに茶わん、クシ、はし、くつした、ブラジャー、下着などなど
「くそ〜、こんなの買うところ、知り合いに見られたら俺は変態扱いされてまう」
(もう、とっくに変態だと思われてると思うけど)
「じゃあ、会計済ませてくるから外で待っててくれ」
「うん、わかったわ」
外へ出ていったのを確認してから、周りの目を気にしてレジへ向かう
ふぅ〜、なんとかだれにも会わずにレジこれたな
ひと安心と
「あれ、横島さんですか、こんばんは」
「うわぁ〜〜、こっ小鳩ちゃん、バ・・バイト?」
「はい今日から、あの商品をお預かりいたします、え〜と歯ぶらしにコップに茶わん、はしとくしとくつしたと・・・」
ああっ、神様はなんで俺なんかにこんな不幸を
「よっ横島さ・・ん、こっこれはまっまちがいですよ・・ね?」
こんなことになるんだったら愛子といっしょに並べばよかった
なんで気がつかなかったんだ〜
「ううん、それも必要なんだ」
小鳩ちゃんは顔があおくて今にも倒れそうだった
俺はすぐにお金を払ってこの場から立ち去った
「おかえり〜、さあ帰りましょ」
ルンルン気分の愛子だが今の俺は人間としてなにか捨ててしまったような気がする

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