ザ・グレート・展開予測ショー

ドクターカオスの珍発明4


投稿者名:KUMAさん
投稿日時:(01/ 9/ 6)


キキキキーーバタン!ドタドタドタ「カオス、横島クン、いるーっ」ドクターカオスの部屋のドアが勢い良く開けられる。
部屋の中はもぬけの殻だった。「しまった。遅かったか!」唇を噛む美神令子。
すぐに携帯電話でオカルトGメン本部にいる母親のオカルトGメン隊長、美神美智恵に連絡を取る。
「ママ、横島クンとカオスに逃げられたわ」
「わかりました。でも時間的にいってそれほど遠くには行ってないでしょう。令子あなたは一度本部に来て頂戴。彼らの行方はこっちで追います。」
「わかったわ。ママ、そっちに向かいます」
美神は携帯電話をしまうと、愛車コブラを駆って東京都庁地下のオカルトGメン日本支部の本部に向かった。
実は美神たちの行動はオリジナル横島に筒抜けだったりする。人工霊横島の数人が姿を消してレギュラーメンバーの動向を見張っているからだ。
ちなみに先程、美神のバスルームを覗いていたのも人工霊横島の一人だったりする。
彼のテレパシーによる連絡によって、オリジナル横島は美神がカオスのアパートに来る前に先手を打てたというわけである。

オリジナル横島は人工霊横島たちを使って、常日頃からチェックしていた町中の美人のねーちゃん達を覗かせていた。そして、その覗いている光景を人工霊横島たちにテレパシーで送らせていたのだ。
女学校、会社、鉄道etcあらゆる所で不埒な悪行、狼藉三昧の人工霊横島たちであった。しかもオリジナル横島と同じ行動パターンだから更に始末が悪い。
その覗きに励んでいる人工霊横島たちが色々なところで目撃されて、町中大騒ぎになったのである。
エミも入浴中を人口霊横島の一人に覗かれたのだが、そこはエミも一流の霊能者、すぐに気付き撃退したのだった。
エミは最初、覗いていた横島は彼の煩悩が暴走して、自分を覗きに来た横島の生霊かと思ったらしい。エミ曰く《横島も可哀想に、別にへるもんじゃなし、令子も横島に自分の裸の一つも見せてやりゃいいのよ》
【美神さんが素直に見せるわけないでしょ。エミさん】by作者
風呂から上がると弟子のタイガーが「変なんですじゃ。エミさん」と首を傾げながら話し掛けてきた。
「何が変なワケ」「じつはですのー、横島さんの霊体が何人もいるように感じるんですじゃ」タイガーの精神感応はGSの中でも飛び抜けて強い。
そのタイガーが言うことなのだ。そしてエミも先程の横島のことが気になっていた。
そして美神の事務所に電話をかけて横島の事を聞いたのだった。「ドクターカオスが関わっていたワケ」呟くエミ。エミの嫌な予感はどんどん大きくなっていく。
念のためエミはオカルトGメンの美神美智恵にも連絡を取っていた。
エミの連絡を受けて、事態を重く見た美智恵はカオスのアパートに向かっている娘に連絡してカオスと横島の身柄を確保するように要請したのである。逃げられたが。
【ふーっ前回の伏線の説明終わり】by作者

「ふっ、ふっ、ふっ、遂にその外道の正体を現したな横島クン。君はこのボクが、この西条輝彦が霊剣ジャスティスとともに天に代わって滅ぼしてくれる!はーはははっ!!!」【返り打ちじゃ西条】by横島
この一人で不気味に盛り上がっている西条の周りにいるオカルトGメン職員は、もはや毎度のこととでもいう様に職務に励んでいた。



―つづく―

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