ザ・グレート・展開予測ショー

かけおち その8


投稿者名:いたけし
投稿日時:(01/ 9/ 4)

「もう青春じゃあ、割り切れないわね、ふふふ」
そう、つぶやきながら私は横島クンの家と学校をつなぐ道を歩いている
昨日、切り離した机を背負って学校へ向かう
ふふふ、横島クンのおかげで机と離れたなんて知ったら、みんな驚くだろうなぁ〜
ちょっと、楽しみかな
今日から学校に登校することになったし
あれもこれもみ〜んな、横島クンのおかげ
あ〜あ、早く横島クンといっしょに登校したいな
「あれ〜、愛子、おはよ〜」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえる
「おはよ〜聡美」
友達の聡美(さとみ)、私とは親友と言っていいほど仲がいい
「めずらしいね、愛子が登校してくるなんて、はは〜ん、さては誰かさんの家に泊まったわね」
「えっええ、まあ」
「男でしょ、とうとう愛子にも彼氏ができたか、すみにおけないわね〜このこの、いっしょに登校していないところをみると、この学校の男じゃないわね」
「(ポッ)彼氏ってゆ〜うかまだそんなんじゃ・・・」
「あっ、チャイムがなっちゃう、続きは学校で、ほらほらのろけてないで、急がないと遅刻しちゃうよ〜」
「あっまってよ〜」



キンコーンカーンコーン、キンコーンカーンコーン
授業が始まる、だけど眠いな〜
昨日、あんなことあったからな〜
ちょっとだけ、ちょっとだけ眠ろう
ちょっとだけだから、ごめんなさい先生
スースースー
「愛子、起きて愛子、さっきの続ききかせてよ」
「あっ聡美、あれ、もう休み時間」
どうやら、授業中ずっと寝ていたようだ
「ねえねえ、それでさぁ、彼氏とは、どこまでいったの、泊まったってことは、いくとこまでいったんでしょうね」
「ううん、今日は遅いから泊まってけってだけでなにもなかったわよ、それにまだ彼氏ってなわけじゃないし」
「ほんと〜それだけ〜、でも泊まってけって言ってなんもしないなんて、まったく愛子に興味がないとか」
「あっでも、これからいっしょに住まないかって言ってくれた」
(ポッ)顔が真っ赤になっちゃう
「へぇ〜、じゃあ愛子に興味が無いわけじゃなさそうね、でなんて答えたの?」
「うん、って」
「え〜、じゃあ愛子そのひとのこと好きなの」
「うん、私の片思いだけどね」
「でもいっしょに暮らそうって言うくらいだから、きっとその人も愛子に気があるわよ」
「ほんと〜、ほんとそうだったら、嬉しいな」

「おいどうした、横島、顔が赤いぞ」
「いつも、仕事に行ってるのに、急に休みになって調子がでないんじゃないですか」
「保険室で休んだほうがいいんじゃないですカイノー」

「えっなななんで横島クンがここにいるの」
「あっ愛子、寝てたからわかんないか〜、なんでもね〜突然仕事が休みになったらしくて、授業の途中に来たんだよ」
「はっ」
「は?」
「恥ずかしい、キャャャァァーーーーーーー!!」
「愛子、ちょっと、なに叫んで教室からとびだしてんのよ」

「みっ見ました今の」
「愛子さんの体と机が離れてましたノー」
「俺ちょっと、保険室いってくるわ」
「あっ横島さん、ひとりで大丈夫ですか」
「ありがとう、ピート、ひとりでも大丈夫だから」
「そうですか」

「ううっ、本人の前であっなこといっちゃって、嫌われたらどうしよう」
「嫌いになるはずないだろ」
「よっ横島クン」
「あんなこと言われて、嬉しくなる奴はいても、嫌いになる奴はいないよ」
「ほんと〜、本当にホント」
「ああっでなきゃ、いっしょに暮らそうなんて言っても取り消すって、あっそうだ、帰りお前の生活必需品買いにいかないといけないから、買い物につきあってくれ」
「うんっ、喜んで」
そういって帰りにふたりで買い物に行くこととなった

俺は愛子のこと好きなのか?

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