ザ・グレート・展開予測ショー

犬飼ポチの復讐(15)


投稿者名:G-A-JUN
投稿日時:(01/ 9/ 2)

横島は右手に霊力を込めて双文珠を作り出した。
「よし!思った通りだ。」
「横島。文珠を使うの?美神さんに止められてたじゃない。」
「別にこれはそんな簡単に消えるわけじゃないし、そう何度も使うつもりはないさ。それに今ここでシロが戦えなくなったらそれこそ犬飼とまともに戦うことができなくなるだろ。」
横島はシロと天狗の戦いを見ていたとき自分が何もできないことを悔やんでいた。
天狗との戦いのためだけで文珠を使ってはいけないと言うことをよく理解していた。
そして今初めてシロの替わりに戦うということで文珠を使う意味が本当に現れると思っていた。
自分の大切な弟子が無理をして戦って苦しんでいる姿をこれ以上見たくない。
自分がそれを替わってやりたいと思っていた。
自分がどこまで戦えるかはわからないがなんとしてもシロのためにも勝ってみせる。
そういう感情が今の横島にはあった。
横島はシロの方に歩いていった。
「大丈夫かシロ。」
「先生。・・・すみませんでござる。やっぱり先生に助けてもらうしかないんでござるな、拙者は。」
シロは申し訳なさそうに横島に言った。
「別に謝ることはないさ。とりあえず少し休んでろ。」
「少し休んだらすぐに先生に加勢に行くでござる。その間までがんばってくだされ、横島先生。」
「加勢はありがたいが、なるべく俺ひとりで勝てるようがんばるから無理はするなよ。」
横島はシロをタマモがいるところまで運んだ。
「大丈夫なの横島?」
心配そうに横島に聞いた。
「多分なシロのためだし、それよりたまに狐火を撃って援護してくれるか?俺と天狗が接近しているときでも構わないから。」
「なっ!?横島、あんた何考えているのよそんなことしたらあんたも巻き添えを喰らうじゃない。」
「だってそれしかあいつに当てられないだろ。俺は大丈夫だなんとか避けてみせるから。・・・まぁ連発はこまるけどな。」
横島はタマモを安心させようと少し笑いながら言った。
「わかったわ。ただし責任はとらないからね。」
タマモは横島が自分を気遣っているのだろうと思いおとなしくそれに従うことにした。
「そろそろ始めたいのだがよいか?」
天狗は横島たちの様子を平然と見ていた。
いやあえてそう見ようとしていた。
感情に負けて甘さで勝たせたとしてもそれは自分が感情に振り回されているからに過ぎない。
それは自分がまだ未熟だと言っているようなものだ。
天狗はそう考えていた。
最もこんな考えをすること自体自分もまだ未熟なのだろうと思っていた。
天狗はこういうことを考えるのはもうやめにして冷静に戦うのだと気を引き締めた。
「ああ。待たせたな。」
横島は右手持っていた双文珠を左手に持ち替えて再び霊力を込めて今度はハンズ・オブ・グローリーを出現させ霊波刀の形状にして構えた。
「なるほど、シロが貴様を師と呼ぶわけがわかったぞ。確かにシロの霊波刀の出力を大きく越えている。しかし拙僧にそれを当てることができるかな。貴様にはシロ程の素早さはない!!」
「じゃあそれ以上の速さを出してやるぜっ!!」
横島は霊力と気合いを込めて双文珠に加速と入れた。
(さすがに龍神の籠手とかが無いと超加速は無理だろうな。それに2つも文珠を使うわけにはいかないしこれが無難だろう。)
「なるほどそういう手で来たか。ならば手加減は無用だな!!」
天狗の霊力が一気に上昇した。
「行くぞ!!」
横島と天狗は互いに相手に突っ込んでいった。


___(16)に続く___

・・・なんか結局戦闘が次回に引き延ばしになってしまった。
やっぱ何故かこういうシーンを書いてるとセリフが減っているような気が・・・
それにしても戦う相手が違う!!(今回戦わなかったけど・・・)
下手すると今頃おキヌちゃんのヒーリングで全員治ってるんじゃないか?
(そしたら天狗と戦う意味がないじゃん!?)
とりあえず天狗が必要になるように考えているけど・・・この先ホントどうしよう?



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