ザ・グレート・展開予測ショー

黒(その十一)


投稿者名:NATO
投稿日時:(01/ 9/ 6)

「それからどんな事を話したのかは、結局教えてくれなかったんですよ。なんでもこれだけは言えないって。」
夏子は言った。
「でも、銀一君が転校していくときに、その事を聞いたとき改めて横島君が好きになったんですよね。前から思ってはいたんですけど、横島君って自分の為と思ってした事が、結果的に人を助ける事になるって言うか、なにか不思議な人格みたいのがあるんですよね。そのおかげで友達もたくさんいたし、銀一君もあれからクラスのみんなとなかよくなれた。
・・・結局告白もできないまま彼が転校して行っちゃったのは今でも心残りなんですよね」
横島の子供時代など思いもしなかった事なので、皆食い入る様にして聞いていた。
・・・ただ一人を除いて。

コノヒトハワタシノシラナイヨコシマサンヲシッテイル・・・

キットワタシノシラナイヨコシマサントオハナシシテ・・・

ワタシノシラナイヨコシマサントトナリニアルイテ・・・

ワタシノシラナイヨコシマサンニワライカケラレテ・・・

ワタシノシラナイヨコシマサント・・・

「どうしたのでござるか?おきぬどの?」
シロがおきぬの様子がおかしいのにきずいて問う。
「・・・なんでもないから、大丈夫よ。」
おきぬが無理に笑顔を作る。
それにきずいたシロが首をひねるが、さすがに何を考えているのかも、何を言ったらいいのかも分からず取り敢えず口を閉じる。結局その後もおきぬの表情が変わることは無かった。





そして3日後
「な、なにこれ全然駄目じゃない!」
美神が思わず悲鳴を上げる。
「ケケケ、たかが人間ごときに押さえられるほど俺様はやわじゃないんだよ。あんたが中途半端に宿を浄化しやがったから居心地悪くなってでてきてやったんだよ!責任とってあんたに器になってもらおうかね。」
「ふざけないで!だれがあんたなんかに」
美神が叫ぶのと悪魔がおきぬにきずくのが同時だった。
「ほう、いいやつがいるじゃねーか。お前の体しばらくかりるぜ。」
おきぬに悪魔が入り込む。
「「おきぬちゃん(どの)!!」」

ワタシノシラナイヨコシマサント・・・アイシアッテ

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